マナドでインドネシア観光ビザ延長

インドネシア

十二日間滞在したブナケン島をあとにして、スラウェシ島のマナドへと戻ってきました。

ここからは次の目的地へ向かいますが、その前にインドネシアビザの延長手続きを行いました。

インドネシアのアライバルビザとビザ延長

インドネシアに入国したとき、空港でアライバルビザを取得しています。アライバルビザは30日有効ですが、期間中一度だけビザ延長ができることになっています。

延長できる期間は30日で、アライバルビザの有効期限が切れる日から起算して延長されます。つまり、最長で60日間、インドネシアに滞在できることになります。

ビザ延長に必要なものは、以下の通り。

  • 残存期間が6ヶ月以上あるパスポート
  • ビザ延長手数料:通常は500,000ルピア
  • インドネシア出国の航空券あるいはその他チケット

ビザ延長手数料は、私たちの場合、即日(エクスプレス)で申請したので、一人1,000,000ルピアかかりました。

通常であれはマナドイミグレーションでは二営業日かかります。他都市のイミグレーションではさらに日数を要するところもあるようなので、早めに申請するのがおすすめです。

移民局がある都市は限られているため、私たちのように田舎や離島に行く予定のある人は、特に注意が必要です。

マナドのイミグレーション(移民管理局)

マナドの移民管理局

マナドのイミグレーションは、市中心の南、政府関係施設が多いエリアに立地しています。

ダウンタウンからはミクロで移動できます。「Winangun 17 Coco」行きのミクロに乗り、運転手に「カントイミグラシ(Kantor Imigrasi)」と伝えておくと、目の前で下ろしてくれます。運賃は一人6,000ルピア。

マナド市民の足、ミクロネット

マナド移民管理局でビザ延長申請

マナド移民管理局の建物

水色と赤という、政府の建物には見えないカラフルなビルがマナドの移民管理局です。「スラマッダタン(Selamat Datang)」と書かれた入口があるのでそこから中に入りましょう。

マナドイミグレーションの入口

中に入ると地元の人がたくさんいるエリアがあります。ビザ延長セクションはその奥の部屋になります。

入ってすぐのエリアを通り抜けて奥へ

英語表示が少ないのでわかりにくいですが、奥に進むとビザ延長受け付けカウンターが並ぶ部屋があります。そこの職員にビザ延長したいと伝えます。

即日申請(エクスプレス)でインドネシアビザ延長しました

通常の申請手続きの場合、二営業日かかるといわれました。費用は、一人500,000ルピアで、銀行で支払ったのち領収書を持って申請手続きを行います。

私たちは、翌日の夜の船でテルナテ(Ternate)へ移動したかったので、即日発行(エクスプレス)で申請しました。費用は、一人1,000,000ルピアで直接イミグレーションに支払います。

ビザ延長申請書に記入し、パスポートと現金を添えて提出します。ただしこのとき、インドネシア出国の航空券を提示する必要がありました。

私たちはまだ出国チケットを持っていなかったのですが、その場でマイレージを使って航空券を購入し、受け取ったメールを職員に印刷してもらい、それを合わせて申請しました。

このときちょうどお昼前で、職員に「これからランチ休憩なので、そのあと手続きを行います。午後3時ごろパスポートを取りに来てください」と告げられました。

マナドでビザ即日延長にかかった時間

アライバルビザと滞在延長

私たちもお昼を食べていったんホテルに戻ったころ、職員の方からワッツアップで連絡があり、「ビザ延長があります完了しました。今すぐパスポートをお渡しできます」というメッセージをもらいました。

それですぐにまたイミグレーションに向かい、ビザ延長完了したパスポートを受け取ることができたのです。

このとき職員の方がお菓子の用意をしていて、「こちらの飲み物も無料ですよ」と教えてもらいました。

飲み物とお菓子の無料サービス

カウンターの横に冷蔵庫と給湯器があり、確かに無料(Free)と書かれています。アイスティーとチョコレート菓子をもらって、担当職員の方と少しおしゃべりしました。

入国前の60日ビザなら最長180日まで延長可能

彼によると、インドネシアに長期滞在したい場合、入国前にオンライン申請で60日のビザが取れるといいます。ビジタービザとか、そんな名称だったと思いますが、観光目的でも取得可能で、このビザなら最大2回延長可能、最長180日の滞在ができることになります。

60日ビザの取得には1,500,000ルピアかかりますが、インドネシア出国航空券の提示は必要ないそうです。将来、インドネシアに長期滞在するときに役立ちそうですね。

コメント