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ケップ(Kep)からハティエン(Ha Tien)へ国境越え:カンボジアからベトナム

カンボジア

ケップに一泊したのちは、ベトナムへの国境越えです。

カンボジア側の街、ケップから国境までは約30km弱、国境を越えたあとベトナム側の最寄り街はハティエンになります。国境からハティエンまで約6km。

ケップからベトナム国境までのアクセス

カンボジアから、ケップ-ハティエン国境を越えてベトナム入りしたいのですが、ケップから国境までの交通手段があまりありません。

コロナ以降、旅行者数が減っていたためかもしれませんが、ケップの街にはトランスポートを提供するサービスが限られているようです。

泊まっていたゲストハウスで問い合わせると、国境まで約1時間の距離で一人10米ドルだといいます。金額が高すぎるし、しかも午前10時だか10時半の出発で、私たちにとっては遅すぎる。

そこで、私たちで交通手段を手配できないかと、街で探してみることにしました。ちょうどこの日はオートバイをレンタルしていたので、動き回るのも便利です。

地図で見ると、蟹市場からビーチ付近に旅行代理店があるようですが、恐ろしく評判が悪い上に数年前のレビューしかありません。営業していない可能性が高いため、却下。

小さなマーケットがある信号交差点の角に、トランスポートの看板を出している店があり、尋ねてみましたが、国境行きなら当日マーケット付近でトゥクトゥクを拾うように提案されました。そうはいっても、その時点でその場にトゥクトゥクは一台もいなくて、朝になれば本当に誰か運転手がいるのか、怪しいものです。

しかも、私たちが泊まっていたゲストハウスは、この交差点から徒歩圏内ではありません。

信号交差点に出ていた看板
看板を出していた店

だから、できれば今日中にトゥクトゥク運転手と交渉して、翌朝ゲストハウスまで迎えに来てくれるよう話をつけたいのです。

次に主要道路をさらに北西へ3kmほど行ったところにある白馬ロータリーへ行ってみました。

白馬ロータリー

ロータリーには、何台かのトゥクトゥクが停まっていたので、運転手の一人に話しかけてみたのです。

Google翻訳アプリを片手に言いたいことを伝えようとしていると、近くの売店から少し英語が分かる女性が出てきて助けてくれました。

最初に話しかけた運転手は国境までトゥクトゥク1台50,000リエルだといいましたが、値切って40,000リエルまで安くなりました。トゥクトゥク1台、つまり2人で40,000リエル(10米ドル相当)ですから、ゲストハウスで聞いた一人10米ドルの半額です。

翌朝、私たちが泊まっているゲストハウスまで迎えに来てほしいというとそれは問題ないといいます。ゲストハウスの写真を見せて場所を理解してもらうまではよかったのですが、午前7時半に来てほしいというと渋い顔をされました。

国境までは片道1時間くらいかかり、7時半出発となるとその時間忙しいので困るようなのです。子どもの送り迎えなどがあるのかもしれません。

すると彼と売店のおばさんは、近くにいた他の運転手に声をかけてくれました。多分、「明日の朝7時半にこの人たちをベトナム国境まで10ドルで連れてってあげる人はいない?」みたいなことを声がけしてくれたのだと思います。

売店のおばさんと集まってきたトゥクトゥク運転手

でもその時間は誰も嫌がる時間帯のようで、トゥクトゥクを出してくれる人はなかなか見つかりません。

そんな中年の運転手たちに混じって、年の若い運転手が一人いて、彼が7時半にきてくれることになりました。ゲストハウスの場所と料金を再確認して、彼の電話番号もメモしました。正直、本当にちゃんと伝わっているのか、伝わっていたとしても彼が本当に翌朝来てくれるのか不安はありましたが仕方ありません。

彼とトゥクトゥクが時間通り現れることを祈りながらゲストハウスへ戻ったのでした。

そして翌朝

朝ゲストハウス前に停まっていたトゥクトゥク

翌朝、不安を感じながらも荷造りをして部屋をチェックアウトしました。階段を降りて一階ロビーに出るまでにゲストハウスのオーナーがいたので、鍵を渡してチェックアウトを告げました。

そしてトゥクトゥク運転手の電話番号を見せて、この運転手が迎えに来るはずなんだけど電話で確認してもらえないかとお願いしたところ、「その運転手なら、すでに入り口に来てるのがおそらくそうだと思うよ」といわれました。

トゥクトゥク車内にて

時刻はまだ7時半には少し早かったのですが、確かに赤と黒のシートのトゥクトゥクが停まっています。若い運転手は寝癖もそのままに、私たちを待ってくれていました。

さっそく「スースダイ(おはよう)」といって乗り込みます。トゥクトゥクはケップの海岸沿いを順調に進み、やがてベトナム国境へと到着しました。所要時間は約50分でした。

