「イギリス旅行中に突然のロンドン地下鉄(チューブ)のストライキ発生……!」そんなハプニングが起きると、せっかくの旅の計画が狂って焦ってしまいますよね。
一般的にウォータールー駅から東部ノリッジ(Norwich)へ移動する場合、バンク駅を経由してリバプール・ストリート駅からグレーター・アングリア(Greater Anglia)線の特急に乗るのが王道です。しかし、バンク駅は階段が多くて大混雑する旅行者の難所。
そのため私たちは、事前に「ジュビリーラインでストラトフォード(Stratford)駅に出て乗り換える」という快適重視のルートを選び、格安の「アドバンスチケット(Advance Ticket)」を購入していました。
すると、なんと移動当日にロンドン地下鉄のストライキが直撃!
アドバンスチケットは乗る列車やルートが指定されているため、「もしジュビリーラインが止まっていたら……」と一瞬ヒヤッとしましたが、結果は大勝利。ジュビリーラインは見事に動いており、ストライキの大混乱やバンク駅の悪夢のような階段を完全にスルーして、驚くほどスムーズにノリッジへ抜けることができました。
この記事では、なぜ事前にストラトフォード乗り換えを選んだのか、そのメリットと、ストライキ当日のリアルな体験談、そしてアドバンスチケットで移動する際の注意点を徹底解説します!
あらかじめ「ストラトフォード駅乗り換え」を選んだ理由と、アドバンスチケットの罠

王道「リバプール・ストリート経由」を避けたかった:旅行者泣かせの難所・バンク駅の階段
前回の旅では、いわゆる「王道ルート」であるウォータールー駅 ⇒ バンク駅 ⇒ リバプール・ストリート駅という乗り換えを利用しました。しかし、これがなかなかの重労働。
特に乗り換えで使うバンク(Bank)駅は、古いロンドン地下鉄の象徴のような場所です。地下深く、通路は迷路のようで、なにより「階段のアップダウン」が非常に多い!今回私たちはバックパック一つという身軽さですが、大きなスーツケースや旅行カバンを持っている旅行者にとって、あの階段を上り下りするのはそれだけで体力を削られます。
「あの混雑と階段はもう避けたい……」そう考えて見つけたのが、ウォータールー駅からジュビリーライン(Jubilee Line)で一本で東の「ストラトフォード(Stratford)駅」まで行き、そこでノリッジ行きに合流するというルートでした。
安さが魅力の「アドバンスチケット」:ルート固定だからこそストライキで焦った瞬間
イギリスの鉄道を賢く旅するなら欠かせないのが、早割乗車券である「アドバンスチケット(Advance Ticket)」です。今回もこのストラトフォード経由のルートで、事前に格安の指定席券をしっかり確保していました。
しかし、アドバンスチケットには「購入時に指定した列車・ルートしか使えない(変更・払い戻し不可)」という厳しいルールがあります。
移動当日、ロンドン地下鉄のストライキ情報が飛び込んできた時はさすがに心臓が跳ね上がりました。「もしジュビリーラインが運休になったら、このチケットは紙屑になってしまうかも……」という不安が頭をよぎったのです。
【当日の状況】地下鉄ストライキ直撃!でもジュビリーラインは動いていた

なぜストライキでもジュビリーラインは運行していたのか?
ハラハラしながらウォータールー駅に到着しましたが、結果は見事に運行中! 周辺の他の路線が運休や間引き運転で大混乱する中、ジュビリーラインはしっかりと動いてくれていました。
実は、ロンドン地下鉄のストライキといっても、すべての路線が一斉に100%止まるわけではありません。特にジュビリーラインのような比較的新しく、自動運転化が進んでいる(システムが近代的な)路線は、ストライキの日でも部分運行や限定的な運行を維持しやすい傾向があります。事前のルート選びが、図らずも最高のストライキ対策になっていたのです。
イギリスの鉄道・チューブの最新運行状況を調べる必須アプリ
イギリス旅行中、ストライキや遅延などのハプニングに遭遇した際は、とにかく「リアルタイムの公式情報」を掴むのが鉄則です。私が当日も何度もチェックした必須アプリ(サイト)がこちら。
- TfL Go(Transport for London公式): 地下鉄(チューブ)のどの路線が動き、どこが止まっているかが一目でわかります。
- National Rail Enquiries: 地上線(ナショナル・レール)の遅延や運休、ホーム変更の情報をリアルタイムで追うことができます。
ネット上の古い情報ではなく、常にこの2つの公式情報を見て動くのが、海外でのトラブル回避の極意です。
実際に乗ってわかった「ストラトフォード駅乗り換え」3つのメリット

