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【モントリオール発・日帰り】車で1時間の穴場!19世紀の歴史と自然を歩く「VéloRoute d’Argenteuil」絶景ハイキングガイド

カナダ

「モントリオールの喧騒を少し離れて、週末に大自然の中でリフレッシュしたい」 「本格的な登山ほどの急坂は辛いけれど、澄んだ空気の中でしっかり歩きたい」

そんな方におすすめなのが、モントリオールから車で約1時間半の場所にある「VéloRoute d’Argenteuil(アルジャントゥイユ・サイクリングロード)」です。

名前の通りサイクリングコースとしてローカルに親しまれている道ですが、実は「徒歩で楽しむウォーキング・ハイキングコース」としても最高のロケーション!平坦で歩きやすい緑のトンネルを抜けながら、19世紀の鉄道や運河の歴史遺構にも出会える穴場スポットです。

今回は、モントリオールからの日帰りお出かけにぴったりなこのコースの魅力と、実際にお散歩してきた様子をたっぷりご紹介します。

🇬🇧 Read this article in English: A Day Trip from Montreal: Walking the Historic VéloRoute d’Argenteuil Along the Ottawa River

今回歩いたルートとアクセス(駐車場情報)

今回私たちが歩いたのは、VéloRoute d’Argenteuil の中でもオタワ川沿いの自然と歴史が感じられるブラウンズバーグ=チャタム(Brownsburg-Chatham)エリアのセクションです。

私たちが駐車したパーキング(無料)
VéloRoute d'Argenteuil の中でもオタワ川沿いの自然と歴史が感じられるブラウンズバーグ=チャタム(Brownsburg-Chatham)エリア看板
サイクリングルートの看板

モントリオール中心部からのアクセス モントリオール中心部からは、車(レンタカーなど)で片道約80km、時間にして約1時間15分〜1時間30分ほどでアクセスできます。 ・ルートの目安: Autoroute 13 N から Autoroute 50 W を経由し、オタワ川沿いのブラウンズバーグ=チャタム(Brownsburg-Chatham)方面へ向かいます。

駐車場と散策ルート Montée St-Philippe(モンテ・サン・フィリップ)を南下し、オタワ川に突き当たる手前にある駐車場に車を停めてスタート!ここから東(Boisé multiressource Von Allmen 方面)に向かってオタワ川沿いを歩き、適当なところで折り返す往復約10kmのウォーキングを楽しみました。

  • スタート地点の目安: Montée St-Philippe 南端のオタワ川沿い駐車場(Parking)
  • 進行方向: 駐車場から東へ(Boisé multiressource Von Allmen / カリヨン方面)
  • コースの特徴: オタワ川の豊かな景色と緑の木々に囲まれたフラットで歩きやすい道。途中で19世紀の鉄道や運河の歴史看板にも出会えます。
  • 距離感: 往復約10km(一本道なので、体調や時間に合わせて自由に折り返し地点を調整できます)

全線きれいに舗装された平坦な道なので、登山靴などの重装備は不要。普段履きのスニーカーで気軽にハイキングを楽しめます。

あえて「歩く」からこそ見えてくる!このコース3つの魅力

サイクリングルートの看板

自転車で爽快に駆け抜けるのも素敵ですが、あえて「歩く」ことでしか味わえない魅力があります。

  • 自分のペースで立ち止まれる コース沿いには地域の歴史を解説する案内板がたくさん!自転車だと通り過ぎてしまいがちな歴史ストーリーを、じっくり立ち止まって読めるのは歩行者ならではの贅沢です。
  • 木漏れ日の自然トンネル 美しい木々に囲まれた道は、朝の澄んだ空気を感じながら歩くのに最高のリフレッシュ空間です。
  • 充実した休憩設備 途中にピクニックテーブルや木造のお手洗いがしっかり整備されています。途中で軽食をとったり、のんびり休憩しながら歩くことができます。
VéloRoute d'Argenteuil オタワ川沿いブラウンズバーグ=チャタム(Brownsburg-Chatham)エリアサイクリングルートにあるトイレとベンチ
トイレやベンチもある

