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ロンドンからも日帰り可能な古都ウィンチェスター!ニューミルトンから1日旅に行ってきた

イギリス

かつてイングランドの首都として栄えた歴史ある街、ウィンチェスター。ロンドン(ウォータールー駅)から列車でわずか1時間と日帰り可能なスポットとしても有名ですが、私たちは今回、南海岸のニューミルトンから日帰りで旅してきました!実はニューミルトンからも車や列車でアクセスしやすく、1日かけてのんびり巡るのに最高のロケーションです。

大都市からの日帰り旅とはまた一味違う、落ち着いた目線で出会ったウィンチェスターの魅力。ヨーロッパ最大級の「ウィンチェスター大聖堂」や、アーサー王の伝説が遺る「グレート・ホール」、そして美しく透き通ったイッチェン川沿いのフットパスまで、私たちが実際に歩いて、見て、感動したおすすめスポットをリアルな体験談とともにお届けします。

🇬🇧 Read this article in English: An Unmissable Winchester Day Trip Guide: Exploring Medieval History and Scenic Walks from New Milton

イングランドの古都ウィンチェスターとは?その歴史と魅力

ウインチェスター鉄道駅
ウインチェスター鉄道駅

ロンドンから南西に位置するハンプシャー州ウィンチェスター(Winchester)は、中世の面影を今に伝える美しい古都です。9世紀のアルフレッド大王の時代にはウェセックス王国の首都であり、11世紀にノルマン人が征服した後も、しばらくはロンドンと並ぶイングランドの重要な中心地として栄華を極めました。

現在のウィンチェスターは、当時の壮大な歴史を色濃く残しながらも、豊かな自然と洗練されたショップが融合した非常にコンパクトな街。主要な見どころが駅から徒歩20分圏内にギュッと集まっているため、ゆっくり歩いて文化と自然を深く味わう「Slow Travel(スロートラベル)」に最適な場所となっています。

ニューミルトンからウィンチェスターへのアクセス方法(列車・車での行き方)

ニューミルトン鉄道駅プラットフォームに入るウインチェスター行きの列車
ニューミルトン鉄道駅プラットフォームに入るウインチェスター行きの列車

南海岸のニューミルトン周辺からウィンチェスターへは、列車でも車でも非常にスムーズにアクセスできます。

列車(Train)でのアクセス:所要時間とルート

ニューミルトン(New Milton)駅からウィンチェスター(Winchester)駅までは、サウス・ウェスタン・レールウェイ(South Western Railway)の直行列車、またはサウサンプトン・セントラル駅(Southampton Central)乗り換えで、片道約45分〜1時間です。本数も定期的に出ているため、時刻表を気にせず気軽に列車旅を楽しめます。

車(Car)でのアクセス:おすすめの駐車場とドライブ情報

車で向かう場合は、A35やM3を経由して約45分〜50分のドライブです。ウィンチェスター市内中心部は歴史的な細い道が多く、駐車場も混雑しやすいため、街の郊外にある「パーク&ライド(Park & Ride)」の駐車場を利用するか、駅周辺の大型駐車場に停めて徒歩で中心部へ向かうのが一番ストレスがなくておすすめです。

実際に歩いて感動!ウィンチェスターでおすすめの観光スポット&見どころ

ここからは、私たちが実際に足を運んで感動したウィンチェスターの厳選観光スポットをご紹介します。

ウィンチェスター大聖堂:ジェーン・オースティンが眠る荘厳な空間

ウィンチェスター大聖堂
ウィンチェスター大聖堂
ウィンチェスター大聖堂入場料
ウィンチェスター大聖堂入場料

街のシンボルである「ウィンチェスター大聖堂(Winchester Cathedral)」は、11世紀に起源を持つヨーロッパ最大級のゴシック様式の大聖堂です。

ウィンチェスター大聖堂の外にある回廊
ウィンチェスター大聖堂の外にある回廊

イギリスを代表する作家ジェーン・オースティンが眠る墓碑や記念碑があることでも有名。

ウィンチェスター大聖堂の横にある小さな庭園
ウィンチェスター大聖堂の横にある小さな庭園

ウィンチェスター大聖堂建物の脇には回廊があり、ぐるっと歩いて行くと小さな庭園がありました。

庭園のバラ越しに見る大聖堂
庭園のバラ越しに見る大聖堂

こぢんまりした庭園ですが、ていねいに手入れされていてゆっくり過ごすことができました。

石造りのベンチの下にワンちゃんの石像が

グレート・ホール:アーサー王の伝説「円卓」を間近で見る

グレートホール
グレートホール

ウィンチェスター城の遺構の中で唯一現存しているのが、13世紀に建てられた大広間「グレート・ホール(The Great Hall)」です。

グレートホール周辺の建物も年季が入っていて美しい。写真を撮る手が止まりませんでした。

ウルブジー城跡:中世の栄華を伝える無料の宮殿遺跡

ウルブジー城跡
ウルブジー城跡

大聖堂から少し歩いた場所にある「ウルブジー城跡(Wolvesey Castle)」は、中世に絶大な権力と富を誇ったウィンチェスター司教の華麗な宮殿跡です。現在はイングリッシュ・ヘリテッジ(English Heritage)によって管理されており、なんと無料で敷地内を自由に見学することができます。