トゥクトゥク運転手とケップ国境にて

カンボジア側のイミグレーション前でトゥクトゥクを降りて、記念撮影です。ここで40,000リエルを払い、お礼をいって彼とはお別れしました。いよいよ国境越えです。

ケップ国境にてカンボジア出国

カンボジアイミグレーション

まず、カンボジア側のイミグレーションで出国手続きを行います。ネットで調べた限りでは、どうやらこの陸路国境はカンボジア側もベトナム側も評判が悪く、不当な手数料を請求されたという情報が複数件上がっていました。

それで少しドキドキしながらの国境越えだったのですが、結果的に金額の請求は何もなく、スムーズに手続きを終えることができました。

カンボジア側の出国手続きの場所が分かりにくかったのですが、パスポートチェックと書かれた方向に進み、出国スタンプを押してもらいました。

このとき私たちが通ったのは実はカンボジア入国手続きのためのブースだったと思うのですが、入国審査の窓口にそれぞれ「NOTHING TO PAY(お金を支払う必要はありません)」と書かれていました(イミグレーション内なので写真撮影できなくて残念です)。ただし、カンボジア入国アライバルビザのブースは別にあります。

とにかく私たちは何を請求されるでもなく、すんなり通過しました。

パスポートチェックの出口

ベトナム側のイミグレーションまでは数メートルで、歩いて渡ります。

ちなみにこのとき、ちょうどクメール正月の大晦日で、私たちも正月休暇の混雑を避けてカンボジア出国したのでした。カンボジア人にとってはこの日から連休に入る人が多いようで、この国境にもカンボジア人の団体観光客が大勢いました。休暇を使ってベトナムに遊びに行くのでしょう。

それで出入国手続き窓口が混み合っていたのですが、カンボジアからベトナムまでの間の友好通路でもバチバチ写真撮影しているカンボジア人がたくさんいました。通常はイミグレーションのような国家機関施設での写真撮影はためらわれますが、私も彼らに便乗して写真をパチリ。

このゲートの向こう側にベトナムイミグレーションがある

ハティエン国境でベトナム入国手続き

ベトナム側イミグレーション

ベトナム文字が書かれたゲートがあり、その向こうにベトナム側のイミグレーションが見えてきました。今度はベトナム入国手続きです。

現在、日本人もイギリス人も15日以内の観光目的の滞在であればビザ免除でベトナム入国することができます。

以前は、最終のベトナム出国日から30日以上経過していないと再入国できないというルールがありましたが、これはすでに法改正により廃止されています。私たちも前回のベトナム出国から30日たっていませんが、問題なく入国できました。

イミグレーションの建物に入ると入国手続きの窓口があるのでそこでパスポートを提出します。「ビザは?」と聞かれるので「ビザ無しで」といえばOKです。まもなく入国スタンプが押されて手続き完了です。入国スタンプの横に滞在可能な日付が書き込まれるので確認しておきましょう。

荷物を検査機にスキャンして、無事ベトナム入国です。

国境からハティエン街中心への移動

ベトナムイミグレーションの外

ベトナム入国手続きを終えたあとは最寄りの街、ハティエンまで移動します。国境ポイントからハティエンまで約6kmで、ちょっと歩くのは難しいでしょう。

イミグレーションの門を出ると、タクシーやバイクタクシーが停まっていました。ここからハティエンの街までの相場は5米ドルくらいだろうと目星をつけて、声をかけてきた運転手と交渉しましたが、お話になりません。

私たちとしては、カンボジアリエル現金が手元に残っていたため、これを使い切ってしまいたかったのですが、「ここはベトナムだから」と頑としてゆずらないのも困ったところです。

話しかけてきた運転手

金額も折り合いがつかないので、とりあえず先に見えている交差まで歩いて行くことにしました。交差点には商店が出ていて活気がありそうなので、そこ流しのトゥクトゥクを拾えるかもしれません。

先ほど話しかけてきた運転手は、私たちが歩き出したあともバイクでやってきては「街まで11kmあるから歩いて行くのは無理だ」とか話しかけてきますが、無視して進みます。

そうして多分1kmも歩かないうちだったと思いますが、イミグレーションへ向かって走っていくタクシーがすれ違いざまにクラクションを鳴らして走り過ぎて行きました。その数分後、客をイミグレーションまで送り届けたそのタクシーが後ろから追いかけてきたのです。

乗り心地の良さそうなトヨタ車で、金額は一人4ドルでいいといいます。しかも、カンボジアリエル払いでもオッケーだというので、即座に乗り込むことにしました。

私たちが利用したタクシー

彼にしてみれば国境まで客を乗せていて、十分稼いでいるので、私たちからの収入はボーナスみたいなものでしょう。金額をぼったくる必要もないのです。

私たちが車に乗ると、その運転手は先にお金を払うよういってきました。クリスがカンボジアリエルで支払うと、彼は車を路肩に停め、近くの売店にいた人に両替してもらって戻ってきました。

その後、私たちが宿泊予定しているゲストハウスを確認し、一気に街まで車を走らせたのです。

ゲストハウスの前にて

エアコンが効いた快適な車内で、10時前には目的地のゲストハウスに到着できました。

ケップでの交通手段確保には時間がかかりましたが、そのあとは非常にスムーズでストレスなしの国境越えでした。

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