結果的にストライキを回避できただけでなく、純粋に「移動ルート」としてもストラトフォード経由は良かったです。実際に感じたメリットを3つにまとめます。
メリット①:ジュビリーライン東側区間は広くて近未来!ホームドア完備
ウォータールー駅からストラトフォード駅へ向かうジュビリーラインの東側区間は、1999年に延伸された比較的新しいエリアです。
古い地下鉄の「狭くて暗い」イメージとは真逆で、駅の天井が高く、コンクリートとガラスを多用したSF映画のような近未来デザインになっています。
さらに、地下駅にはしっかりとしたフルスクリーンのホームドアが完備。地下特有の凄まじい生暖かい強風に吹かれることもなく、スペースも広々としています。
メリット②:ストラトフォード駅は地下鉄から地上線への乗り換えが驚くほどスムーズ
王道ルートのリバプール・ストリート駅は、地下ホームから地上の特急ホームまで長いエスカレーターを乗り継ぎ、構内をかなり歩く必要があります。
一方のストラトフォード駅は、モダンなハブ駅として設計されているため、構造が比較的すっきりしています。地下鉄ジュビリーラインを下車した後、ナショナル・レール(地上線)のホームへのアクセスが非常にシンプル。バンク駅のような「延々と続く階段」に苦しめられることもなく、格段にスムーズな乗り換えが可能でした。
メリット③:駅直結の巨大モール(ウェストフィールド)があり、買い出しや緊急時も安心
ストラトフォード駅の大きな強みが、ヨーロッパ最大級のショッピングモール「ウェストフィールド(Westfield)」が駅に直結している点です。
長距離電車の前にサンドイッチや飲み物を買い出すのはもちろん、万が一駅構内でトイレが見つからなくて焦った時(海外の駅のトイレは分かりにくい場所にあることが多いですよね!)も、このモールの綺麗で広々とした公衆トイレに駆け込めるという絶大な安心感があります。
ストラトフォード駅からグレーター・アングリア線(ノリッジ行き)に乗る際の注意点
ストラトフォード乗り換えは非常に快適ですが、実際に利用してみて「ここは気をつけた方がいい」と思ったポイントも2つ共有します。
始発駅ではない!途中乗車で「座席確保」をするためのコツ
ノリッジ行きの特急(Greater Anglia)は、リバプール・ストリート駅が始発です。ストラトフォード駅は「最初の途中停車駅」となるため、列車がホームに入ってきた時点で、ある程度座席が埋まっています。
もし「指定席(Reserved Seat)」をとっている場合は問題ありませんが、自由席で乗る場合は、電光掲示板で出発ホーム(Platform)を確認したら早めにホームへ向かい、ドアの前に並んでおく方がよいでしょう。
新型車両の快適な車内設備(コンセント・USBポート・Wi-Fi環境)
無事に列車に乗り込んでしまえば、あとは目的地まで約2時間の快適な旅です。
現在、グレーター・アングリア線で運行されている新型車両(白ベースのスマートな車体)には無料Wifiが備わっています。
移動中のちょっとした作業、旅の情報収集もストレスフリーで行えます。窓の外に広がるイギリス郊外ののどかな田園風景を眺めていると、さっきまでのロンドンのストライキの喧騒が嘘のようにリフレッシュできます。
まとめ:ロンドンを賢く抜けるなら、ストライキ対策にもなる「ストラトフォード経由」が最強!
今回は「たまたま快適そうだから」と選んだストラトフォード駅乗り換えルートでしたが、結果として「地下鉄ストライキの大混乱をスルーして乗り換えも楽ちん」という大勝利の移動になりました。
ロンドン中心部の王道ルートは一見便利ですが、ハプニング時や大きな荷物がある時は、今回のような「少し東側へ迂回するルート」を持っておくと、旅の快適度がグッと上がります。
みなさんもロンドンから東部(ノリッジ方面)へ旅する際は、ぜひジュビリーラインを使った「ストラトフォード乗り換え」を検討してみてくださいね。快適な電車の旅になりますように!


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