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パクセーからシーパンドン(4000 Islands)への移動:典型的な旅行者ぼったくりの手法

ラオス

ラオス南部の都市パクセーからシーパンドン(4000 Islands)へ移動します。

朝8時にホテルでピックアップしてもらえる、ツーリストバスを利用したのですが…

パクセーからシーパンドンまでの移動について、書いておきます。

シーパンドン(4000 Islands)欧米人バックパッカー人気のエリア

シーパンドンは「4千もの島々」という意味のラオス語で、英語ではそのまま「4000 Islands」と呼ばれています。

カンボジアとの国境近い、メコン川の中洲を指してこういい、欧米人バックパッカーに人気の場所となっています。

パクセーからシーパンドンへのアクセス

パクセーからシーパンドンへはソンテウ(乗合タクシー)が運行しており、南バスターミナルから出ています。

南バスターミナルからシーパンドンまでの運賃は80,000キープといわれました。

外国人料金でしょうか。市中心から南バスターミナルまでの交通費を考えると、あまり安くはありません。

ホテルからツーリストバスが運行

Chitpasong バスターミナル

パクセーの西側にあるChitpasong Bus Stationからも、ツーリストバスが出ています。

ところが、ホテルでピックアップしてくれるサービスがあり、このバスターミナルから乗るのと価格は変わりません。

それで、ホテルからのツーリストバスを予約することにしました。

Lankham Hotelでバスを予約

ランカムホテル

私たちはAlisa Guesthouseに宿泊していたのですが、となりのランカム ホテルの方が若干バス運賃が安かったため、こちらでチケットを取りました。

シーパンドンにはたくさんの島があり、行く場所によって価格が少々異なります。

ランカムホテルでのバス料金表

私たちはDon Khong(コーン島)行き、ボート料金込みのチケットを購入。一人140,000キープでした。

朝8時、ホテルでピックアップ

ピックアップバス

朝8時ランカムホテルでピックアップということだったので、それに合わせてホテルに向かいました。

私たちはピックアップ最終グループだから、ピックアップバスは8時20分ごろに来ますとホテルの人にいわれました。

それでコーヒーでも飲みながら待つことしばし。

ピックアップバスが来たのはけっきょく8時25分ぐらいでした。

車内にはすでに数人の西洋人旅行者が乗っていました。

私たち最後のピックアップ客かと思うきや、バスはその後もぐるぐる街を回って乗客をピックアップしていきます。

バスターミナルを9時出発

ピックアップはパクセー西側にあるChitpasongバスターミナルに止まりました。けっきょく、同じバスなんですね。

しばらく待っていると、車を乗り換えるように言われます。

シーパンドン行きのミニバン

同じようなミニバンですが、車を乗り換えてしばらくするとバスはターミナルを発車しました。時刻は、午前9時。

トイレ休憩

トイレ休憩

ミニバンは11人乗り満席でした。ちなみにアジア人は運転手を除いて私一人だけ。

バスターミナルを出たあと、バスはもう少し乗客をピックアップして、パクセーの街を後にしました。

1時間ほど走ったところでトイレ休憩です。

このときドライバーに行き先を確認しておくと安心です。

シーパンドンのエリアは広く、各島々に行くルートが分かれているためです。

私たちが目指すのは最も大きく、エリア北部にあるコーン島(Don Khong)です。

似たような名前で「Don Kone」という島があるので、しっかり確認しておきましょう。

Don Khongへの船着き場があるのは、Hat Xai Khunという町なので、その名前を出して確認するとよいと思います。

コーン島への船着き場手前で降ろされそうになる

予定では午前10時にコーン島への船着き場に着くという話でしたが、実際に到着したのはそれをはるかに過ぎた11時。

しかも、船着き場ではなく、船着き場へ行く分岐点で降りろといわれました。

いったんは車を降りたものの、運転手に「船着き場まで連れて行くべきだ」と交渉。チケットを購入するときにはそういう話だったからです。

それに船の船頭に、私たちはボート代込みのチケットを購入したことを運転手かつげてもらわないと、二重にチャージしようとするに決まっているからです。

運転手はしぶしぶ承知し、私たちは再び車内へ乗り込みました。

船着き場への分岐点から船着き場までは約1km弱。ガタガタ道を走ってようやく船着き場に到着です。

船着き場に到着したが…

コーン島への船着き場

コーン島への船着き場はとても小さなもので、ボートは吹けばひらりと翻りそうな小舟です。

船頭さんがいて、フランス語ができるというので、夫が会話をしていたのですが…

ボートと船頭

彼の船に乗り込み、荷物を積むと、チケットを見せろといいます。そして、そのチケットを見て彼は「このチケットじゃあ、ボート運賃は含まれていない」と言い出しました。

まさに、お決まりの旅行者を狙ったぼったくり手法です。

予想していた展開なので、夫は冷静に対応。船頭にチケットを購入したホテルへ電話をするようにいいました。

最初は何やらわけの分からない電話番号にかけて、ぐたぐたとぐろを巻いていた船頭さん。15分くらい押し問答して、やっと納得したようです。

私たちは意地でも譲らないことを悟ったのでしょう。ようやく「OK、OK」といって、船にエンジンをかけました。もっともその前にボートツアーの宣伝をひとしきり喋り倒してからでしたが。

もし、みなさんが同じルートを考えているなら、購入時チケットに「ボート代込み」と、英語とラオス語で但し書きしておいてもらうといいかもしれません。

コーン島到着!

コーン島の船着き場

予定よりも大幅に遅れましたが、ようやくコーン島に到着しました。

ちなみに、Hat Xai Khunの船着き場からコーン島へ川を渡るボートの適正価格は、10,000〜20,000キープだと、地元の人に聞きました。

またこの島を出るときに、渡船の交渉をしなくちゃいけないのかと思うとうんざりしますが、コーン島南部に立派な橋ができており、島を離れる際には船に乗らなくてもすみそうです。

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