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ラオス観光ビザを延長する:ウドムサイ、ルアンナムターのケース

ラオス

ラオス入国の際に、30日のアライバルビザを取得しました。12月1日に入国したので30日まで滞在できますが、それでは日数が足らないということで、ビザ延長を試みてみたのです。

ラオスの観光ビザ

ラオスの30日アライバルビザ

日本人はラオス入国に際して、15日以内の観光目的の滞在であれば、ビザを取得する必要はありません。

私たちは15日を超えて滞在する予定でしたし、イギリス人夫はラオス入国にビザが必須なので、ベトナムからの国境超えの際、アライバルビザを取りました。30日の観光ビザです。

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これを書いているのは12月26日ですが、もう少しラオスでゆっくりできれば、と思い、ビザ延長を申請することにしたのです。

ラオス観光ビザの延長の条件

ラオスの観光ビザは所定の場所で申請すると滞在を延長できます。ただし、ビザ免除で入国した場合は滞在延長ができません。いったん、隣国へ出国してからラオスに入国しなおすのは、OKなようです。

調べたところでは、ラオス観光ビザ延長ができるのは、ビエンチャン、ルアンパバーンとウドムサイ県内のイミグレーションオフィスということでした。

ビザ延長には、1日あたりUS2ドルの手数料と証明写真1枚が必要で、1〜2営業日かかると、公式機関のウェブサイトに記載されていました。

ちなみに、オーバーステイした場合の罰金は1日US10ドルです。

ウドムサイでビザ延長にトライ

ウドムサイのイミグレーションオフィス

ビザ延長を決めたとき、私たちはウドムサイにいました。ウドムサイにもイミグレーションオフィスがあり、そこでビザ延長ができると聞いて、さっそく行ってみました。

ウドムサイのイミグレーションオフィスはツーリストインフォメーションの反対側のブロックにあります。上の写真のように「Public Security Office」と書かれているゲートを入り、すぐ左手の建物2階になります。

2階には部屋がいくつかありますが、英語表記はありません。開いている窓からオフィサーが見えたので「イミグレーション?」と聞くと、「イエス、イミグレーション」と答えてくれました。

「ビザの延長をしたいんですが」というと、部屋の中に入るよういわれました。

このオフィスでは、正確にいうと延長ビザの発行ではなく、滞在延長の許可をもらうという形になるようです。そのため、日数単位での延長は不可で、1ヶ月の延長が625,000キープでできるということでした。USドルに換算して約36ドルです。

私たちがオフィスを訪れたのは、月曜日の朝8時でした。パスポートを預けることになるのですが、手続き完了にどのくらい時間がかかるのかと聞くと、その日は上司が会議中で何時に手続き終了するか分からないので、終了したら泊まっているホテルに連絡するといわれたのです。

この日、あわよくばビザ延長のあとルアンナムターまで移動したいと考えており、午後2時のバスに乗りたかったのです。そのことを伝えると「じゃあ、ルアンナムターでビザ延長するといい。ルアンナムターにもイミグレーションオフィスがありますよ」といわれたのです。

そういうわけで、ウドムサイのイミグレーションオフィスはいったん退出し、ルアンナムターに移動することにしました。

ルアンナムターでビザ延長を試みる

ルアンナムターのイミグレーションオフィス

ウドムサイのイミグレーションオフィスを訪ねたその日、朝10時のバスでルアンナムターへ移動しました。

ウドムサイからルアンナムターまでバスで移動する
ウドムサイに2泊したあと、北西の街、ルアンナムターへ行くことにしました。 ウドムサイからルアンナムターまでのバスの旅について書いておきます。

ルアンナムターに着いたのは午後2時。バスターミナルから街中心へと移動しゲストハウスにチェックインしてから、ルアンナムターのイミグレーションオフィスに行ってみることにしたのです。

ルアンナムターのイミグレーションオフィスは街中心にあります。平日は午後4時まで開いているので、その日のうちにパスポートと書類を提出することができました。

ビザ延長セクション

ルアンナムターのイミグレーションオフィスの門をくぐると右手の方にビザ延長手続きのためのブースがあります。

ここでの手続きはウドムサイと異なっており、ビザ延長1日おきに20,000キープかかるといわれました。さらに、既存のビザの期間が延長されるのではなく申請を提出した翌日から起算した日数がビザ延長の期間としてカウントされます。

つまり私たちのビザは12月30日までの滞在が可能となっていますが、ビザ延長申請をしたのは12月26日ですのでビザ延長期間は翌日27日から数えます私たちは20日間の延長を申請したので、翌年1月15日までの滞在が許可されることになるのです。

また、ビザ延長には上司のサインが必要でスムーズに行けばその日のうちに手続き完了できますがタイミングが悪ければ2日ほどかかることもあるといわれました。

ルアンナムターでのビザ延長申請に必要なものは、

  • パスポート
  • ビザ延長申請書類(イミグレーションオフィスでもらえます)
  • 証明写真(パスポートサイズ)
  • 申請手数料20,000キープ✕日数

申請手続きが完了するまで、パスポートを預けることになります。また手数料は手続き完了したときに支払います。

申請書類にラオス国内の携帯電話番号を記入します。手続きが完了したら、その番号に電話して通知しますといわれました。

翌日、イミグレーションで催促してみた!

この街でビザ延長申請したものの、ルアンナムターに長期滞在するつもりはなくて、できれるだけ速く次の街に移動したかったのです。

手続きが完了したら連絡するとはいわれたものの、翌日の昼過ぎになっても連絡はないし、待っていたら何日かかるか分かりません。それで翌日の午後、イミグレーションオフィスに様子見に行ったのです。

前日、気持ちよく対応してくれたオフィサーがいて、でも申し訳なさそうに「まだです」といわれました。パスポートと書類はどこかの部署に運ばれてそこで処理されているとか、なんとか。

それで、できれば翌日にムアンシンという街に行きその後はルアンナムターに戻らないという予定をくどくど説明してみました。すると彼は理解してくれたようで、誰かに電話をして何やら説明しています。そして、「同僚に(私たちのパスポートを)取りに行ってもらうから…」と言ってくれたのです。なんでも交渉してみるものです!

2023年1月15日まで延長されたビザ

というわけで、20日延長分として2人で800,000キープを支払い、ビザ延長手続き完了となりました。2023年1月15日まで延長され、明日からまたガッツリ自由に移動できます。

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