東ティモールを旅行するにあたり、首都ディリ(Dili)市内のTelemorショップでSIMカードを購入しました。SIMカード本体はUS$3.50で、7日間の無制限データプランはUS$5。今回は3週間分としてデータプランのスクラッチカードを3枚購入し、合計US$18.50を現金で支払いました。
店頭では7日間US$5の無制限データと、30日間US$30のプランを案内されました。単純に比較すると30日間プランの料金がかなり高く感じられますが、公式サイトには通話なども含まれる別のプランも掲載されています。
この記事では、実際に購入したSIMカードとデータプラン、スクラッチカードの登録方法、ディリ市内とアタウロ島で使ってみた通信速度について紹介します。
🇬🇧 Read this article in English: Telemor SIM Card in Timor-Leste: Prices, Data Plans and Internet Speed
東ティモールのTelemorとは?
Telemorは、東ティモールで携帯電話やモバイルインターネットのサービスを提供している通信会社です。
今回、私たちはディリ市内のTelemorショップでプリペイドSIMカードを購入しました。旅行中に地図を確認したり、調べものをしたり、ブログを更新したりするため、現地で使えるモバイルデータ通信を確保しておくことにしました。
公式サイトでは、無制限データプランのほか、データ容量が決まっているプランや、通話・SMSが含まれるプランも案内されています。
Telemor SIMカードの購入料金

今回、ショップで支払った料金は次のとおりです。
- SIMカード本体:US$3.50
- 7日間の無制限データプラン:US$5 × 3枚=US$15
- 合計:US$18.50
支払いは現金でした。
データプランは、オレンジ色のスクラッチカードで購入しました。カードには「Sosa Pakete Fasil Liu」と書かれており、US$5、5G、*177# という表記もありました。
SIMカード本体の料金と、データプランの料金は別です。今回はSIMカードを購入すると同時に、3週間分のデータプランもまとめて購入しました。
SIMカードの購入にはパスポートが必要
TelemorのショップでSIMカードを購入する際には、パスポートの提示を求められました。東ティモール到着後に現地のSIMカードを購入する予定なら、パスポートを忘れずに持参しましょう。
Telemorのデータプランと料金
ショップでは、無制限データについて次の2つの料金を案内されました。
- 7日間:US$5
- 30日間:US$30
最初は、30日間のプランが7日間のプランに比べてかなり割高に感じられました。
ただし、Telemorの公式サイトには複数の無制限プランが掲載されています。たとえば、DU4G7はUS$5で7日間の無制限インターネットを利用できるプランです。また、DU30はUS$25で30日間の無制限データを利用できるプランとして案内されています。
一方、DiamondはUS$30のプランで、無制限インターネットに加えて通話やSMSなども含まれます。
つまり、店頭で案内された30日間US$30のプランは、7日間US$5のデータ専用プランとは内容が異なる可能性があります。料金だけで比較するのではなく、通話やSMSなどの特典も確認したほうがよさそうです。
なお、今回購入したスクラッチカードについては、カードに記載されたプランコードを確認できていないため、公式サイトのDU4G7と同一の商品だとは断定していません。
店頭では、無制限データプランだけでなく、利用できるデータ容量が決まっているプランもいくつか紹介されました。インターネットをそれほど多く使わない人や、短期間だけ滞在する旅行者には、こうした容量制限付きのプランも選択肢になりそうです。
今回は無制限データプランを選びましたが、必要なデータ量や滞在期間によっては、容量制限付きのプランのほうが適しているかもしれません。具体的な料金やデータ容量はプランによって異なるため、購入時に店員に確認することをおすすめします。
スクラッチカードでデータプランを登録する方法

