ケンブリッジ観光といえば、歴史あるカレッジ巡りやケム川でのパンティング(舟遊び)が定番ですよね。でも実は、駅から目と鼻の先に、一歩足を踏み入れると別世界のような広大なオアシスがあるのをご存知ですか?
それが、今回ご紹介する「ケンブリッジ大学植物園(Cambridge University Botanic Garden / CUBG)」です。
今回は、ケンブリッジ近郊に暮らすクリスの親戚と一緒に、初夏の緑が美しい園内をのんびり散策してきました。道中、イギリス名物の「突然の雨」に見舞われたり、お目当てのエリアが一部閉まっているというハプニングもありましたが、だからこそ発見できたお気に入りのエリアや、雨宿りカフェの過ごし方も合わせてレポートします!
ケンブリッジ大学植物園(CUBG)とは?駅からのアクセスと所要時間

ケンブリッジ大学植物園は、1831年にチャールズ・ダーウィンの恩師であるヘンズロー教授によって創設された歴史ある植物園です。約16ヘクタール(東京ドーム約3.4個分)の広大な敷地には、世界中から集められた8,000種以上の植物が栽培されており、現在も世界的な研究・教育の拠点となっています。
特筆すべきは、そのアクセスの良さ!
- アクセス: ケンブリッジ駅(Cambridge Station)から徒歩でわずか5〜10分。観光の始まりや締めくくりに立ち寄りやすい抜群の立地です。
- 所要時間: さっと見て回るなら1時間半〜2時間。カフェでのんびりお茶をしたり、写真を撮りながらディープに楽しむなら3時間以上みておくと安心です。
訪れる前にチェック!植物園の基本情報

スムーズな観光のために、知っておきたい現地情報をまとめました。チケットはオンラインで事前購入しておくとスムーズに入園できます。
- 開園時間: 10:00〜18:00(4月〜9月)※季節により閉園時間が早まります。
- 休園日: 12月24日〜1月1日
- 入場料: 大人 約£8〜9(※時期により変動あり。ケンブリッジ大学の学生・16歳未満は無料です)
初夏の園内を散策!クリスの親戚と巡るおすすめの見どころ

今回は、現地をよく知るクリスの親戚一同と一緒に賑やかに散策をスタート。地元の人々と一緒に歩くと、ただ観光地を巡るのとは違い、「この季節はあそこが良いんだよ」といったローカルな会話が弾み、まるで暮らすように旅をする贅沢な時間を味わえます。
6月の園内はどこを見渡しても瑞々しい新緑と花々の色彩で溢れていましたが、私たちが特に魅了されたおすすめのエリアをご紹介します。
職人技が光る「木造の温室(グリーンハウス)」

園内のシンボルである温室群は、近代的なガラス張りの美しさもさることながら、古い木造のグリーンハウスの建物が息をのむほど素敵です。木製のフレームが描く幾何学的なラインは、外観を眺めているだけでもヴィクトリア朝の職人技や歴史の温もりが伝わってきて、モノづくりが好きな人の心をくすぐる美しさがあります。

残念ながらこのときは温室の一部がメンテナンスのため閉まっていました。案内看板は植物園入り口にも表示されていました。

でも、年季の入った木造建築の温室そのものが美しく、外から外観を眺めるだけでも訪れる価値があると思います。

ガーデンを見下ろす「木製テラス」

園内を歩いていると、ふっと視界が開ける木製テラスのエリアに吸い込まれました。ここからは、手入れの行き届いた美しいガーデンを少し高い目線から一望することができます。木の手触りに癒やされながら、親戚たちと「本当に綺麗な眺めだね」と言葉を交わした時間は格別でした。
6月に咲き誇る「バラ園(Rose Garden)」

初夏のイギリスといえば、やっぱりバラ。園内のバラ園では、色とりどりのバラが形や香りを競い合うように咲き誇っていました。クラシックなイングリッシュローズの甘い香りに包まれる空間は、歩いているだけで幸せな気持ちになります。
野生味あふれる「ロックガーデン(Rock Garden)」

ダイナミックに組まれた石の合間に、世界中の高山植物や愛らしい低木が顔をのぞかせるエリアです。平坦な芝生エリアとは一味違う、立体感のある野生的な景観が新鮮で、歩いていて飽きることがありません。

ロックガーデンの近くには池があり、水生植物が展示されています。人懐っこい鴨の親子もいて、子ども連れも楽しんでいました。
イギリス旅行に突然の雨はつきもの?雨の日の逃げ込みスポット

この日は朝から天気が良くなくて、午後からは晴れる予報だったのですが、なかなか天気は回復せず、とうとう雨が降ってきました!
傘だけでは凌げないほどの本降りになり、みんなで慌てて駆け込んだのが園内にある「The Garden Café」です。

雨宿りの旅行者や地元の人々で賑わうカフェの店内は、木の温もりを感じる居心地の良い空間。窓の外に煙るしっとりとした美しい緑の庭園を眺めながら、みんなで温かい紅茶やコーヒーを囲んで一息つきました。

カフェといっても食べ物やアルコール飲料も置いてあり、しっかり休憩できます。天気が良ければ外のオープンスペースで過ごすのも気持ち良いでしょうね。
ケンブリッジ大学植物園の旅のまとめ

園内にはギフトショップもあります。このとき私たちは閉園時間ギリギリだったのでショップには入りませんでしたが、お土産探しにもよいかもしれません。

一部エリアの閉鎖や突然の雨といった予想外の出来事もありましたが、ケンブリッジ大学植物園は、どんな天候でも、どんな状況でも、訪れる人を包み込んでくれる懐の深い、本当に美しい場所でした。

ケンブリッジを訪れる際は、ぜひカレッジ巡りのルートにこの緑豊かなオアシスを組み込んで、あなただけの特別な時間を過ごしてみてくださいね。


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