東ティモールのアタウロ島で、東海岸のBeloiから島の西側にあるAtecruへ移動し、Jhoky’s HOMESTAYに宿泊しました。
ここは、シンプルなバンガローと家庭的な食事、そして目の前に広がる海が魅力の素朴なホームステイです。豪華な設備が整ったリゾートではありませんが、アタウロ島の自然を身近に感じながら過ごせます。
今回は、実際に宿泊してわかったアクセス方法、部屋や食事、設備、そしてビーチから続くリーフとドロップオフの様子を紹介します。
🇬🇧 Read this article in English: Jhoky’s HOMESTAY Review: Atecru, Atauro Island, Timor-Leste
Jhoky’s HOMESTAYの基本情報
- 宿名: Jhoky’s HOMESTAY
- 場所: Atecru、アタウロ島、東ティモール
- 宿泊料金: 1人1泊US$35
- 料金に含まれるもの: 1日3食
- 客室: シンプルなバンガロー2室
- バスルーム: 共有
- 電気: ソーラー発電
- 飲料水: 湧水(無料)
※料金や設備は私たちが宿泊した際の情報です。最新の条件は予約時に確認してください。
BeloiからJhoky’s HOMESTAYへのアクセス
Jhoky’s HOMESTAYがあるAtecruは、アタウロ島東側のBeloiから離れた場所にあります。徒歩では約3時間かかると聞き、私たちはピックアップトラックを利用しました。
車に乗ってからも、デコボコした道を約1時間揺られて進みます。舗装された道路を快適に移動するような旅ではありませんが、島の内陸部を通り抜けて西側へ向かう、印象に残る移動でした。
ピックアップトラックの料金は、私たちの場合US$60でした。
この移動時間と費用は、Atecruへの滞在を計画する際に考慮しておきたいポイントです。宿までの交通手段については、事前に宿側に相談しておくと安心です。
シンプルなバンガローと客室設備

宿泊施設は、シンプルなバンガローが2部屋。自然に囲まれた場所で、必要最低限の設備を使いながら過ごすスタイルです。
ベッドにはモスキートネットが備え付けられており、扇風機もあります。マットレスはエアベッドのようなタイプでしたが、実際に寝てみると寝心地は悪くありませんでした。
少し気になったのは、部屋の鍵です。一般的なドアロックではなく、南京錠を取り付けて施錠する仕組みでした。
豪華さや細かな快適性を求める人よりも、設備がシンプルな宿で自然を楽しみたい人に向いています。
ソーラー発電でも夜は涼しく過ごせる
電気はソーラー発電で、私たちが滞在した際は、おおむね朝から深夜0時ごろまで利用できました。
夜はビーチから風が吹き込むため、思っていたよりも涼しく過ごせました。深夜に電気が切れて扇風機が止まったあとも、朝方には肌寒く感じるほどでした。
エアコンのある宿ではありませんが、海風のおかげで夜の暑さはそれほど気になりませんでした。
ただし、電気の利用時間は天候や発電状況によって変わる可能性があるため、充電などは計画的にしておくとよさそうです。
共有バスルームと夜に集まるハチ

バスルームはマンディ(インドネシア式の水浴び場)を含めて共有です。水は湧水を利用しているため、海沿いの宿でありながら、マンディの水が塩辛くないのはうれしいポイントでした。
一方で、夜のバスルームには少し苦手な光景がありました。裸電球の周りにハチが集まっていたのです。
乾季には水を求めて夜間に集まることがあるそうです。私たちには実害はありませんでしたが、明かりの周囲に多くのハチがいる様子は、やはり落ち着きませんでした。
また、朝6時前には村のほうから音楽が聞こえてきました。学校からの音だったのかもしれませんが、発生源は確認できていません。静かな自然の中でゆっくり眠りたい人は、こうした生活音も考慮しておくとよいでしょう。
1日3食付きの家庭的な食事
宿泊料金は1人1泊US$35で、朝食・昼食・夕食の3食が含まれています。
食事スペースは開放的なダイニングエリアで、料理はブッフェスタイル。自分で好きなものを取り分けて食べられます。

