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ラオス中国鉄道の高速列車(LCR)乗車記!ウドムサイからバンビエンへのチケット購入方法と駅の厳重セキュリティ攻略

ラオス

2021年末、ラオスの首都ヴィエンチャンと中国国境の街ボーテンを結ぶ「ラオス中国鉄道(LCR:Lao-China Railway)」が開通しました。それまで北部ラオスの山岳地帯をすさまじい悪路のバスで何時間もかけて移動していたバックパッカーにとって、この高速列車の登場はまさに革命。移動時間を劇的に短縮してくれる救世主です。

私たちは、ラオス北部の拠点であるウドムサイ(別名:ムアンサイ / Muang Xai)から、大自然のアクティビティ天国であるバンビエン(Vang Vieng)への移動に、このハイスピード列車を利用することにしました。中国式の超近代的な巨大駅舎、飛行機並みに厳重なセキュリティチェック、そして当時はまだオンラインシステムが不安定で「現地窓口に並ぶしかなかった」泥臭いチケット争奪戦まで、2023年の元旦に実際に乗車した際の一部始終を徹底レポートします!

🇬🇧 Read this article in English: Lao-China Railway High Speed Train from Oudomxay to Vang Vieng Ticket Guide

この記事は私たちが2022年12月〜2023年1月(元旦)に旅した実体験をベースにしています。現在は公式アプリ(LCR Ticket)での予約が主流になるなどシステムがアップデートされていますが、駅構内での厳しいルールやパスポート必須の流れ、バンビエン駅からの市内アクセスなど、基本の動線は今でも非常に役立ちます。インフレによる運賃(Kip建て)の変動と合わせて、最新の予約状況は現地で必ず確認してくださいね!

ウドムサイ〜バンビエン高速列車移動クイックサマリー

  • 移動ルート: ムアンサイ駅(ウドムサイ) ➡ バンビエン駅
  • 所要時間: 14:25発 ➡ 16:39着(C85便・2等席)。なんとわずか2時間14分で定刻通りに到着!
  • チケット購入の注意点: 購入には乗客全員のパスポートが絶対に必要です。チケットには氏名とパスポート番号が印字されます。
  • 駅でのルール: 駅に入るには「当日のチケット」が必要で、飛行機並みの荷物検査(X線)とボディチェックがあります。また、当時はコロナ対策のマスク着用が厳格に義務付けられていました。

【動画】近代的な車内と車窓の絶景!ラオス高速列車のリアルなVlogはこちら

ウドムサイ駅の行列の様子から、近未来的な高速列車のフォルム、そしてトンネルを抜けるたびに現れるラオスの美しい山岳風景をYouTube動画にまとめています。乗車前のイメージ作りにぜひチェックしてみてください!

2021年、ラオス、ヴィエンチャンから、中国との国境の街ボーテンを結ぶ鉄道が開通しました。この鉄道によりラオス北部の陸路による交通が一気に時間短縮されることになりました。

私たちが今滞在しているウドムサイ(ムアンサイ)の町にも鉄道が通っており、ここからラオス中国鉄道を使って、北はボーテン、南はヴィエンチャンまで行くことができます。

私たちは次の目的地に向かって、バンビエン(ヴァンヴィエン)まで行くことにしました。ウドムサイ(ムアンサイ)からヴァンヴィエンまでの鉄道の旅です。

ムアンサイ鉄道駅で切符を購入

ムアンサイ鉄道駅
ムアンサイ鉄道駅

ウドムサイは別名「ムアンサイ」とも呼ばれます。この町の鉄道はムアンサイ鉄道駅と名称がついているようです。

ラオス中国鉄道の切符は現在オンラインシステムが機能しておらず、鉄道駅あるいは市内の鉄道切符売り場に行って購入する必要があります。切符売り場によって少し異なるようですが、基本的には出発する2日前から販売が始まります。

以前にヴィエンチャンで、ラオス中国鉄道の切符を購入した経験があります。ヴィエンチャン市内の切符販売所で購入しましたので、鉄道駅で切符を購入する場合と少し勝手が異なります。詳しくはこちらの記事をご覧ください:➡ ビエンチャンからルアンパバーンへ!高速鉄道のチケット予約から駅への行き方まで

ムアンサイ鉄道駅は街の中心から約2〜3 km離れたところにあります。歩いて行ける距離ですので、私たちは鉄道駅まで歩いて行き、そこで切符を購入しました。

ムアンサイ鉄道駅の切符売り場
ムアンサイ鉄道駅の切符売り場

鉄道駅チケット売り場が開くのは9時半から15時までというふうに表示されています。ところが私たちが9時15分頃駅に着いた時には、すでに営業開始しており、たくさんの人が列に並んでいました。

私たちはムアンサイからバンビエン(ヴァンヴィエン)までの移動予定していましたが、もしバンビエン(ヴァンヴィエン)までのチケットが取れない場合はルアンパバーンまで行きたいと考えていました。

12月の時刻表を見るとムアンサイ発ビエンチャン行きの列車は1日3本あり、そのうち二つがハイスピードトレイン、もう一つが普通列車となります。

当日切符の空席状況
当日切符の空席状況

鉄道駅の切符売り場には、現時点での空席状況が表示されており、とてもわかりやすいです。

さらに水色の制服を着た職員が二人いて、明らかに外国人とわかる夫が話しかけると、片言の英語で対応してくれました。

チケット販売窓口
チケット販売窓口

ラッキーなことに夫はうまく列に割り込む(!)ことができ、思っていたよりも短い時間で彼に順番が回ってきました。

この時駅構内に入るにはマスク着用が必須となっていたのですが、私たちは二人ともマスクを持っていませんでした。でも、近くにいた親切なラオス人の若い男性が、夫に新しいマスクを1枚プレゼントしてくれたので、彼は駅の中に入って切符を購入することができました。

