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パークサン(Paksan)からブンカーン(Bueng Kan)へ国境越え:船でメコン川横断

タイ

ラオスのパークサン(Paksan)から、タイのブンカーン(Bueng Kan)へ陸路で国境越えしました。パークサンーブンカーンの国境越えはマイナーなルートで、外国人の姿は私たち以外にありません。でも、ラオスータイ間の国境越えとして意外と便利だと思うのです。

ラオスからタイへの国境越え、パークサンからブンカーンを通るルートを紹介します。

ラオスからタイへの国境越えとしてパークサン(Paksan)-ブンカーン(Bueng Kan)を使った理由

ラオスからタイへの国境越えポイントは複数あります。最も有名な のはヴィエンチャンからノーンカイへ出るルートではないでしょうか。このルートはたくさんのバックパッカーも利用する国境越えポイントですが、ヴィエンチャンからそれほど遠くないパークサン(Paksan)という町からもタイへ国境越えすることができます。

私たちはポーンサワンからバスで、パークサンまで移動してきました。その目的はタイへの国境越えです。

ポーンサワンから乗ったバスは、実はヴィエンチャン行きでした。私たちはパークサンで途中下車したわけですが、そのまま乗っていけばヴィエンチャンまで行けることになります。

ただ、私たちの場合はパークサンで途中下車した方が時間もお金も節約できますし、パークサン‐ブンカーン国境の方が空いていて、すんなりと通れるのではないかと考えたのでした。さらに、ブンカーンからはノーンカイ行きのバスが30分おきに出ており、所要時間は2時間です。だから、わざわざヴィエンチャンまで行って国境越えするよりもパークサンからタイに入国するルートを選んだのです。

パークサン(Paksan)ってどんな町?

パークサンで眺めるメコン川の夕陽

パークサンは、ラオス西部のボリカムサイ県にある小さな町です。メコン川を境にしてタイと国境を接しています。

パークサンの町自体に特別な観光スポットがあるわけではありません。しかし、タイ人が国境を越えて遊びに来るのでしょう。メコン川沿いには、リバービューを楽しめるバーやレストランが並んでいました。

パークサンから国境を越えてタイに入る場合、タイ側の町はブンカーン(Bueng Kan)になります。

パークサン(Paksan)での宿泊

BK ゲストハウス

パークサンを訪れる外国人旅行者は多くありません。私たちはBK Guest Houseというところに宿泊しました。ダブルルームで70,000キープと格安です。詳しいレビューはGoogleマップに掲載しています。

パークサン(Paksan)からブンカーン(Bueng Kan)への国境越え

ラオス、パークサンからタイのブンカーンへの国境越えは船でメコン川を渡ることになります。パークサンの町中からそれほど遠くない場所に「タイラオス第5友好橋」という記載がありますが、橋はまだ建設中で完成しておりません。

パークサンのフェリーターミナルからは、フェリーと客船が運航しています。フェリーターミナルのすぐそばにイミグレーションがあるので、そこでラオス出国手続きを行い、船に乗って国境を超え、タイ側のイミグレーションでタイ入国手続きを行うことになります。

パークサン(Paksan)でラオス出国手続き

パークサンの入国管理局

私たちは朝8時ごろパークサンのフェリーターミナルに行きました。すでにたくさんのローリーが停まっており、すぐにフェリーターミナルとわかります。

たくさんのローリーが停まっている

その隣にある建物がイミグレーションです。先にそちらでラオス出国手続きを行います。

イミグレーションオフィスの入り口

イミグレーションの入り口には英語表記がありませんが、中に入ると「Departure」「Arrival」という窓口があるので、「Departure」の方に行きます。そこで、パスポートとラオス入国の際にもらった出国カードを提出します。

この国境越えを利用する外国人は非常に少ないためでしょう。出国手続きに少し時間がかかりました。パスポートを提出したのち、入国管理官がいろいろな書類を見たり電話をかけたりして確認しているのが見えます。おそらく、私たちのパスポートでこのまま出国させてよいのか、タイ側に入国できるのか確認しているのだと思われます。

