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プロヴディフから日帰り!バチュコヴォ修道院&アセノヴァ要塞への行き方・観光ガイド

ブルガリア

ブルガリア第2の都市プロヴディフの周辺には、街中だけでなく、少し足を延ばすだけで出会える素晴らしい絶景と歴史スポットが隠れています。その代表格が、国内第2の規模を誇る聖地「バチコヴォ修道院(Bachkovo Monastery)」と、切り立った断崖絶壁に佇む中世の「アセン要塞(Asen’s Fortress / アセノヴァ・クレポスト)」です。

一見、個人で1日に両方を回るのは難しそうに思えますが、プロヴディフ発のローカルなミニバスを賢く使えば、ツアーを使わずとも予算1人15〜20レヴァ(約1,200〜1,600円)で大満足の日帰りトリップが叶います。ただし、現地では「チケットは運転手から現金払い」「チケットのQRコードへのちょっとした疑惑(笑)」、そして「要塞は中に入るより外から見た方が綺麗」といった、実際に行ってみないと分からないリアルな状況もありました。この記事では、私たちが実際に巡ったルートをもとに、最新のアクセス方法やタイムスケジュール、旅費を賢く抑えるコツを完全ガイドとしてお届けします!

🇬🇧 Read in English: How to Visit Bachkovo Monastery & Asen’s Fortress from Plovdiv: A Complete Day Trip Guide (Bus & Tips)

バチュコヴォ修道院&アセノヴァ要塞:日帰り観光の基本情報

  • 今回のルート: プロヴディフ発 → バチュコヴォ修道院 → アセノヴァ要塞 → アセノヴグラト経由 → プロヴディフ着
  • 主な交通手段: 往路のミニバス(7レフ)、途中のヒッチハイク(または徒歩/タクシー)、復路のミニバス(2レフ)
  • トータルの旅費予算: 1人あたり約15〜20レフ(約1,200〜1,600円)
  • ベストな訪問時間: 日曜日の午前中(修道院の活気あるミサの雰囲気を肌で感じられます)

プロヴディフからの日帰りを計画している皆さんのために、ルートマップを作成しました。バス停の場所や私たちが実際に辿った道のりを確認できます。この記事の情報は私たちの実体験に基づいたものですが、バスの時刻表などは現地で最新のものを再確認することをお忘れなく。素敵なブルガリア旅行を!

プロヴディフからバチュコヴォ修道院への行き方・ミニバスの乗り方

プロブディフのバスターミナル
プロブディフのバスターミナル

バチュコヴォ修道院はプロブディフの南、約30kmのところにあります。

プロブディフからバチュコヴォ修道院へはミニバスが運行しています。プロブディフ街中心の南、鉄道駅に近いところにある南バスターミナル(Bus station Rodopi, Plovdiv)から出ます。スモリャン(Smolyan/Смо̀лян)行きのバスに乗り、バチュコヴォで途中下車します。

朝一番のミニバスで出発!料金と支払い方法

バチュコヴォ修道院行きのミニバス
バチュコヴォ修道院行きのミニバス

朝一番の便は午前9時なので、これで行くことにしました。バスは1番プラットフォームからでます。バスの切符は車内で直接運転手現金払いして購入します。バチュコヴォ修道院までの運賃一人7レフでした。

公式風チケットと小さな疑惑

プロヴディフからバチュコヴォ修道院までのミニバスの切符
ミニバスの切符

30kmの距離で一人7レフとは、ちょっと高いなと思ったのですが、切符は公式っぽいチケットでQRコードも印刷されています。ボッタクリではないと思うのですが、疑惑は消えません…。

バチュコヴォ修道院(ブルガリア正教の聖地)の観光と日曜ミサ体験

バチュコヴォ修道院の入り口
バチュコヴォ修道院の入口

ともかく、ミニバスは予定通りに午前9時に出発しました。ほぼ満席です。30分くらいでバチュコヴォ修道院に着き、参道の目の前で下車できました。参道には土産物店やカフェが軒を連ねており、活気がありました。ちょうど日曜日の朝だったので、これらもっと忙しくなるのでしょう。すでに多くの参拝者が修道院へ向かって歩いていました。

バチュコヴォ修道院のゲート
バチュコヴォ修道院のゲート

ゆるやかな坂道を上がって行くと、広い駐車場があり、修道院のゲートが見えてきました。日曜ミサが行われているようで、本堂のミサがスピーカーを通して外へも放送されていました。

私たちは日曜日に訪問したため、修道院では熱気あふれるミサを体験することができました。地元の敬虔な信者の方々が集まる神聖な場ですので、修道院内では過度な露出(肩や膝が出る服装)を控えるといったマナーを守りましょう。静かにゆっくりと見学したい方は、平日を狙うのがベストです。

バチュコヴォ修道院(Bachkovo Monastery “Uspenie Bogorodichno”)の歴史と見どころ

バチュコヴォ修道院メインの建物
バチュコヴォ修道院メインの建物

東方正教の修道院。ビザンチン、グルジア、ブルガリアの文化が独特に融合している点が特徴的です。1083年にジョージア人主体の正教会修道院として建てられました。トルコ軍による侵略の際に破壊されましたが、15世紀末に修復されています。

  • 納骨堂: 最も古い部分の一つで、修道院のメインの建物から300mほど離れた場所にあります。
  • 食堂の外壁(フラスコ画): 「パノラマ」壁画として知られ、修道院の歴史を鮮やかに描写しています。

バチュコヴォ修道院からアセノヴァ要塞へのアクセス(移動手段の比較)

