インドネシアのアロール島にあるカラバヒから、西ティモールのアタププへ向かうロールオン・ロールオフ(Ro-Ro)フェリーに乗船しました。
フェリーは毎週火曜日の朝に出港し、当日の夜には西ティモールに到着する予定です。チケットは当日購入でき、エコノミークラスの運賃は1人70,000ルピアと手頃でした。
ところが、約10時間の船旅を終えて到着したのは、目的地だと思っていたアタププではなく、Teluk Gurita(トゥルク・グリタ)港。そこから先の交通手段も自分たちで手配する必要がありました。
この記事では、カラバヒから西ティモールへ向かうフェリーの乗船体験、チケット料金、船内の様子、そして予想外の港への到着からアタウンブアのホテルにたどり着くまでを紹介します。
🇬🇧 Read this article in English: Kalabahi to Atapupu Ferry: Our Unexpected Arrival at Teluk Gurita
カラバヒからアタププへ向かうフェリーの基本情報
カラバヒから西ティモールへ向かう際、私たちは火曜日の朝に出港するロールオン・ロールオフ(Ro-Ro)フェリーを利用しました。
今回の乗船時に確認できた情報をまとめます。
- 出発地: カラバヒ港(アロール島)
- 到着した港: Teluk Gurita港(西ティモール)
- 出港日: 2026年10月13日(火)
- 出港時間: 午前9時(通常は午前8時と聞いていた)
- 到着時間: 午後7時
- 所要時間: 約10時間
- チケット料金: エコノミークラス1人70,000ルピア
- 発券手数料: 1人5,000ルピア
- 購入方法: 当日、フェリーターミナルで購入
※出港時間や到着する港は、運航日によって異なる可能性があります。最新の運航情報は現地で確認してください。
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カラバヒ港でのチケット購入と乗船

チケットは出港当日に購入
フェリーのチケットは、事前予約ではなく、出港当日にカラバヒ港のターミナルで購入しました。
私たちが利用した際は、出港の約1時間前からチケットを購入できました。料金はエコノミークラスが1人70,000ルピア、発券手数料が別途5,000ルピア。2人分の合計は150,000ルピアでした。
チケットを購入すると、すぐに船内へ入ることができました。

出港は午前9時
事前に聞いていた情報では、フェリーは毎週火曜日の午前8時に出港する予定でした。
しかし、乗船した2026年10月13日は、潮の状態が影響したためか、実際の出港は午前9時でした。
出港直前には、料理人が船に戻ってくるのを待つ場面もありましたが、その後はほぼ定刻どおりにカラバヒ港を出発しました。
フェリーの船内はどんな様子?
乗客が少なく、ゆったりした船旅
今回のフェリーは、乗客が少なく、落ち着いた雰囲気でした。
乗客はオートバイの運転手を含めて14人ほど。クルーは15人でした。オートバイ以外の車両は見当たりませんでした。
クルーもほかの乗客もフレンドリーで、船内は終始リラックスした雰囲気。長時間の船旅でしたが、のんびりと過ごすことができました。
エコノミークラスの座席と急な階段
私たちが利用したのはエコノミークラスです。ほかの客室クラスがあるかどうかは確認できませんでした。
エコノミークラスの座席エリアへ上る階段は非常に急でした。大きな荷物を持っている場合や、足元に不安がある場合は注意が必要です。
ニワトリ、アヒル、ネコも乗船
船内で印象的だったのが、動物たちの存在です。
私たちのほかに、ニワトリが1羽、アヒルが1羽、ネコが1匹乗っていました。地元の人々の日常的な移動や荷物の輸送にも使われているフェリーなのだと感じました。
デッキには植物や洗濯物、干物も
日当たりのよいデッキには、観葉植物やブーゲンビリアの鉢植えが置かれていました。
さらに、洗濯物や魚の開きまで干されていて、船内はどこか生活感のある空間。観光客向けのフェリーとは違う、地元の人々の暮らしに触れられる船旅でした。
アタププ行きだと思っていたのに、到着港が違った!
到着2時間前に気づいた行き先の違い
船旅は順調に進み、予定の到着時刻が近づいてきました。
ところが、到着予定の約2時間前になって、私たちは重大なことに気づきました。
このフェリーは、アタププ港に向かっているわけではなかったのです。
チケットをあらためて確認すると、そこには「Teluk Gurita」と記載されていました。

そういえば、カラバヒ港で見た時刻表にも「Atapupu」という文字はありませんでした。チケットと時刻表をきちんと確認していれば気づけたことですが、私たちはアタププに到着するものと思い込んでいました。
Teluk Gurita港からの交通手段は事前に確保を