出国手続きが終わるのを待っている間に船が出てしまうのではないかとひやひやしましたが、船は乗客が集まり次第出発するようで、焦る必要はありませんでした。

パークサン(Paksan)からブンカーン(Bueng Kan)へ船で国境越え

船着き場までの道

数分待っていると出国手続きが終わり、出国スタンプが押されたパスポートが手渡されました。そして進行方向に進み、ボート乗り場へと向かいました。

前方にはフェリー乗り場があり、ちょうどローリーが乗り込むところでした。私たちは、その手前にあるボート乗り場に降りていき、ボートに乗り込みます。

タイへの国境超えボート

船着き場にはすでにボートが入っており、何人かの乗客と荷物が乗っていました。そこにも制服を着た職員がいてパスポートを見せるようにいわれます。パスポートのチェックを受けたら、その隣あるデスクで乗船券を購入します。ブンカーンまでの乗船料は一人25,000キープ。

船着き場でもパスポートチェック
乗船券

同じ船着き場に、ビアラオやたばこなどを販売しているブースがあります。あまったラオスキープはここで使い切るのもよいでしょう。少々割高にはなりますが、私たちはラオビアを6缶買いました。

ビールやたばこの販売

船には外国人の姿はなく、タイへ野菜や魚を売りに行く人や、買い物に出かけるラオス人が乗っています。しばらく待って船がいっぱいになってから、出発しました。いよいよラオスとのお別れです。

船に乗っていた他乗客と外貨両替

船着き場でビールを購入したものの、手元にはまだ少しラオスキープが残っていました。たまたま隣に座っていた人がラオスの食材をタイに売りにいく商売人でしたので、交渉してキープをタイバーツに両替してもらうことができました。

その様子も含めて動画に撮っていますので、よければ閲覧してみてください。

ブンカーン(Bueng Kan)でタイ入国手続き

タイ側のイミグレーション

船に乗っている時間は15分くらいだったと思います。タイ側の岸、ブンカーンに到着して船を降ります。降りるとすぐにイミグレーションですのでそこでタイ入国手続きを行いましょう。

私たちがタイに入国した時点では、建物内のマスク着用が推奨されているようで、イミグレーションオフィスに入る前にマスクを着けるよう指示されました。

こちらのブースで入国カード作成

タイのイミグレーションの窓口に並ぼうとすると、職員に「まずあっちへ行け」というふうにいわれました。建物の左横にスペースがあり、そこにも窓口が二つ開いています。そこでパスポートを提示すると、中にいる職員が入国カードを記載して渡してくれました。カードにサインして、それとパスポートを持って隣のイミグレーションで出国手続きを行います。

「Arrival」の窓口でパスポートと入国カードを提出すると、指紋採取と写真撮影が行われます。入国スタンプを押してもらい、パスポートを返してもらったあと、関税職員による簡単な荷物検査がありました。

こちらのイミグレーションも私たちのような外国人が通過するのはめずらしいようで、夫が持っていたマラリア予防薬などの写真を撮ったり、私たちの荷物を職員がチェックしているシーンを写真撮影されたりしました。

タイ側イミグレーション

イミグレーションからブンカーン(Bueng Kan)の町中心への移動

タイのトゥクトゥク

ブンカーンのイミグレーションは町中心からそれほど離れているわけではありません。私たちがこの日目星をつけていたゲストハウスまではおよそ4㎞の距離でした。だから歩けない距離でもないのですが、荷物があるのでできれば移動手段を確保したいものです。

イミグレーションの外にはトゥクトゥクが何台も停まっていて、声をかけてきました。町の中心にあるゲストハウスまでの料金を尋ねると、二人で100バーツといいます。手元に100バーツもの現金がないため、とりあえず歩いて町中心へ向かってみることにしたのです。

歩いていると、他に2人の客を乗せたトゥクトゥクが通りかかりました。町中心まで一人25バーツでいいというので、これに便乗することに。ブンカーンの町まで10もかからなかったと思いますが、25バーツなら悪くないと思います。

ブンカーンの町中心で降ろしてもらい、そこから歩いてゲストハウスを探しに行きました。

ブンカーン(Bueng Kan)での宿泊

Viengfa Hotel

私たちがブンカーンで宿泊したのは、ウィアンファー ホテル(Viengfa Hotel)という宿泊施設です。扇風機だけの安い部屋は空いていなくて、エアコン部屋になりましたが、それでも400バーツでした。詳しい口コミや画像はGoogleマップを参照してみてください。

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