バチュコヴォ修道院前のバス停
バチュコヴォ修道院前のバス停

バチュコヴォ修道院の見学が終わったら、次はアセノヴァ要塞です。アセノヴァ要塞はバチュコヴォからプロブディフまでの途中にあり、バチュコヴォ修道院からアセノヴァ要塞までは約10kmです。

歩くにはちょっと遠いですが、バスもそれほど頻繁にはありません。手っ取り早いのがヒッチハイクということで、バチュコヴォ修道院前のバス停近くで、ヒッチハイクしてみました。

アセノヴァ要塞まで乗せてくれた車

しばらくして停まってくれたのはトヨタ車。親切なブルガリア人運転手がアセノヴァ要塞の登り口まで送ってくれました。

私たちはヒッチハイクで移動しましたが、これに抵抗がある方や、より確実に移動したい方はタクシーの利用がおすすめです。修道院の駐車場付近でタクシーを見つけることができ、要塞までは10〜15レフ(約800〜1,200円)程度が目安です。歩く場合は幹線道路沿いを約1時間半ほど進むことになりますが、交通量が多いので注意してください。ヒッチハイクを試す場合は、あくまで自己責任(at your own risk)で、周囲の状況をよく確認しましょう。

アセノヴァ要塞の観光と「中に入らない」という賢い選択

要塞への上り坂(アクセス道)

アセノヴァ要塞への坂道登り口
アセノヴァ要塞への坂道上り口

アセノヴァ要塞まで2kmと書かれた大きな看板が、アセノヴァ要塞へのアクセス道入口になります。ここから2kmの距離ですが、上り坂ですので時間がかかります。道はきれいに舗装されていて、勾配もそれほど急ではありませんでした。でも、夏場日中は暑くなるので、できれば午前中に上るのが良いと思います。上まで車で行くこともできます。

坂の途中から見るアセノヴァ要塞
坂の途中から見るアセノヴァ要塞

くねくねと坂道を上って行く途中で、だんだんと要塞がはっきり見えてきました。

入場料4レフのチケット売り場と本音レビュー

アセノヴァ要塞の展望台
アセノヴァ要塞の展望台

頂上のアセノヴァ要塞入口横にチケット売り場があります。アセノヴァ要塞の入場料は一人4レフです。

ただ、前評判によると、中に入っても特に見るものはなく、外から見る要塞の姿が素晴らしいということで、私たちは入場しませんでした。

向かい側の無料チャペル(小道)へ

アセノヴァ要塞からチャペルへの道
チャペルへの道

アセノヴァ要塞の向かい側に小道があり、「チャペル」と表示されていたので、そっちを見学してみることにしました。

アセノヴァ要塞から歩いて行ったところにあるチャペル
チャペル

チャペルへの道は歩行者しか入れない下り坂です。さらに階段を下りてチャペルへたどり着くことになりますが、チャペルもしょぼい…。なんということはなく、でも無料だから文句はいいません。そのまま来た道を戻りました。

アセノヴァ要塞(Asen’s Fortress / Асенова крепост)の歴史

アセノヴァ要塞
崖の上に建つアセノヴァ要塞

アセノヴァ要塞は海抜279mにあり、この地域には古代ローマ時代および初期ビザンチン時代にはすでに人の定住がみられています。アセノヴァ要塞の重要度が高まったのは中世で、13世紀に大幅に改修されました。 現存している外側の城壁は高さ3mですが、もともとはは高さ9~12mであったことがわかっています。

アセノヴァ要塞からアセノヴグラト経由でプロヴディフへの帰り方

アセンのバスターミナル

アセノヴァ要塞見学の後はプロブディフの街へ戻ります。プロブディフまでの距離は約20km。理想的なのはアセノヴァ要塞の入口からプロブディフまでヒッチハイクできればよかったのですが、今回はなかなか停まってくれる車がありませんでした。飲水も買いたかったので、とりあえず近くの街まで歩くことにしたのです。

中継地アセノヴグラト(Asenovgrad)の街歩き

最寄りの街はアセノヴグラト(Asenovgrad)で、約2kmの距離ですから苦痛ではありません。要塞のふもとからアセノヴグラトの町までは徒歩、またはタクシー(5〜8レフ程度)で戻るのがスムーズです。

ちなみにアセノヴグラトは『ウェディングドレスの街』としても有名で、街中にドレスショップが並ぶユニークな光景も見られますよ。

鉄道駅前のバスターミナルからプロヴディフへ

街で飲料水を買ったあと、プロヴディフまでは電車もあるはずだからと、鉄道駅まで歩くことにしました。ところが鉄道駅の手前にバスターミナルがあり、ちょうどミニバスが停まっていたのです。ミニバスは5分もしないうちに発車しました。

プロヴディフ行きのバスや列車は頻繁に出ているので、時間を気にしすぎず観光を楽しめます。今回のミニバスの料金は一人2レフ。20分ほどで、プロヴディフのYugバスターミナル(プロヴディフ駅の斜向かい)に到着し、無事に日帰り旅が終了しました!

次の目的地へ!

バチュコヴォ修道院の厳かな空気感に包まれ、アセン要塞からの大パノラマを目に焼き付けたら、プロヴディフの滞在を終えていよいよ首都ソフィアへと向かいましょう。

プロヴディフからソフィアへの移動は、鉄道よりも「長距離バス」を使うのが圧倒的に本数が多くておすすめです。ローカル駅での切符の買い方や、クレジットカードが使えない窓口の罠、チケットの裏に手書きされた座席番号など、移動日当日に焦らないためのリアルな乗車レポートは次の記事をチェックしてください!

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