ウルブジー城跡
ウルブジー城跡

1554年にメアリー1世とスペイン国王フェリペ2世の結婚披露宴が行われた場所でもあり、歴史の表舞台を感じさせる石造りの頑丈な城壁が美しく遺されています。観光地化されすぎておらず、静かな遺跡の中で時の流れを感じられる穴場スポットです。

私的には、ここが一番のハイライトでした。動画にもボリュームたっぷり撮ってあるので、見てみてください。

ウィンチェスター日帰り旅行

ナショナルトラスト・ウィンチェスター・シティ・ミル:清流イッチェン川沿いの最古の水車小屋

水車小屋

街の東端を流れるイッチェン川のせせらぎ沿いにあるのが、ナショナルトラストが管理する「ウィンチェスター・シティ・ミル(Winchester City Mill)」です。イギリスで現存する最古の稼働可能な水車小屋の一つとされています。

ホックリー鉄道高架橋:イッチェン川の谷間にそびえる、知る人ぞ知る壮大な産業遺産

ホックリー鉄道高架橋
ホックリー鉄道高架橋

中心部から清流イッチェン川沿いのウォーター・メドウズ(水生田園地帯)を南へ30分ほどのんびり歩いていくと、突如目の前に現れる巨大なコンクリート製の遺構、それが「ホックリー鉄道高架橋(Hockley Railway Viaduct)」です。19世紀末に開通し、1960年代に廃線となったこの鉄道橋は、現存するイギリス最古級のコンクリート製高架橋として歴史的価値が高く、現在は保護建築(グレードII)に指定されています。

緑豊かなイングランドの田園風景の中に、33ものアーチがどこまでも美しく連なる姿は圧巻の一言。近年修復が行われ、かつて列車が走っていた高架橋の上は、現在フットパス(遊歩道)およびサイクルルートとして一般開放されています。上を歩けば周囲の美しい谷が一望でき、下から見上げればその建造美に圧倒される、まさに歴史と自然が融合したウィンチェスターの隠れた名スポットです。

ホックリー鉄道高架橋付近から街の中心への道
ホックリー鉄道高架橋付近から街の中心への道

ウィンチェスター大聖堂がある中心部からホックリー鉄道高架橋までは川沿いの遊歩道を歩くことができます。みずみずしい緑と清らかな小川沿いを歩いていると、それだけで気分がリフレッシュされました。

The Black Boy:ウォーキングの後に立ち寄りたい、風変わりで魅力的な隠れ家パブ

The Black Boy
The Black Boy

たくさん歩いた一日の締めくくりに訪れたのが、イッチェン川のすぐそばに佇む伝統的なパブ「The Black Boy」です。ここは観光地化されたパブとは一線を画す、地元の人々に愛される知る人ぞ知る名店。一歩足を踏み入れると、剥製やヴィンテージの看板、風変わりな骨董品が壁や天井を埋め尽くす、まるで秘密基地のような独特の世界観に圧倒されます。

サマーライトニング、ドラフトビール
サマーライトニング、ドラフトビール

どこか懐かしく居心地の良い暖炉のそばで、地元の伝統的なクラフトエールを味わう時間は格別。特におすすめはサマーライトニングです。

サマーライトニング(Summer Lightning)は、イギリス・ソールズベリー近郊のホップバック醸造所(Hop Back Brewery)が造る、数々の受賞歴を誇るゴールデンエールです。

夏用ビールの先駆けとなった銘柄で、アルコール度数は5.0%。淡いストロー色(麦わら色)が特徴で、東ケント産のゴールディングスホップによる爽やかなアロマと、キレのあるクリーンな苦味、そしてドライな後味が楽しめます。

屋外スペース

ピザやBBQなどのパブフードもリーズナブル。ウィンチェスターの奥深い歴史と、イギリスのユニークなパブ文化を肌で感じられる、大人旅のフィナーレに最高の場所です。

ロンドンからも日帰り可能!ウォータールー駅からのアクセスとショートトリップの魅力

ウィンチェスターの街並み

今回はニューミルトンからの旅日記としてご紹介しましたが、実はウィンチェスターはロンドンからの日帰り旅行先としても抜群の人気を誇ります。

ロンドンから列車で約1時間!アクセス抜群の1日観光ルート

ロンドンの主要駅であるウォータールー(London Waterloo)駅から、サウス・ウェスタン・レールウェイの直行列車でわずか約1時間〜1時間10分。1時間に数本運行されているため、ロンドン滞在中の「ちょっと都会を離れてイギリスの歴史に触れたい」という時のショートトリップにぴったりです。

駅に到着すれば、すべての見どころへ徒歩でアクセスできるため、レンタカーの手配も不要。効率よく、かつ贅沢なイギリスの地方都市の魅力を1日で満喫することができます。

まとめ:歴史と自然が溶け合うウィンチェスター日帰り旅を終えて

ニューミルトンから少し足を延ばして訪れたウィンチェスター。重厚な中世の歴史建造物と、フットパスを流れる清流の自然が見事に溶け合った、本当に美しい街でした。

コッツウォルズやオックスフォードほど混雑しすぎず、暮らすようにゆっくりと歩く大人旅(Slow Travel)にこれ以上ない場所です。ロンドンからも、南海岸エリアからもアクセス抜群のこの古都へ、ぜひあなたも特別な1日を過ごしに出かけてみませんか?

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