ハッタ島からバンダネイラ島へ戻り、私たちは改めてこの小さな島の魅力を再発見する散策に出かけました。バンダネイラは端から端まで1時間以内で歩けるほどコンパクトですが、そこには「スパイス諸島」と呼ばれるこの場所ならではの深い歴史と、穏やかな日常が流れています。
🇬🇧 Read this article in English: Walking Around Banda Neira: A Scenic Guide to the Spice Islands
ビタ・ゲストハウス(Vita Guesthouse)でインドネシアの朝食を

旅の拠点である「ビタ・ゲストハウス」での朝食は、毎日の楽しみです。洋食かインドネシア式を選べますが、断然おすすめなのがインドネシアの伝統料理「ナシクニン(Nasi Kuning)」です。

バナナの葉に包まれた黄色いターメリックライスと新鮮な魚。これを開く瞬間が、バンダ諸島での一日の始まりを告げる合図です。

北部エリアを散策:日常と歴史が交差する風景
朝食後、活気ある朝市を抜け、島の北側を目指して歩き始めました。
バンダネイラ空港:滑走路の今

PELNIの船が到着する港を過ぎると、すぐ近くに「バンダネイラ空港」があります。飛行機の離着陸は非常に稀で、空港はとても静かです。数年前は滑走路に柵がなく自由に写真を撮ることができましたが、現在は柵が設置され、立ち入りが制限されています。時代の変化を感じる瞬間でした。
マロリビーチ(Maloli Beach):手つかずの火山海岸

さらに北へ進むと、火山岩が広がる「マロリビーチ」に到着します。ここは砂浜ではありませんが、沖合には美しい珊瑚礁が広がっており、地元の人々がシュノーケリングを楽しむ隠れ家的なスポットです。訪れる際は、ぜひシュノーケリングセットを持参してください!
スパイス諸島の歴史:ナツメグの香りに包まれて

バンダ諸島といえば、16世紀のヨーロッパで「金よりも価値がある」とされたスパイス、特にナツメグやクローブの産地として世界史に名を刻んだ場所です。
島を歩いていると、至る所でナツメグの木を見かけます。道端や民家の前でナツメグが丁寧に乾燥されている光景は、まさにスパイスアイランドの証。他にもシナモン、ココナッツ、パパイヤ、スターフルーツといった南国の果実が点在しており、歩くだけで豊かな自然の恵みを感じることができます。



ラウタカビーチ(Lautaka Beach)と火山の絶景

散策の終盤は、島の北西部にある「ラウタカビーチ」へ。ゴミが散見されることもありますが、ここからの景色は格別です。対岸にそびえる「アピ火山」の溶岩流を、町の中心部からとは全く違う角度から間近に望むことができます。

ビーチの近くには、色鮮やかな民家が並ぶ小さな村があり、美しいモスクが佇んでいます。軒先で干されている魚が太陽に照らされ、バンダ諸島での平和な日常がそのまま写真に収まるような、美しい光景でした。



バンダネイラをもっと楽しむために
- 離島へのアクセス: バンダネイラからハッタ島へパブリックボートで行く方法
- 島間移動: バンダネイラからアンボンまでペルニ船Sabuk 106号に乗ってみた


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