バリ島ではアメッドビーチに近いところに宿泊しました。ここを拠点として、複数のシュノーケリングスポットを回りました。
バリ島でのシュノーケリング、主にアメッドビーチ周辺のスポットについて紹介します。
なお、今回滞在したのは1月で、バリ島の雨季にあたります。バリ島からはボートで離島シュノーケリングもできますが、雨季は海の透明度が比較的低く天候が不安定なため、今回はバリ島のビーチエントリーできるスポットのみをレビューしています。
アメッドビーチ(Amed Beach)について
バリ島北東部にあり、バリ島のビーチの中でも比較的静かです。周辺エリアには、ビーチエントリーできる、ダイビングやシュノーケリングスポットが多いです。
隣接するジュムルックビーチ(Jemeluk Beach)と合わせて、シュノーケリングが楽しめるスポットが複数あります。
私たちはジュムルックビーチ寄りのゲストハウスに宿泊し、ここからスクーターをレンタルして周辺シュノーケリングスポットを回りました。
本投稿では、私たちが実際に訪れたスポットを紹介しています。
ジェムルックビーチと海底祠(Underwater Temple)
私たちが宿泊したSunrise Cafe and Bungalows(詳細レビューはここをクリック)は、ジェムルックビーチとアメッドビーチの境目に立地しており、両方のビーチへアクセスするのにとても便利でした。
ジェムルックビーチは入り江になっているため、比較的穏やかです。ビーチから海に入ってすぐサンゴが生息していて、魚がたくさんいます。シュノーケリング初心者でも気軽に楽しめるスポットです。
沖に向かって少し泳いだところに、小さな祠が沈められていて、魚がたくさんいます。祠の近くに石像が沈められています。
アメッドビーチ(Amed Beach)
ゲストハウスやレストランが建ち並ぶアメッドビーチは、ビーチから数メートル泳ぐだけでサンゴ礁を観察できます。
特にKembali Beach BungalowsやBARracudaの沖合には花びらを広げた花のような大きなサンゴが生息しており、見ごたえがあります。その周辺にはウミガメも住んでいるもよう。小さなサメ(ブラックチップリーフシャーク)も見られました。
日本船沈没スポット(Japanese Ship Wreck)
日本の沈没船にサンゴがびっしり成長している様子を観察できるスポットです。浅瀬にあるためシュノーケリングだけでも十分確認できます。
画像のような看板が出ているそばに駐輪して、ビーチへアクセスしました。ビーチは歩いてすぐです。駐輪代などの請求はされませんでした。
シュノーケリングツアーにやってくるボートやシュノーケラーでにぎわっているあたりに船が沈んでいます。
沈没船は砂地の浅いスロープにあるため、シュノーケリングだけで十分観察できますが、海の水位が低いときを狙って行くとより近くで見ることができます。
このビーチは砂浜ではなく石のビーチですが、沈没船だけでなく、ビーチ全体にサンゴ礁が広がっており、ビーチ沿いにシュノーケリングできます。沈没船の北側と南側で異なるサンゴ礁が観察できます。
イブスビーチ(Ibus Beach)
日本沈没船スポットの北にある小さな石ビーチです。沈没船スポットから泳いで行くこともできます。
イブスビーチへは、Stairway To Heaven Bungalows and Restaurantの階段を降りて入ることができます。
USAT Liberty Wreck ポイント(Tulamben ビーチ)
米軍貨物船であったLiberty号が沈んでいるダイビングポイント。多くのダイバーでにぎわっているが、シュノーケリングでも沈没船を見ることができます。
Tulambenビーチには公式の駐車場がありますが、スクーターの駐輪だけでも20,000ルピアかかると聞いて、利用を避けました。
私たちは、近くのお店(小さなスーパー)にスクーターを置かせてもらって(帰りに飲み物を購入)、Tauch Terminal Resort Tulambenからビーチに入りました。
Tulambenビーチは石のビーチです。Tauch Terminal Resort Tulambenの階段を降りたところから少し北西に行ったビーチからダイバーが海に入っていたので、私たちもそこからエントリー。
ダイブセンターの人に聞くと「di bubble(泡が上がっているところ)」にアメリカ船が沈んでいるとのこと。常に複数のダイバーが潜っているので、分かりやすいと思います。
沈没船は浅いところでは5mほどの深さなのでシュノーケリングだけでも一部を見ることはできます。しかし、深いところでは水深30m深さにあるので、全体を確認するにはダイビングする必要があります。
沈没船周辺にはサンゴ礁などは見られませんでした。沈没船そのものにはサンゴなどの海洋生命が育っており、魚もたくさんいます。
沈没船スポットから300mほど南東に泳いだところ(建物が数軒並んでいる前あたり)にサンゴが生息する「コーラルガーデン」があります。その存在は確認できましたがこの時期は視界が悪すぎたため、動画は撮影していません。
リパービーチ(Lipah Beach)
砂浜が広がる静かなビーチです。ビーチから海に入ってすぐサンゴ礁が広がっています。
上の画像のような看板が出ている小道を入って少し行くとたくさんの漁船が並んでいます。その手前の木の下にスクーターを停めてシュノーケリングしました。
リパービーチの左右の端と中央部分やや南東寄りにサンゴが多く生息しています。それ以外の部分は砂スロープになっているので海水浴を楽しむこともできます。
比較的静かなビーチですが、ゲストハウスやレストランもあります。ウミガメに遭遇することも。
スクーターのレンタルと準備
ここに紹介したシュノーケリングスポットは旅行会社でツアーとして手配してもらうことも可能です。でも、費用を安くおさえ、なおかつ自由度の高さを求めるなら、自力で回るのがおすすめです。
私たちはスクーターをレンタルして、ゲストハウスから離れたスポットを回りました。公式の駐輪場を利用すると駐輪代を請求される場合がありますが、無料で駐輪できる場所を活用すれば、コストはスクーターレンタル費用とガソリン代だけです。
アメッドビーチ周辺にはたくさんレンタルバイク店があり、スクーターの種類にもよりますが、1日100,000ルピアから借りることができます。2日以上利用する場合は値引きしてくれるところもあるので交渉してみてください。
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