ラオス北部の絶景の村ノーンキャウ(Nong Khiaw)へは、世界遺産の街ルアンパバーンから約140km。かつてはメコン川のボート旅が定番でしたが、現在はダム建設によりボート移動はできません。そのため、移動手段はバス(ミニバス)一択となります。
しかし、ルアンパバーンにはバスターミナルが複数あり、街の旅行代理店によっても手数料がバラバラで「どう行くのが一番安くて確実?」と迷う方も多いはず。この記事では、私たちが実際に2022年12月にミニバスでノーンキャウへ移動した実体験をもとに、自力でバスターミナルへ行く方法、チケットの買い方、実際の所要時間や道中の様子まで、検索では見つかりにくいリアルな現地情報をどこよりも詳しくご紹介します。
ルアンパバーンからノーンキャウへの行き方:要約(2022年12月現在)
- 移動手段: バス・ミニバス(ミニバン)一択。※ダム建設のため、ルアンパバーンからの直行ボートは現在一律廃止(運行停止)されています。
- 出発バスターミナル: 主に「北バスターミナル(最安・自力購入向け)」と「ツーリストバスターミナル」の2つ。
- 料金の目安:
- 自力で北バスターミナル窓口で購入:80,000 Kip(最安ルート)
- 街の旅行代理店で手配(ホテル送迎付き):120,000〜150,000 Kip
- 所要時間: 公称3時間(山道の渋滞や給油、別のターミナルへの立ち寄りを含め、実際は約4時間)。
- 運行スケジュール: 毎朝 9:00発 と 11:00発 の2本が基本。
ルアンパバーンからノーンキャウへの移動手段と最新ルート事情

現在、ルアンパバーンからノーンキャウへの直行ボートは運行していません。移動の軸となるのは長距離バス(主にミニバン・ミニバス)です。出発地となるバスターミナルは主に2つあります。
① 北バスターミナル(Northern Bus Terminal)★おすすめ
街の中心部(ゲストハウス街)から北東に約3.5km離れた場所にあります。ノーンキャウ行きのローカル便が直接発着するため、最も安くチケットを購入できるのがメリットです。
② ツーリストバスターミナル(Southern Tourist Bus Terminal)
街の中心部から南に約3km離れたターミナルです。ここからもノーンキャウ行きのミニバスが出ています。
知っておくべき現地ツアー事情 どちらのバスターミナルも街中心部から離れているため、多くの旅行者は宿泊先のホテルや街の旅行代理店(エージェント)で「ホテル送迎(ピックアップ)付き」のチケットを手配します。
バスチケット料金比較:自力購入 vs 街の旅行代理店

どこでチケットを買うかによって、料金とサービス内容が異なります。私たちが現地で調査した価格の比較がこちらです。
| 購入場所 | 料金(1人あたり) | ピックアップ(送迎) | 備考 |
| 北バスターミナル(窓口窓口) | 80,000 Kip | なし | 私たちが実際に購入した最安ルート |
| ツーリストバスターミナル窓口 | 100,000 Kip 120,000 Kip | なし あり | 窓口で送迎付きに手配する場合 |
| 街の旅行代理店(エージェント) | 120,000〜150,000 Kip | あり | 代理店によって手数料が異なる |
街の代理店を複数比較した際、最も良心的な価格(送迎込み120,000〜150,000 Kip内)を提示してくれたのは、中心部にあるゲストハウス「Chitlatda Central Bila House」でした(※私たちはここでは購入していませんが、価格調査時の最安候補でした)。

【実体験】北バスターミナルへ徒歩でアクセス&チケット前日購入
私たちは「リアルなローカル価格」を確かめるため、街の中心部から北バスターミナルまで歩いて行くことにしました。西側のゲストハウスエリアから東岸のターミナルへ行くには、川を渡る必要があります。

徒歩ルートで渡れる3つの橋と通行料
- オールドフレンチブリッジ(Old French Bridge): 鉄製の古い橋。徒歩・バイクは無料(※車は通れないため、トゥクトゥク等を使う場合はかなり遠回りになります)。
- 北側のバンブーブリッジ: 有料(18,000 Kip)
- 南側のバンブーブリッジ: 有料(10,000 Kip)
トゥクトゥクを利用する場合 宿で尋ねたところ、街中心部から北バスターミナルまでのトゥクトゥク相場は約70,000 Kipでした。私たちは片道3.5kmほどだったので、無料のオールドフレンチブリッジを渡って徒歩(約40分)で向かいました。


チケットの買い方

当日朝(8:00頃)でも空きがあれば購入可能ですが、私たちは確実に席を確保したかったため、前日に窓口へ行きました。
カウンターの女性スタッフは少し英語が話せます。現金で80,000 Kipを支払い、無事に翌朝9:00発のチケットをゲット。「明日の朝は8:30までにターミナルに来てね」と案内されました。

ミニバスの時刻表と当日の運行スケジュール
- 出発時刻(定期便): 毎朝 9:00発 / 11:00発 の2本が基本。 (※繁忙期には午後にもう1本増便されることがあるようです。車両は乗客数や荷物の量によって、15〜20人乗りのコースターになるか大型バスになるか当日までランダムと言われました)
当日の朝8:00すぎに北バスターミナルに到着すると、すでにノーンキャウ行きのミニバン(ミニバス)が待機していました。大きなバックパックなどの荷物は、スタッフが手際よく車の屋根(ルーフキャリア)の上に積み上げて固定してくれます。車内は欧米人を中心とした外国人旅行者で満席でした。
▼ 当日のミニバスの出発準備やバスターミナルの臨場感は、こちらの動画でチェックできます:
所要時間と道中の様子:ノーンキャウバスターミナル到着まで

- 公称の所要時間: 約3時間
- 実際の所要時間: 約4時間
バスはほぼ定刻通りの午前9:00すぎに北バスターミナルを出発。その後、もうひとつのバスターミナルに立ち寄ってさらに乗客を乗せ、ガソリンスタンドで給油を済ませてから本格的にノーンキャウへの山道へと入っていきました。
道中は、舗装が荒いガタガタした山道を進みます。中間地点あたりで、道路脇での簡易的なトイレ休憩(青空トイレに近い状態)が一度ありました。ラオスのローカル移動では、次にいつトイレに寄れるか予測がつかないため、「行けるチャンスがあれば必ず行っておく」のが鉄則です!
ほぼノンストップで山道を走り抜け、ノーンキャウバスターミナルに到着したのは午後1:00(所要4時間)でした。
ノーンキャウバスターミナルからのアクセス

到着するバスターミナルは、周囲を険しい岩山に囲まれた驚くほど美しいロケーションにあります。ここから一部のゲストハウスへは徒歩数分、村の中心部やウー川に架かるノーンキャウ橋までは徒歩10〜15分程度でアクセス可能です。
まとめと次のステップへ
自力で北バスターミナルへ行くのは少し体力が要りますが、移動費を極限まで抑えたいバックパッカーには最高のルートです。手軽さを求めるなら、120,000 Kip〜を出して街の代理店で送迎付きツアー便を頼むのがベスト。ご自身の旅のスタイルに合わせて選んでみてください!
ノーンキャウには2泊して、のんびりと観光スポットを楽しみました。バジェット派個人旅行者におすすめなノーンキャウのスポット、格安ゲストハウスと、私たちが何度も通ったレストランは、次の投稿で紹介しています!➡ 【ラオス北部】ノーンキャウ個人旅行完全ガイド!ファーデーンピーク登山・托鉢・おすすめの宿とレストラン
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