トルコからブルガリアへ国境を越え、プロブディフの街までやってきました。ブルガリアには1週間から10日程度滞在するつもりで、そのあとルーマニアから飛行機でイギリスへ向かいます。
短期滞在になりますが、もしそれほど高くなければブルガリアでSIMカードを入手したいと思い、ショップへ出かけてみました。
ブルガリアのSIMカード
ブルガリアのSIMカードは大手数社が取り扱っており、中でもよく知られているのが、A1、VivacomとYettelです。トルコからの国境越えで車に乗せてくれたブルガリア人のリナさんは、A1ユーザーでとても使いやすいとおっしゃっていました。だからまずは、A1のオフィスを探したのですが、この日はたまたま土曜日で、近くのA1ショップは軒並み休業日だったのです。明日の日曜日も閉まっているということなので、それはちょっと不便です。
一方、VivacomとYettelの方は、ほとんどの公式ショップは閉まっているものの、ショッピングモールに入っている店舗は営業していることがわかりました。2社とも同じショッピングモールに入っているので、そこに行ってみることにしたのです。
表通りに面していたVivacomのお店に入ってみると、店員さんが一人でお客の対応に追われていました。時間がかかりそうな雰囲気だったので、隣にあったYettelの方へ行ってみることに。
Yettelの方は空いていて、スタッフも二人いました。話しかけてみると、英語が通じたので、これはラッキーだと。さっそくプランを見せてもらって、手続きすることにしたのです。
YettelのSIMカードを購入
短期滞在のためのインターネット用にSIMカードほしいというと、その店員さんは上の画像のようなSIMをすすめてくれました。通話は限られるようですが、インターネットは8GB使えて10レフです。それほど高くありません。
後でルーマニアにも行くので、そこでも使えるかどうか尋ねると、「EUの国ではローミングして使えますが、データ使用量は4.8GBまでになります」といわれました。「イギリスは?」と聞くと、彼は慌てて「No、No」といいました。イギリスはもうヨーロッパの一部ではありませんからね。仕方がありません。クリスの電話とのテザリングもできるということなので、購入を決定しました。
YettelでSIMカード登録
外国人がSIMカードを購入する際はパスポートの登録が必要です。パスポートを提示して、登録手続きを行ってもらいました。途中、数カ所にサインするところがあったので、サインしました。
パスポート登録完了後、インターネットが使えるようになるまでは少し時間がかかるといわれました。10分くらい、スタッフの方が電話の電源を入れ直したりしているうちにインターネットが使えるようになりました。
ブルガリアのインターネット事情
ブルガリアのインターネット事情は比較的良いと思います。ブルガリア全土を旅したわけではありませんが、4Gインターネットはよく入りましたし、宿泊施設でのWiFi接続もほぼ問題ありません。
「デジタルノマド」や「コアワーキングスペース」などの言葉も町中で見たり聞いたりするくらいですから、ネット環境で仕事をする人は多いのだと考えられます。
私たちのような外国人旅行者も、宿泊施設ではWiFi接続するようにしていれば、モバイルデータはそれほど使わなくてすむでしょう。緊急時に使うつもりでいれば、8GBでも十分だと思います。
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