イギリスのパブ文化をめぐる旅で、絶対に一度は味わってほしい至高の1本があります。それが、ノース・ヨークシャーの名門醸造所が造る伝説のオールドエール、「シークストン・オールド・ペキュリア(Theakston Old Peculier)」です。
今回は、グラスに注いだ美しいルビー色の外観から、その気になる味の感想、 historical(歴史的)で少し風変わりな名前の由来まで、魅力をたっぷりとブログでご紹介します!
1. シークストン・オールド・ペキュリアとは?(アルコール度数や特徴)
1827年創業という長い歴史を持つ「シークストン(Theakston)」醸造所。彼らが手がけるこのビールは、パッケージに「The Legend(伝説)」と刻まれている通り、世界中のビールファンから愛され続けているイギリスビールの傑作です。
まずは、このビールの基本情報をチェックしてみましょう。
- ビールスタイル: オールド・エール(Old Ale)
- アルコール度数: 5.6%
- 色合い: 深みのある美しいダーク・ルビーカラー
イギリスのパブで定番の「ビター(リアルエール)」はアルコール度数3〜4%台が多いですが、こちらは5.6%とやや高め。しっかりとしたボディと、豊かな飲みごたえを楽しめるのが特徴です。
2. 実際に飲んでみた!味の感想とテイスティングレビュー
グラスに注ぐときめ細やかな泡が立ち上り、一気に芳醇な香りが広がります。
濃厚なダークフルーツと麦芽の甘み
ひとくち口に含むと、まず押し寄せるのがレーズンやデーツ、干しブドウを思わせる濃厚なフルーティーさ。それに重なるように、トフィーやキャラメル、そしてほんのり香ばしいロースト麦芽の甘みが口いっぱいに広がります。
まろやかで奥深いコク
苦味は穏やかで、とにかくモルト(麦芽)のコクが主役。アルコール度数5.6%の温かみと、フルボディならではのまろやかな口当たりが心地よく、ゆっくりと時間をかけて味わいたくなる美味しさです。
美味しく飲むコツ:
キンキンに冷やすよりも、少し高めの温度(10〜12℃前後)で飲むのがおすすめ。冷えすぎていない方が、このビールの持つ複雑な香りと豊かな風味がグッと引き立ちます。
3. 「オールド・ペキュリア」という名前とパブの歴史
このビールの面白いところが、一度聞いたら忘れない「Old Peculier」という名前です。「Peculiar(奇妙な)」という一般的な綴りではなく、「Peculier」となっています。
これは、醸造所があるマシャム(Masham)という町が、中世の時代に大司教の管轄から独立した独自の裁判権を持つ「特別区(Peculier)」だったという歴史に由来しています。
ラベル中央に描かれている印象的なイラストは、その当時の公式な印章(紋章)をモチーフにしたもの。イギリスの歴史あるパブや、地域の深い伝統をそのままボトルに閉じ込めたような、ロマンあふれる背景もこのビールの隠し味ですね。
まとめ:イギリスの伝統を感じる贅沢な1本
「シークストン・オールド・ペキュリア」は、ただのビールという枠を超えて、イギリスの豊かなパブの歴史と、職人のこだわりを五感で楽しめる特別なエールです。
- 濃厚でコクのある黒ビール系の味が好きな方
- イギリス旅行で本場のパブ文化を体験したい方
- ちょっと贅沢で伝統的なエールを試してみたい方
に、心からおすすめしたい1本です。見かけた際は、ぜひじっくりとその奥深い味わいを堪能してみてください!



コメント