今回購入したデータプランは、スクラッチカードを使って追加するタイプでした。
最初の7日間分は、ショップのスタッフがSIMカードにデータプランを登録してくれました。残りの2枚は、7日間ずつ間隔を空けて自分で登録する予定です。
登録の流れは次のとおりです。
- スクラッチカードの銀色の部分を削る。
- 表示された番号を確認する。
- カードに記載された手順に従って番号を入力し、登録する。
- 登録が完了したら、データ通信が利用できることを確認する。
カードには「*177#」という表記もありました。Telemorの公式サイトでも、*177# はデータプランの登録に使える方法として案内されています。ただし、スクラッチカード固有の登録手順については、カードの記載内容に従ってください。
残りのカードはこれから登録するため、この記事では、最初の1週間分をスタッフに登録してもらった体験と、今後予定している手順を分けて紹介しています。
TelemorのSIMカードは英語で購入できる?

ショップのスタッフは、テトゥン語のほか、インドネシア語と英語も話していました。
私たちの場合、英語よりもインドネシア語のほうがコミュニケーションを取りやすく、料金プランについてもインドネシア語でやり取りしました。
東ティモールではテトゥン語やポルトガル語が使われていますが、場所や相手によってはインドネシア語も役立ちます。インドネシアを旅行した経験がある人なら、インドネシア語で質問してみるのもよい方法です。
料金やプランの内容を確認するときは、データ容量、利用期間、通話・SMSの有無を確認しておくと安心です。
ディリ市内での通信速度
ディリ市内では、TelemorのSIMカードを使ってインターネットに接続できました。ただし、実際に使ってみると、夕方になるにつれて通信速度が遅くなるように感じました。
時間帯や場所によって通信状況が変わる可能性があるため、これは私たちが滞在中に感じた印象です。速度測定アプリで計測した数値ではありません。
ブログの更新やウェブサイトの閲覧など、基本的な用途には利用できましたが、夕方は通信に時間がかかることがありました。
アタウロ島での通信速度
ディリを離れてアタウロ島(Atauro Island)に移動したあとも、TelemorのSIMカードを使っています。
アタウロ島での通信速度は、私たちが利用した場所ではそれほど悪くありませんでした。ただし、非常に速いというわけでもなく、特別に快適だと感じるほどではありません。
島内でも場所によって通信状況が異なる可能性があるため、今回の感想は実際に利用した場所での体験です。
東ティモールでは島や地域を移動する予定がある場合、目的地でもモバイル通信が使えるとは限らないため、宿泊先のWi-Fiなど、ほかの接続手段も確認しておくと安心です。
➡ DiliからAtauro島への行き方|フェリーの料金・時刻表と実際の乗船体験
テザリングすると通信速度が遅くなる
私のスマートフォンでテザリングを有効にし、Chrisのスマートフォンをインターネットに接続しています。
ただ、テザリングを使うと通信速度がさらに遅くなるように感じました。
Telemorの公式サイトでも、一部の個人向け無制限プランについて、ホットスポット(テザリング)を利用すると通信速度が低下する場合があると説明されています。
そのため、複数の端末でインターネットを利用する場合は、テザリング時の速度も考慮しておくとよさそうです。
東ティモール旅行にTelemorのSIMカードはおすすめ?
今回の体験では、US$3.50のSIMカードと、7日間US$5のデータプラン3枚で、合計US$18.50を支払いました。3週間分のデータ通信を確保できる計算です。
実際の通信速度は、ディリ市内では夕方に遅くなると感じた一方、アタウロ島ではそれほど悪くありませんでした。ただし、テザリングをすると速度が低下するように感じました。
購入前には、次の点を確認するのがおすすめです。
- SIMカード本体の料金
- データプランの料金と有効期間
- 無制限プランの利用条件
- 通話やSMSが含まれるか
- テザリングが可能か、速度制限があるか
30日間US$30のプランが必ずしも割高とは限りません。データだけを使いたいのか、通話なども必要なのかによって、適したプランは変わります。
旅行中に必要なデータ通信量や滞在期間に合わせて、購入時にスタッフへ確認しておくとよいでしょう。
料金やプランの内容は変更される可能性があります。この記事の料金は、実際に購入した際の体験と、公式サイトで確認できた情報に基づいています。


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