朝食では自家製のパンが出ました。昼食と夕食は魚、野菜、卵、ライスを中心としたシンプルな料理で、フルーツも用意されていました。
豪華なレストランの食事というより、島での生活に馴染んだ家庭的な食事です。周囲に飲食店が多い場所ではないため、1日3食が宿泊料金に含まれているのは便利でした。
おいしい湧水が無料で飲める
Jhoky’s HOMESTAYでは、湧水を引いて水を利用しています。マンディの水が塩辛くないだけでなく、無料で提供される飲料水も同じ湧水で、とてもおいしく感じました。
島の宿では飲料水の確保が気になることもありますが、滞在中に無料の飲み水を利用できたのはありがたかったです。
ただし、水質検査の状況は確認していないため、飲料水の安全性については宿側に確認することをおすすめします。
ビーチからリーフ、そしてダイナミックなドロップオフへ
Jhoky’s HOMESTAYの大きな魅力は、すぐ目の前に広がる海です。

ビーチは白砂ですが、サンゴの死骸も混じっています。海に入ると、まず海藻の生えた遠浅のエリアがあり、小さなサンゴやヒトデを見つけることができました。その先には岩場が続き、さらに沖側にリーフがあります。
リーフの向こう側には、ほぼ垂直に落ち込むドロップオフが広がっています。海底が一気に深くなるダイナミックな地形は見応えがあり、浅い海から深い海へと続く景観が印象的でした。
魚も多く、大きく成長した魚に出会えることもあります。私たちが特に印象に残ったのは、バンプヘッドフィッシュ(カンムリブダイ)です。
リーフには健康的なサンゴが見られる一方で、ダメージを受けた部分もありました。すべてが手つかずの状態というわけではありませんが、地形と魚の豊かさは魅力的でした。
シュノーケリングの注意点|干潮と午後の波
入り江の中は、潮の流れが強くないことが多く、海の状況が穏やかなときにはシュノーケリングを楽しめます。ただし、常に安全というわけではありません。
干潮時にはリーフが浅くなるため、サンゴを傷つけずに海へ入るのが難しくなります。リーフの手前まで歩いて行ける場所もありますが、岩場やサンゴから足を守るため、マリンシューズなどの着用がおすすめです。
また、午後になると風が強まり、波が大きくなることもありました。海の状態は時間帯や天候によって変わるため、入水前に波、潮位、流れを確認してください。無理にリーフを越えず、状況が悪いときは海に入らない判断も大切です。
ビーチの保護エリアについて
ビーチから沖を向いて右手には、保護エリアがあります。利用には料金が必要とのことでした。
サンゴ礁の環境を守るためのエリアなので、利用条件や料金、入れる範囲などは現地で確認しましょう。サンゴに触れたり踏んだりせず、海の生き物を持ち帰らないなど、自然への配慮を忘れずに楽しみたい場所です。
➡ アタウロ島シュノーケリング完全ガイド|Beloi・Atecru・Adara・Vilaを実体験で比較
Jhoky’s HOMESTAYはどんな人におすすめ?
Jhoky’s HOMESTAYは、設備の整ったリゾートというよりも、自然に近い環境で島の暮らしを体験したい人に向いている宿です。
特におすすめしたいのは、次のような人です。
- シンプルな宿泊施設でも問題ない人
- 1日3食付きのホームステイを探している人
- サンゴ礁やドロップオフなど、海の地形を楽しみたい人
- 魚の多い海でシュノーケリングをしたい人
- 人里離れたアタウロ島の西側で過ごしたい人
反対に、エアコン、専用バスルーム、安定した電力供給、簡単なアクセスを重視する人は、設備や移動条件を事前に確認しておくとよいでしょう。
まとめ|Atecruの自然と海を満喫する素朴なホームステイ

Jhoky’s HOMESTAYは、シンプルなバンガロー、家庭的な食事、無料の湧水、そして目の前の海が魅力のホームステイでした。
Beloiからの移動には時間と費用がかかり、設備も必要最低限です。共有バスルームや夜のハチ、早朝の音楽など、気になる点もありました。
それでも、海藻の生える浅瀬からリーフ、そして迫力あるドロップオフへと続く海の景観や、魚の豊かさは印象に残っています。
アタウロ島で便利さよりも自然との近さを重視するなら、Atecruでの滞在先候補のひとつになるでしょう。


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