プノンペンには4月9日に到着し、一泊しました。そして翌日、鉄道でカンポットへ向かいます。
今年2023年のクメール正月は4月14日。お店やレストランなどは13日の晦日から4日間閉めるときき、その前にカンボジア脱出を予定しています。
カンポットから徐々に国境へ向かう予定ですが、まずはプノンペンからカンポットまで行くことに。
プノンペンからカンポットまでの道のり
カンポットは、カンボジア南部カンポット州の州都です。 人口は約5万人(2012年)の海岸線に近い街で、胡椒の栽培が有名です。
プノンペンからの距離はおよそ150km。バスも運行していますが、今回は鉄道を使うことにしました。
プノンペンからカンポットまでの鉄道切符を購入
カンボジアのロイヤル鉄道サービスは一時運行を休止していたようですが、このときは復旧していました。プノンペンからカンポット行きの列車は午前7時の一日一本運行しています。
プノンペンが始発ですので、時間通りの出発が期待できそうです。
プノンペン鉄道駅は街中心にあり、私たちは前日に歩いて切符を買いに行きました。
窓口の女性は英語が話せたので切符購入は容易でした。プノンペンからカンポットまでの鉄道料金は一枚9米ドル。
カンポットに着くのは何時かと尋ねると、彼女は笑いました。所要時間は3時間とのことですが、あまり期待しないほうがよさそうです。
切符売り場には、当日は出発時刻の40分前にプラットフォームへ来るようにと案内がありました。
プノンペン鉄道駅までの移動
プノンペン鉄道駅は街の中心にあるため、歩いて行くことも可能です。私たちは中心からやや離れたところにあるホテルに宿泊していたので、配車アプリのGrabを使ってトゥクトゥクで移動しました。駅まで約3kmの距離でトゥクトゥク料金は5,500リエルでした。
私たちが駅に着いた午前6時半頃、駅前にはすでに複数のレストランが営業していました。朝食に鶏肉とライスをテイクアウトしました。目玉焼きとピクルスがついて一人前6,000リエル。
プノンペンからカンポットまでの列車に乗車
プラットフォームに入ると列車はすでにそこに停まっていました。乗車口に行き先の表示があるので確認して乗り込みます。
乗車券には座席番号らしいものが印刷されていましたが、席は自由に座ってよいようです。
座席は青いベンチ型シートです。トイレもあり、動画に撮影しましたが、けっこうきれいです。
汽車は定刻通り午前7時に汽笛を鳴らしながら発車しました。プノンペンの街を横切り郊外へ出ると少しずつ田舎風景へと変わって行きます。
平べったい田んぼに牛が牧草をむさぼるのを眺めながら、私たちも朝ごはんをいただきました。
赤米を混ぜて炊いたご飯に鶏肉と目玉焼きがのっています。甘酢で漬けたピクルスがたっぷりついていました。
カンポット到着
列車は途中いくつかの駅で停りながら走行し、私たちの目的地、カンポット到着は午前11時頃でした。
カンポット鉄道駅は街の中心から少し離れています。
予約していたゲストハウスまで約2.5kmで、歩ける距離ですが、プラットフォームに待機していたトゥクトゥク運転手と交渉して5,000リエルで乗せて行ってもらうことにしました。
カンポットではサイクリングで観光を楽しむ予定です。
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