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【イギリスの日常】紅茶に始まり紅茶に終わる1日。イギリス人の夫の実家で知った本場のリアルな紅茶文化と家庭の暮らし

イギリス

暮らすように旅するイギリス。観光地では出会えない「本当の紅茶文化」を紹介します!

イギリス旅行の醍醐味といえば、豪華なホテルで楽しむ伝統的なアフタヌーンティーを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし、それはどこか観光客向けの、非日常の特別なイベント。

イギリス人の夫を持つ私が、現地のイギリス人の実家に滞在して目撃したのは、もっと温かくて、生活に完全に溶け込んだ「リアルな日常のイギリス紅茶文化」でした。

朝起きてからベッドに入るまで、地元の人が毎日どのようにお茶請けのビスケットを添えて紅茶を楽しみ、暮らしているのか。きらびやかなティーサロンのイメージを覆す、本場のリアルなイギリスの暮らしの風景と、家庭での紅茶の楽しみ方をレポートします。

🇬🇧 Read this article in English: 【Living Like a Local】A Day That Begins and Ends with Tea: Discovering the Real British Tea Culture at My Mum’s Home

イギリス人の1日は紅茶に始まり紅茶に終わる。お義母さんのリアルなタイムライン

イギリスの家庭に滞在して驚いたのは、その紅茶の消費量と、1日の中で紅茶を飲む回数の多さです。現地のお義母さんの1日は、まさに「紅茶のタイムライン」で動いていました。

朝の至福はベッドの上で。お気に入りの「ビスケット缶」とお茶の時間

イギリスの朝は、ベッドの中で飲む1杯の紅茶(アーリーモーニングティー)から始まります。お義母さんの1日の始まりはとってもチャーミング。

朝起きるとまずはキッチンへ向かい、温かいミルクティーを淹れます。そして、お気に入りの綺麗なブリキのビスケット缶(現地ではティンと呼ばれます)から、その日の気分でクッキーやビスケットをいくつか選び、なんとそれを持ってまたベッドへと戻るのです。ベッドの中でぬくぬくしながら、お茶とお菓子を味わうのが、お義母さんの最高に贅沢な1日のスタートです。

途切れない湯気と、おもてなしの「オファー」

お義母さんの常備ティー

その後も、朝食のお供に1杯、ランチに1杯、ランチの後に1杯……と、とにかく何かにつけてケトルでお湯を沸かす音が家の中に響き渡っています。

イギリスでは、近所の友人や親戚はもちろん、家の修理に来た業者さん(庭師さんなど)に至るまで、誰かが家を訪ねてきたら、挨拶代わりに「Cup of tea?(紅茶飲む?)」と声をかけてお茶をオファーするのが絶対の習慣。どんな時でも、まずは紅茶とお茶請けを用意して一息つくのが、イギリス流の暮らしのマナーです。

数年前までの習慣、夜の「ベッドタイムティー」

ここ数年は「さすがにカフェインで眠れなくなるかも」とお義母さんは控えているようですが、少し前までは、毎晩寝る前に淹れたてのミルクティーを持ってベッドに入り、テレビを見ながら眠りにつくのが毎日のルーティンでした。形を変えながらも、イギリス人の暮らしの真ん中にはいつも紅茶があります。

本場イギリスの常識!基本は「ミルクティー」、どっしりマグだけじゃないお気に入りカップの文化

日本のカフェなどでイギリスの紅茶を頼むと、ストレートやレモンティーを選べることが多いですが、イギリスの日常では「紅茶=ミルクティー」が絶対の基本です。マグカップに直接ティーバッグを放り込み、熱湯を注いでしっかり濃く出してから、最後に好みの量のミルクを注いで、ミルクに負けないガツンと濃い紅茶を毎日何杯もガブガブと消費しています。さらに、ミルクが先か、紅茶が先かというのはイギリス人にとって永遠のテーマ。ここも好みがわかれるところです。

そんな日常の紅茶ですが、イギリスの家庭のキッチンを覗くと、カップボード(食器棚)にずらりと並んだ大量のティーカップの姿に圧倒されます。

海外の映像などでよく見るイギリスのマグカップは分厚いイメージがありますが、お義母さんが大切にしているカップたちは、どれも少し華奢で、スリムで、繊細で綺麗な模様が入ったものばかり。

私たちが実家滞在中にお茶をいれるとき、お義母さんはいつも「今日はどのカップがいい?」と、その日に使うカップを私たちに選ばせてくれるのです。

ちなみに、遊びに来る姪っ子ちゃんのように「私はいつもこのお気に入りのカップ!」とマイカップが決まっている常連さんもいて、カップボードに並ぶたくさんのカップは、その家を訪れる大切な人たちとの温かい思い出の歴史そのものなのだと感じさせてくれます。

イギリスのスーパーで買える!地元の人が毎日飲む普段使いの定番紅茶ブランドは?

では、イギリスの一般家庭で毎日これほど大量に消費されている紅茶や、お茶請けのビスケットは、一体どこで買っているのでしょうか?

答えは、地元の普通の「スーパーマーケット」です。

イギリス人が毎日の生活でガブガブ飲むのは、高級専門店の茶葉ではなく、スーパーに山積みされている大容量のティーバッグ(1箱に80個や160個入っているもの)。大容量パッケージで売られているので、かなりお得感があります!これ、実は私たちが、毎回カナダへ買って帰るイギリスアイテムの一つなんです。

ヨークシャーティー(Yorkshire Tea)やPGティップス(PG Tips)など、現地の人々に愛され続けている「リアルな普段使いの紅茶ブランド」や、日本へのお土産にもぴったりなスーパーで買えるおすすめ商品、そして紅茶に絶対に合わせたい本場のビスケットについては、長くなるので別の記事で徹底的にレビューしました!

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