19世紀へタイムスリップ!途中で出会う「歴史スポット」

ただ自然の中を歩くだけでなく、歴史探訪ができるのもこのコースの面白いところ。

歩いていると現れる「Histoire du Chemin de Fer(鉄道の歴史)」や「Historique du Chenal d’Alimentation(カリヨン運河の給水路)」の案内板。現地ではフランス語表記のみとなっていますが、1850年代にこの地を走っていた蒸気機関車「Carillon & Grenville Railway」や、オタワ川の水運を支えた運河システムの貴重な歴史が記されています。

1850年代の鉄道「カリヨン&グリーンビル鉄道(Carillon & Grenville Railway)」

VéloRoute d'Argenteuil オタワ川沿いブラウンズバーグ=チャタム(Brownsburg-Chatham)エリアサイクリングルートの歴史を説明する看板
もともとは鉄道レールだった

1854年に開通したこの鉄道は、蒸気機関車がカリヨンからグリーンビルまでの約21kmを30分で結んでいました。モントリオールとオタワを結ぶ蒸気船からの乗り継ぎ用として作られ、当時は珍しい幅広の線路が使われていたそうです。その後、20世紀初頭にかけて別の鉄道会社(Ottawa Valley Railwayなど)に引き継がれ、地域のアウトドアや観光客を運ぶ路線としても活躍しました。

19世紀の技術革新「カリヨン給水運河(Chenal d’Alimentation du Canal de Carillon)」

「カリヨン給水運河(Chenal d'Alimentation du Canal de Carillon)」の歴史を説明する看板
歴史の紹介

オタワ川とカリヨン運河の水位を保つために作られた「給水運河(Feeder Canal)」の歴史を解説しています。1830年代、王立工兵隊によって建設されたこの水路のおかげで、船が安全に通れるようになり、カナダの内陸物流と地域の発展を大きく支えました。

自転車で通り過ぎてしまうと見落としがちなこれらの歴史遺構を、じっくり立ち止まって読み解きながら歩けるのもウォーキングならではの魅力です。

訪問時のワンポイントアドバイス(8月上旬散策の注意点)

分岐点の看板

実際に8月上旬に歩いてみて感じた、事前準備のポイントをお伝えします!

  • 虫除け対策は必須! ルートの両側が水辺になっている区間が多く、夏場(特に8月)は蚊がかなり多めでした。快適に歩くために、虫除けスプレーや長袖・長ズボンなどの虫除け対策をしていくのが絶対におすすめです。
  • 日焼け対策もお忘れなく 基本的には木々が茂っていて心地よい木陰が多いコースですが、途中でパッと視界が開けて日光を遮るものがない区間も少しあります。日差しが気になる方は、帽子や日焼け止めを用意しておくと安心です。

ハイキングの前後に立ち寄りたい!周辺の見どころ

コース内やその周辺には、散策と合わせて楽しめる立ち寄りスポットも充実しています。

  • Tour d’observation(展望台): 周辺の自然や景色を一望できる立ち寄りスポット。
  • Parc municipal de Carillon(カリヨン市立公園): 水辺の心地よい風を感じられる公園で、ハイキング後のピクニックにも最適です。
  • Passerelle Desjardins: 散策ルートのアクセントになる橋や水辺の景観も楽しめます。

まとめ:週末は「歴史と緑の散歩道」へ出かけよう

モントリオールから日帰りで行ける「VéloRoute d’Argenteuil」は、豊かな自然と歴史が交差する、知る人ぞ知る極上のウォーキングコースです。

しっかり虫除け・日焼け対策を整えたら、飲み物を持って心地よい歴史散策ハイキングに出かけてみてはいかがでしょうか?

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