購入した鉄道切符
購入した鉄道切符

14時25分発、バンビエン(ヴァンヴィエン)行きのセカンドクラスです。切符購入時にパスポートの提示が必要となりますが、名前とパスポート番号が印刷されます。車両番号と座席番号も明記されているので、それにしたがって列車に乗り込みます。

ムアンサイ鉄道駅に入場

ムアンサイ鉄道駅
ムアンサイ鉄道駅

ムアンサイ駅の出発時刻は14時25分ですが、駅構内に入る際にセキュリティチェックがあり、プラットフォームに入れるのは出発時刻の5分前となっているので、余裕をもって駅に着くようにします。

私たちは午後1時間半くらいに駅に着きました。駅に向かって右側の入り口から入場します。ムアンサイ鉄道駅の構内に入る際、パスポートと乗車券を提示しましょう。

入り口横の掲示板
入り口横の掲示板
ムアンサイ鉄道駅の入り口
ムアンサイ鉄道駅の入り口

荷物をX線検査すると当時に、女性職員による軽いボディチェックがあります。

ムアンサイ鉄道駅のセキュリティチェック
ムアンサイ鉄道駅のセキュリティチェック

駅構内に入ると正面に青色の掲示板があり、当日の列車が表示されています。プラットフォームに入れる時間が決まっていますので、その時刻になるまで待合室で待つことになります。

駅構内の掲示板
駅構内の掲示板
ムアンサイ鉄道駅の待合室
ムアンサイ鉄道駅の待合室

改札後、高速列車に乗車

ラオス中国鉄道の高速列車
ラオス中国鉄道の高速列車

私たちの高速列車C85は、14時05分に改札開始と表示されていました。この列車はウドムサイ(ムアンサイ)が始発なので、すでにプラットフォームに車両が入っています。予定時刻になると改札が始まり、職員が改札口で乗車券をチェックします。

改札口で乗車券を確認する職員
改札口で乗車券を確認する職員

改札を抜けて、私たちの列車が出発する1番ホームへと移動しました。

1番ホームへの階段
1番ホームへの階段

1番ホームに着くとこちらにも複数の職員がいて、「1号車はあちらです」と案内してくれました。切符に表示されている車両番号と座席番号にしたがって乗車します。

高速列車のセカンドクラス
高速列車のセカンドクラス

この日はたまたま大みそかだったんですが、私たちが乗った車両はガラガラでした。ルアンパバーン駅でたくさんの人がプラットフォームに並んでいたので、ルアンパバーン以降は混むのかなと思ったら、ほぼみんな隣の車両に乗り込んで行きます。もしかしたら、行き先別に車両が分かれているのかもしれません。

高速列車内の洗面台
高速列車内の洗面台
高速列車内のトイレ
高速列車内のトイレ
美しいラオスの風景
美しいラオスの風景

ウドムサイ(ムアンサイ)からバンビエン(ヴァンヴィエン)までの道のりはトンネルがとても多いですが、その合間に美しいラオスの風景を楽しむことができます。

バンビエン(ヴァンヴィエン)鉄道駅到着と市内への移動

バンビエン(ヴァンヴィエン)鉄道駅
バンビエン(ヴァンヴィエン)鉄道駅

バンビエン(ヴァンヴィエン)到着予定時刻は16時39分。列車は予定通りに到着しました。バスなら丸一日かかっていた距離を、たった2時間ちょっと。本当に早いです!

バンビエン(ヴァンヴィエン)鉄道駅は市中心部から北へ4kmほど離れたところにあります。歩けない距離でもないですが、私たちは市の南端にあるゲストハウスを目指そうと思っていたので、ソンテウで市内まで出ることにしたのです。

バンビエン(ヴァンヴィエン)駅の前には、ソンテウの他にバスも停まっていました。

ヴァンヴィエン鉄道駅前のソンテウ
ヴァンヴィエン鉄道駅前のソンテウ
市内までのバスもあります
市内までのバスもあります

料金はいずれも一人30,000キープ。外国人はバスの方へ乗れといわれますが、バスが満席になってしまっていたのでソンテウに乗りました。ドライバーに自分たちが泊まる宿の名前(またはエリア)を伝えれば、市内の目当ての場所のすぐ近くまで混載で順番にドロップオフしてくれます。風を浴びながら奇岩の山々を眺めて走るソンテウの荷台は、まさにバンビエンに到着したことを実感させてくれる最高のプロローグになりました!

バンビエンに到着した後のプランはお決まりですか? 高速列車で一瞬にしてバンビエンに到着した私たちは、さっそく翌日からママチャリを借りて、砂埃舞う大自然のラグーンループへと旅立ちました!静かで最高の夜を過ごせた西岸エリアの宿の秘密や、年末年始に出会った絶品フレンチピザのお店など、詳しい滞在記はこちらの [バンビエンで何する?のどかな田舎道をゆくラグーンサイクリング、西岸エリアの静かな宿とおすすめグルメ] をチェックしてみてください!

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