静岡県静岡市に来ています。
今回の日本一時帰国はここでタイムオーバー。明日は東京に戻ることになります。
帰る前に静岡から富士山を鑑賞したかったのですが、この日はあいにくの曇り空。残念ですが仕方ありません。
富士山が見えなくても楽しめるスポットをめぐり、半日観光しました。
駿府城公園
まずはJR静岡駅から歩いて駿府城公園へ向かいました。
駿府城は徳川家康が17年居住したお城です。城といっても、お城の建物は跡地としか残っていません。現在も発掘作業が進められており、その様子を見学できます。
といっても、素人の私たちにはあまりよく分からなかったのですが。
特に感動的な建物が残っているわけでもない駿府城公園ですが、城門は再現されています。ただし、中に入るのは有料です。
静岡浅間神社
駿府城公園からそれほど遠くない浅間神社へ行ってみました。赤い柱と青い屋根が新緑に映えて美しいです。
浅間神社は平地に建っているので、坂道を騰必要がなく楽ちんです。
入るとすぐ大きな門があります。浅間神社そのものの敷地は広くないため、サクッと見て回ることができます。
ただ、このエリアは神社複合体になっていて、他にもたくさんの神社がひしめきあっていました。すべてを歩いてまわるには少し時間が必要です。
八千戈(やちほこ)神社は、スポーツや武運、開運の守護神が祀られています。重厚感のある屋根が迫力あります。
大歳御祖(おおとしみおや)神社は、農業や漁業などの産業繁栄にご利益がある神社です。
浅間神社の敷地内にはこの他にも複数の神社があり、それぞれに趣が異なります。散策してみてください。
登呂遺跡
弥生時代(紀元前10世紀から紀元前3世紀)の竪穴式住居が再現されています。
駿府城公園や浅間神社から、富士駅をはさんで反対側になります。
ここには複数の竪穴式住居跡が見つかっており、高床式倉庫と祭壇も復元されています。
住居は南向きに建てられていて、その前には田んぼが広がっています。10軒程度の住居が集まっていたことが分かっているそうですが、その中の数軒再現されていて、中に入ることもできます。
教科書にも出てくる登呂遺跡ですので、修学旅行で訪れたことがある人もいるかもしれませんね。
他の建物もそうですが、祭壇や高床式倉庫の建築に釘は使われていません。木材を組み合わせただけの建築ですが、美しく仕上がっています。
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