Teluk Gurita港は、周囲にほとんど何もない場所でした。港には立派な建物があるものの、到着時に見かけたのは警備員が1人だけで、ほかに人影はありませんでした。
公共交通機関やタクシーを簡単に見つけられる環境ではないため、到着後に移動手段を探すのは難しそうです。
幸い、乗客の中にアタウンブアまで行く人がいました。その人が車を手配してくれたおかげで、私たちは港から移動できることになりました。
手配してもらった車は、その乗客の友人が用意してくれたものらしく、アタウンブアまでの料金は200,000ルピア。私たちがその半額の100,000ルピアを支払うことで話がまとまりました。
このフェリーを利用する場合は、下船する前に港から先の交通手段を手配しておくことを強くおすすめします。
Teluk Gurita港からアタウンブアへ
フェリーは予定どおり午後7時ごろにTeluk Gurita港へ到着しました。
ほどなくして、手配してもらった車が港に到着。車体には大きなMaximのステッカーが貼られていました。
アタウンブアでは配車サービスのMaximが利用されており、Grabはないらしいとのことでした。
港を出てからは山道を走り、約30分でアタウンブアのホテルに到着。私たちが予約していたのはHotel Nusantara Duaです。
予定していたアタププとは違う港に到着しましたが、親切な乗客のおかげで、その日のうちに無事ホテルへたどり着くことができました。
アタププではなくアタウンブアに宿泊する計画だった理由
私たちは当初、フェリーでアタププに到着したあと、すぐにアタウンブアへ移動するつもりでした。
アタププには宿泊施設が少ないと聞いていた一方、アタウンブアは西ティモールの主要都市のひとつで、ホテルの選択肢も比較的多いためです。
実際に、アタウンブアのホテルを事前に予約していました。
さらに、ホテルからの情報では、毎朝午前9時に東ティモールとの国境へ向かうバスが出ているとのことでした。そこで、翌朝はそのバスを利用して国境へ向かう計画を立てていました。
結果的にTeluk Gurita港へ到着したため、アタウンブアまでの移動は想定外でしたが、宿泊先をあらかじめ確保していたことは安心材料になりました。
東ティモールへ陸路で国境越えするための準備
今回の旅では、アタウンブアから陸路で東ティモールへ入国する予定でした。
事前に調べたところ、陸路で国境を越える場合、ビザの取得に必要な書類をあらかじめ用意しなければならないという情報がありました。一方で、事前の書類準備は必要なく、国境で到着ビザを取得できたという旅行者の体験談もあり、情報が混在していました。
なお、EU諸国のパスポート保持者については、国籍や滞在条件によって短期滞在のビザ要件が異なる場合があります。ビザ免除の対象かどうか、陸路の国境でも到着ビザを取得できるか、必要書類は何かを、渡航前に必ず最新の公式情報で確認してください。
私たちは必要書類を用意せず、国境で到着ビザを取得できることを期待して出発しました。これはあくまで当時の私たちの判断であり、同じ方法で必ず入国できることを保証するものではありません。
カラバヒから西ティモールへフェリーで移動する際の注意点
今回の体験から、乗船前に確認しておきたいポイントをまとめます。
- 到着港をチケットで確認する: アタププ行きだと思い込まず、チケットに記載された港名を必ず確認しましょう。
- 時刻表も確認する: チケットだけでなく、ターミナルの時刻表や現地スタッフの説明も参考にしてください。
- 出港時間には余裕を持つ: 私たちの場合、出港の約1時間前からチケットを購入できました。
- 到着後の移動手段を確保する: Teluk Gurita港では、下船してから車を探すのが難しい可能性があります。
- アタウンブアの宿泊先を予約しておく: 到着港が変わっても、その日の宿泊先が決まっていれば移動計画を立てやすくなります。
- 東ティモールの入国条件を確認する: パスポートの国籍や入国地点によって条件が異なる可能性があるため、最新情報を確認してください。
まとめ|船旅は快適だったものの、到着港の確認は必須
カラバヒから西ティモールへ向かうフェリーは、運賃が手頃で、クルーや乗客もフレンドリー。動物や植物、洗濯物がある船内の様子も印象的で、地元の人々の日常を感じられる船旅でした。
一方で、私たちが到着したのは、想定していたアタププではなくTeluk Gurita港でした。港の周囲には交通手段がほとんどなく、乗客の助けがなければ移動に苦労していたかもしれません。
カラバヒから西ティモールへフェリーで移動する予定なら、運賃や出港時刻だけでなく、チケットに記載された到着港と、港から先の交通手段を必ず確認しておきましょう。
私たちのような思い違いを防ぎ、スムーズに次の目的地へ移動するためにも、乗船前の確認が大切です。


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