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ナーンローン(Nang Rong)から行くバイク日帰り観光

タイ

ナーンローンの町に2泊しましたが、この町そのものにそれほど観光名所があるわけではありません。

でも、近郊には興味深い見どころがあります。私たちはナーンローンの町でオートバイをレンタルし、一日観光に出かけてきました。

ナーンローンから行く、一日オートバイツアーについて紹介します。

ナーンローンでレンタルバイクする

ナーンローン(Nang Rong)はタイの東北地方にある町で、ブリラム県に所属します。

街そのものに特別観光名所があるわけではありませんが、周辺には興味深い見どころがあるため、私たちは2泊しました。

ナーンローン近郊の観光スポットは、ナーンローン町中心からは少し離れており、個人旅行者にとってアクセスしにくい場所にあります。

私たちは今回ナーンローンで宿泊したゲストハウス、P.California Inter Hostelでオートバイをレンタルして、周辺の見どころを回ることにしました。

レンタルしたオートバイ

オートバイは最新とはいえませんが、一応YAMAHAでした。レンタル料は1日250バーツ、別にデポジットとして1,000バーツを預けました。

「この周辺の見どころをバイクで回りたい」と伝えると、周辺地図をくれ、ていねいに説明してくれます。

パノムルン歴史公園(Phnom Rung)

パノムルン歴史公園は、ナーンローン町中心から25㎞離れたところにあります。死火山の頂上に位置しており、「Phnom Rung」は「大きな」を意味しているそうです。ヒンドゥー教モニュメントであり、タイにあるクメール遺跡の中でも重要なものの一つです。

先日見学したピマーイ遺跡とカンボジアのアンコールワットをつなぐ線上に位置しています。ピマーイ遺跡と同じく、10世紀から13世紀に建築されたといわれています。

プラッププラー

ゲートをくぐったすぐあとの階段を上がると、右手に見えるのが「プラッププラー(Phlab Phla)」です。ここは宗教的儀式を行う前に、王や貴族たちが身支度をした場所だと考えられています。

参道はラテライトで作られており、その奥に第一ナーガの渡橋があります。インド神話を起源とする蛇神「ナーガ」ですが、ここでは5つ頭のナーガで装飾されています。この部分はアンコールワット様式により12世紀に造られたと考えられています。

これを過ぎると5組で構成された階段が現れます。階段を上がったところには小さな池と、ラテライトのテラスがあります。その先には第二のナーガ渡橋がありますが、第一のものより規模が小さくなっています。

内回廊

中央祠堂の手前には外回廊と内回廊があります。外回廊は瓦屋根の木造だったと考えられており、現在はラテライトのブロックのみが残されています。内回廊は連続する細長い部屋で構成されており、四方にアーチ形の入り口があります。

中央祠堂

中央祠堂までの回廊部分に、再びナーガの渡橋が出現します。中央祠堂は赤色の砂岩で作られています。本堂には、最も重要なモニュメントが置かれていました。塔には踊るシヴァやヒンドゥーの神々、宗教儀式などをモチーフとした彫刻が刻まれています。

入場料は一人100バーツですが、次のムアンタム遺跡とのセットで買うと150バーツになります。駐車代は20バーツでした。

ムアンタム遺跡(Prasat Muang Tam)

パノムルン歴史公園から約8㎞の距離にあるので、併せて見学しておきたい観光スポットです。入場料は一人100バーツ。

ムアンタム遺跡も、ヒンドゥー教の宗教的モニュメントです。周辺のコミュニティのため、宗教儀式を行う目的で建てられたとされており、当時、この遺跡を囲むようにしてコミュニティが存在していたことがわかっています。

「パノムルン」に「大きな山」という意味があるのに対して「Tam」には「低地」という意味があるそうです。

回廊のアーチ道

ムアンタム遺跡は700年前から100年前まで放棄されていたとみられています。

L字型の池

外壁とアーチ道はラテライトのブロックで作られています。外壁の中に入るとL字型の池が四方に設置されています。それぞれの池に、5つ頭のナーガが装飾されています。

中央の塔

池の内側に回廊があり、その内側には現在4つの塔が残っています。今では倒壊してしまっているため、その面影を感じることはできませんが、4つの塔の中心部には最大の主塔があったと考えられています。現在は斜めになった基礎のみが残されています。それぞれの塔の屋根部分は5層状になっていたらしいですが、現在は3層しか残されていません。

ムアンタム遺跡のビジターセンター

入り口の反対側(駐車場横)にビジターセンターがあり、英語とタイ語のリーフレットがあります。

ワット カオ プラ アンカーン(Wat Khao Angkhan)

ワットカオプラアンカーンは、ナーンローン町中心から約20㎞の距離にある仏教寺院です。

死火山の上に作られており、その土台や使われている素材に火山岩が見られます。異なる時代に建築された建物が含まれています。

パノムルン歴史公園からも約20㎞の距離ですので、あわせて見学しました。

以上の三か所を回って、一日バイクツアーは終了しました。途中で、朝食と昼食をとってちょうどいい感じの時間配分となりました。

ナーンローンでの宿泊

P.California Inter Hostel

ナーンローンでは、P.California Inter Hostelに宿泊しました。リーズナブルな価格で、部屋はとても清潔です。オートバイのレンタルもできたので、とても便利でした。周辺にセブンイレブンがあります。詳細と画像はGoogleマップに掲載しているので、そちらもチェックしてみてください。

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