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ノーンキャウからムアンゴイへボート移動の予定が乾季の水位不足でソンテウ激揺れローカル旅になった全記録

ラオス

ノーンキャウから、さらにその奥地にある自動車の走らない隠れ里、ムアンゴイ(Muang Ngoy)へ。多くのバックパッカーが楽しみにしているのが、断崖絶壁を眺めながらナムウー川を上る1時間の絶景ボート旅です。

しかし、私たちが乾季の真っ只中に船着き場へ向かうと、そこにあったのは「地元の人の情報と時刻表が全く違う」というアジアの洗礼、そして「川の水位が低すぎてパブリックボートは運休」という非情な宣告でした。

船がダメならどうするのか?結論から言うと、私たちは急遽用意されたソンテウ(乗合トラック)に詰め込まれ、激しい泥道を揺さぶられながら、川の中を車で突っ切るというワイルドな陸路移動でムアンゴイを目指すことになりました!

この記事では、ノーンキャウからムアンゴイへのボートの乗り方(基本情報)から、運休時の代替ルートとなったソンテウ移動のリアルな料金、所要時間、ホコリを避ける座席選びのコツまで、実際の体験を交えて徹底レポートします。

🇬🇧 Read this article in English: Nong Khiaw to Muang Ngoy Travel: How Low River Levels Forced Us on a Wild Songthaew Detour and Back

ノーンキャウ ➡ ムアンゴイ 移動クイックサマリー

  • 移動ルート: ノーンキャウ船着き場 ➡(ソンテウ代替運行)➡ ムアンゴイ中心部
  • 所要時間: きっかり2時間(午前11:00発 ➡ 午後13:00着)
  • 料金(運賃): 1人 50,000 Kip(ボートと同額)
  • 日帰り情報: 通常時はノーンキャウの旅行代理店各社から日帰りツアーの看板が出ており、気軽に遊びに行くことも可能です。

ノーンキャウのムアンゴイ行きボートオフィスと時刻表

ノーンキャウのボートオフィス
ボートオフィス

通常、ムアンゴイはナムウー川の上流に位置する小さな村で、ボートで約1時間の距離にあります。

パブリックボート(公共船)が出発するのは、ノーンキャウ橋の西側、有名な「Le Muang Ngoy Restaurant」の脇にあるボートターミナルです。階段の手前右側にチケットオフィス(Nong Khiaw Boat Office)があります。

地元の声 vs ホワイトボードのズレ

前日に地元の人に聞き込みをしたところ、「ムアンゴイ行きのボートは朝9:00と11:00に出るよ」と言われていました。それを信じて、私たちは翌朝8:45頃に気合を入れてボートターミナルへ向かったのですが……。

朝8時45分のボートターミナル
朝8時45分のボートターミナル

――ターミナルには、人っ子一人いません。

驚いてチケットオフィスのホワイトボードを確認すると、なんとそこには「11:30、14:30」という全く違う時間が記載されていました。パブリックボートは「乗客が集まれば出発する」システムのため、朝一の便は人数が揃って早々に出てしまった後だったのかもしれません。 すでにゲストハウスはチェックアウトしてしまっていましたが、ひとまず仕切り直し。次の便を待つために一度荷物を持って宿のロビーへ戻ることにしました。

水位が低くてボートが出ない!急遽ソンテウでの代替移動へ

乗合タクシー、ソンテウ
乗合タクシー、ソンテウ

10:20頃、再びボートオフィスへと向かいました。すると、すでに先客の西洋人カップル(後でオランダ人だと判明)がスタッフと深刻そうな顔で話しています。

スタッフが告げたのは、乾季ならではの衝撃の事実でした。 「今は水が少なすぎて、川底に船が擦ってしまうからパブリックボートは出せない。代わりにあのソンテウ(乗合トラック)で行ってくれ」

