フランス統治時代の美しい建物が残るホーチミンシティは旧称サイゴンとも呼ばれます。
ホーチミンシティに二泊したので、丸一日観光にあてることができました。
主にコロニアル様式の建物などを中心に散策します。
- まずは朝食バンミー
- 戦争証跡博物館(War Remnants Museum)
- 統一会堂(Independence Palace – Reunification Palace)
- ベトナム南部女性博物館(South Vietnamese Women Museum)
- お昼ごはんの麺
- 王皇殿(Jade Emperor Pagoda)
- サイゴン中央郵便局
- ノートルダム大聖堂
- サイゴンオペラハウス(歌劇場)
- ムスルマンモスク(Jamia Al-Musulman Masjid)
- ホーチミン人民委員会庁舎(People’s Committee Building)
- ホーチミン市博物館(Ho Chi Minh City Museum)
- ホーチミン市について
まずは朝食バンミー
まずは朝食。定番のバンミーをBánh Mì Phố Cổ 159で。
戦争証跡博物館(War Remnants Museum)
ベトナム戦争に関する資料を展示している博物館です。私たちは以前にホーチミン市を訪れたときに見学したので、今回は入っていません。入場料は40,000ドン。
統一会堂(Independence Palace – Reunification Palace)
1873年、フランス植民地時代に建てられフランス総督によって使用されていましたが、ベトナム共和国(南ベトナム)成立後の1962年、クーデターに巻き込まれて大破。1966年に再建されたものは、ベトナム戦争集結まで大統領官邸として使用されました。
正面門の左側にチケット売り場があり、入場料は65,000ドンです。
ベトナム南部女性博物館(South Vietnamese Women Museum)
ベトナム南部の女性に関する博物館です。入場無料。
このときはアオザイについての展示が行われていました。
ベトナムの伝統衣装であるアオザイは、高さのある襟から肩、脇の下までピッタリと身体にフィットする美しい形が特徴的です。シルクやベルベットなどさまざまな素材で作られますが、女性を優しく優雅に見せる素晴らしい衣装だと思います。
さらに常設展では、ベトナム共産党が設立された初期から 1959 年までの南ベトナム女性の政治闘争の様子が展示されています。
ベトナム南部の女性たちは、人々の福祉、民主主義、反税、反ファシズムなどのための抗議などの法的形態の闘争で、組織的に活動しました。
特にフランスの植民地主義者に対する 9 年間の抵抗戦争 (1945 ~ 1954 年) では、南ベトナムの女性は主に政治闘争の多くの分野に参加しています。
武装闘争における女性の貢献セクションでは、常に外国に侵略されてきたベトナムの歴史において、勇敢に戦った女性の伝統を展示。
フランスの植民地主義とアメリカの帝国主義に対抗して、南ベトナムの女性たちが自衛隊、ゲリラ、砲兵隊、特殊部隊、スパイ活動などに積極的に参加した様子が描かれています。
お昼ごはんの麺
早めのお昼にフォー屋さんで麺を注文。
王皇殿(Jade Emperor Pagoda)
ピンク色のお寺と周りのグリーンの植物が美しい仏教寺です。入場無料。
蘭の花がたくさん育てられていました。
広東系移民の中国人商人によって設立されました。
サイゴン中央郵便局
フランスのオルセー美術館をモデルに建てられたといわれています。アーチが美しいコロニアル様式の建物です。
ノートルダム大聖堂
フランス植民地時代、1863から1880年にかけて建てられたカソリック大聖堂です。
このときは残念ながら改装中でした。
サイゴンオペラハウス(歌劇場)
フランス植民地時代、1897年に建築されました。1956年以降は、南ベトナム共和国下院議会の議場として使用された歴史を持ちます。
ムスルマンモスク(Jamia Al-Musulman Masjid)
高級ホテルが建ち並ぶその合間にひっそり佇むモスクです。
ホーチミン人民委員会庁舎(People’s Committee Building)
1902年から1908年にかけて、当時のサイゴン市庁舎として建設されたものです。中に入ることはできませんが、向かい側に展開する広場のホーチミン像と合わせて、撮影スポットとなっています。
ホーチミン市博物館(Ho Chi Minh City Museum)
1886年に建設された当初は、フランス官僚の住居として使われていました。現在は博物館として公開されており、フランス解放時の様子やホーチミン市の地質学などに関する資料を展示しています。
ホーチミン市について
ベトナムの首都はハノイですが、ベトナム最大の都市はホーチミン市です。
今回ホーチミン市を訪ねるのは2回目か3回目になります(よく、覚えていない)が、大都市としてよく整備されているのが実感できました。ハノイも嫌いではないのですが、私はもしかしたらホーチミン市の方が好きかもしれない、と思いました。
物価は、ベトナム他の都市に比べると高くなりますが、公共の交通機関がよく発達していて動きやすい。私たちは特に外国人が多いエリアに泊まったので、街ゆく人々に英語が通じる比率も高いです。
空路や陸路で他国と行き交う旅行者も多いです。街では、路上での観光客に対する売り込みを禁止する看板を見かけることがありました。都市、あるいは国をあげて、観光化に取り組んでいることを感じさせられました。
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