ウドムサイに2泊して街の雰囲気を楽しんだ後、私たちは北西にあるルアンナムター県の県都、ルアンナムター(Luang Namtha)へと向かうことにしました。 ルアンナムターは中国やミャンマーの国境にも近く、周辺に多くの少数民族の村を抱える北ラオスの観光・交通の要衝です。
ウドムサイからルアンナムターまでは約130kmの距離。私たちは現地のローカルミニバン(バス)を使ってこの区間を移動しました。 事前の案内では「所要3時間」と言われていたものの、出発直後にいきなりタバコ休憩が始まったり、悪路の山道で何度も停車したりと、一筋縄ではいかないのがラオスの田舎旅。
街中心部から5km離れたバスターミナルへ行くための不思議な「乗り合いカート」の乗り方から、実際のタイムスケジュール、到着後の市内へのアクセスまで、私たちが実際に体験した移動のすべてを詳しく書き残しておきます。
ウドムサイ➡ルアンナムター移動クイックサマリー
- 出発場所: ウドムサイ新バスターミナル(中心部から約5〜8km離れた場所)
- 移動手段: ローカルミニバン
- 出発時刻: 1日2便(朝10:00 / 午後14:00)※窓口で必ず要確認
- 距離・所要時間: 約130km / 公称3時間 ➡ 実際はきっちり4時間
- 移動にかかったリアルコスト(1人あたり・2022年12月当時):
- 街中心部 ~ 新バスターミナル(乗り合いカート):10,000 Kip
- ミニバンチケット代:80,000 Kip
- ルアンナムター南バスターミナル ~ 市内(ソンテウ):30,000 Kip
ウドムサイ街中心部から「新バスターミナル」への行き方
ウドムサイからルアンナムター行きの長距離バスが出発するのは、街の中心部から5〜8kmほど不便に離れた場所にある「新バスターミナル(Main New Bus Station)」です。
ターミナルへ自力で移動する場合、街中を走っている不思議な「乗り合いカート」を捕まえるのが一番簡単で格安です。そう、あのゴルフ場で乗るようなゴルフカートです!(笑) これがローカルの乗合タクシーとして運行しており、料金は1人10,000 Kip。

道すがら他のお客さんを拾ったり降ろしたりしながら進むため、バスターミナルまでは30分ほど時間をみておくと安心です。
ウドムサイからルアンナムター行きのバス時刻表と料金
ルアンナムター行きのバスの時刻表は、街にある観光案内所「ツーリストインフォメーション(Tourism Activities in Oudomxay)」の掲示板で事前に確認することができます。 それによると、1日2便(朝10:00 / 午後14:00)、料金は80,000 Kip、所要3時間と記載されていました。バスターミナルの窓口でも時間は同じでしたが、タイムテーブルは頻繁に変更されるため、必ず当日に窓口のスタッフに直接確認してください。


国境近くのバスターミナルならではの驚き
私たちがカートに揺られて新バスターミナルに到着したのは朝の09:20頃。チケット売り場のカウンターで無事に10:00発のチケットを1人80,000 Kipで購入しました。
そこで驚いたのが、このローカルな駅の出発アナウンスです。なんと、ラオス語、中国語、ベトナム語、そして英語の4ヶ国語でアナウンスが流れていたのです!ラオスの地方都市でこれほど国際的な多言語アナウンスを耳にすることは非常に珍しく、中国やベトナムとのクロスボーダー(国境貿易)の拠点であるウドムサイの特色が色濃く出ていて新鮮でした。
超満員のミニバン車内と、一向に進まないラオス流の旅路

私たちが乗るルアンナムター行きのミニバンはすでにプラットフォームに停まっており、車内には地元のラオス人乗客がすでに多数乗り込んでいました。私たちが席に座った時点で、車内はほぼ満満席状態に。
車内はかなり狭く、足元のレッグスペースもわずかしかありません。とはいえ長時間のフライトというわけでもないので、ここはバックパッカーらしく我慢して乗り込みます。

出発直後のストップ&覚悟の4時間
出発予定時刻の午前10:00になって、ようやくスタッフが乗客の大きな荷物を車の屋根(ルーフキャリア)の上に載せ始めました。実際にバスターミナルを出発したのは10:15頃。
「さあ、いよいよ出発だ!」と思ったのも束の間、ミニバンはターミナルを出てすぐに道端にハザードを焚いて停車しました。なんと、運転手たちのトイレ&タバコ休憩です(笑)。
ただでさえここからの道は山間のくねくねした悪路で、路面状態もすこぶる悪いのですが、それに加えて道中でとにかくよく停車します。私たちは早々に「3時間で着くのは100%無理だな」と察し、4時間、いやそれ以上かかるかもしれないと長期戦を覚悟しました。
道中、私たちはラオス中国鉄道の主要駅がある「ナトゥーイ(Nateuy)」を通り抜けました。ここから鉄道に乗れば、一気に首都ヴィエンチャンまで南下することも可能です。
ルアンナムター到着!南バスターミナルから街の中心部へのアクセス

山道に揺られ、休憩を挟みながら、ミニバンがようやく目的地のルアンナムターに滑り込んだのは午後14:00すぎ。結果として、所要時間は最初の案内より1時間長いちょうど4時間の美しい山岳ドライブとなりました。
注意しなければならないのは、到着する場所です。 ルアンナムターにはいくつかバスターミナルがありますが、ウドムサイなどの県外からの長距離バスが到着するのは、街の中心部から約10kmも離れた場所にある「南バスターミナル(South Bus Station)」になります。
街中心部へのソンテウ移動

南バスターミナルから、宿やレンタルサイクル店が集まる街の中心部(県内バスターミナル付近)までは、「ソンテウ(乗り合いトラック)」が運行しています。 運賃は1人30,000 Kip。これに乗り換えて、私たちは無事にルアンナムターの街中へと辿り着くことができました。さあ、ここから楽しいサイクリング観光の始まりです!
【動画】ウドムサイからルアンナムターへの車窓風景
霧深い山並みやローカルな村々を駆け抜けた、4時間のミニバン移動の様子をYouTube動画にまとめています。車内のリアルな空気感をぜひチェックしてみてください!
ルアンナムターに到着!ママチャリで巡るおすすめの観光ルートはこちら
無事にルアンナムターの中心部にたどり着いた私たちは、1泊100,000キープの快適なゲストハウスにチェックインし、翌日は格安のママチャリを借りて少数民族の村や黄金の仏塔を巡る「バレー・ルート」へと繰り出します!続きは、こちらの [ルアンナムターを自転車で巡る1日観光!ママチャリで少数民族の村や黄金の仏塔、絶品BBQ鍋を楽しむ旅ガイド] をご覧ください。
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