絶景リバークルーズの夢はここで儚く散りましたが、ムアンゴイへ行く手段が残されているだけマシです。料金はボートと同じ1人50,000 Kip。「11:00に出発して、所要時間は2時間だ」と言われ、私たちは手書きの領収書を受け取ってソンテウへと乗り込みました。

道中のリアル:激しい縦揺れと川を突っ走るワイルドドライブ

「今日はボートが出ないらしい」という噂を聞きつけ、船着き場には続々と外国人旅行者が集まってきました。みんな一様にがっかり顔ですが、他に行きようがないため諦めてソンテウに乗り込みます。

ムアンゴイを目指す旅人は想像以上に多く、私たちの乗った15人乗りのソンテウは一瞬で荷物と人で満席に。気づけば後ろには、あと2台のソンテウがスタンバイしていました。

ソンテウ移動を生き抜く「座席選び」のコツ

ホコリが舞うでこぼこ道
ホコリが舞うでこぼこ道

ソンテウは定刻通りの午前11:00に船着き場を出発。ノーンキャウの村を出て橋を渡り、一気に北上していきます。 ここからの道は、もちろん完全な未舗装のでこぼこ道です。

私たちはかなりの悪路を予想していたため、早々に荷台の前寄りの座席(運転席のすぐ後ろ側)を確保していました。これが大正解! 車が巻き上げる赤土の凄まじい砂埃は、窓のない荷台の後ろ側から容赦なく吹き込んできます。後ろの方に座った旅行者たちは一瞬でホコリまみれになっていたため、前方に座れた私たちはまだ軽傷で済みました。もしこれから行く方は、絶対に前寄りの席を確保し、マスクやザックカバーを用意してください。

まさかの「川渡り」と車内の連帯感

あまりの激しい縦揺れに、お尻が浮き上がり、カメラを構えることすら困難な道中でしたが、旅のハイライトは突然訪れました。なんと、目の前の浅い川を、ソンテウがそのまま水しぶきを上げてザブザブと通行したのです!

水辺をそのまま突っ走るソンテウ
水辺をそのまま突っ走るソンテウ

これには車内のバックパッカーたちからも大歓声が上がりました。

車内の乗客は外国人旅行者だけで、ガタガタ揺れる車内にも関わらず、各自の旅行話に花が咲きました。当然ながら、ムアンゴイは小さな村ですので、このあとも彼らとは何度も顔を合わせることになります。

ムアンゴイ村に到着!お尻の痛みとホコリからの解放

ムアンゴイの村中心に到着
ムアンゴイの村中心に到着

ぬかるみを越え、轍(わだち)を乗り越え、大激震の未舗装路を走り続けることきっかり2時間。 ソンテウは午後13:00、無事にムアンゴイの村の中心へと到着しました。ドライバーの時間の読みは見事なものでした。

到着したムアンゴイは、川沿いのメインストリートに数軒のゲストハウスとレストランが静かに並ぶ、本当に小さくてのんびりとした美しい村。携帯の電波も当時は限られ、ホコリまみれになったバックパックを下ろした私たちは、さっそく今日から3泊するお気に入りの宿を探すべく歩き始めました。

ムアンゴイのメインストリート
ムアンゴイのメインストリート

ボートが出なかったのは残念でしたが、このソンテウでの川渡りアドベンチャーは、間違いなく私たちのラオス旅の最高のハイライトの一つです!

帰路はボートが復活!
3泊の滞在を終えて村を出る日、嬉しいことにナムウー川のボートが運行を再開していました。朝のボート(50,000 Kip)でノーンキャウへ戻り、わずか20分の乗り換えでウドムサイ行きミニバス(80,000 Kip)へと滑り込んだスリリングな同日乗り継ぎの詳細は、こちらの [ムアンゴイからウドムサイ(ムアンサイ)への行き方!ノーンキャウ経由のボート&ミニバス乗り継ぎ完全ガイド] をご覧ください。

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