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クアラルンプールからマカッサルへエアアジアで飛んでインドネシア入国:アライバルビザ取得

インドネシア

フィリピン、セブからクアラルンプールへエアアジアで飛びました。今回は、その翌日、クアラルンプールからインドネシアのマカッサルまで飛行機で移動したときの話です。

マカッサル行きの便について、クリスはオンラインチェックインができなかったのでチェックインカウンターへ行かなくてはなりません。

インドネシア到着ビザの準備

クアラルンプール国際空港第2ターミナル

その前に、前日外貨をマレーシアリンギット両替した両替所で、米ドル紙幣を少額紙幣に交換してもらいに行きました。

インドネシアビザは、オンラインで60日観光ビザが申請できるはずですが、申請から発行までに4営業日かかるとのことです。今回私たちは予定を早めてインドネシア入国することにしたため、それでは間に合いません。それで、マカッサル空港で30日有効のアライバルビザを取ることにしました。

インドネシアのアライバルビザは手数料が35米ドル、あるいは500,000ルピアを現金で払うことになります。

私たちの手元には米ドルの100ドル紙幣しかなくて、これだと二人分のビザ手数料70米ドル支払ったあとのお釣りはインドネシアルピアで返されることになります。ビザ窓口の外貨両替レートは恐ろしく悪いので、できれば70ドルちょうどの現金で支払いたいのです。それで、クアラルンプール空港の両替所で100米ドル札をくずしてもらえないか聞いてみたところ、快く少額紙幣に変えてくれました。

なお、インドネシアのアライバルビザ取得にはインドネシア出国航空券を持っていることが条件となっています。しかし、このとき私たちは出国航空券を購入していませんでした。以前マナドから入国したときは帰りの航空券なしでもビザ取得できたので、今回も問題ないだろうとたかをくくっていたのです。ところが、今回はそれほどスムーズではありませんでした。これについては後述します。

マカッサル行きの飛行機チェックインと書類確認

エアアジアチェックインカウンター

エアアジアのカウンターはとても混雑していて、明らかに人手不足という感じでした。書類確認というカウンターがあったのでそこでチェックインして搭乗券を受け取りました。

機内持ち込み荷物のサイズと重量チェックはありませんでした。インドネシアからの出国チケットについても質問されませんでしたが、ワクチン接種証明は確認されました。

イミグレーションとセキュリティチェックの前に軽く食事をして、出発セクションへ向かいました。

パスポートコントロールで出国手続きを行ったあと荷物スキャンがあります。ここでは荷物を軽くスキャンするだけで、本格的なセキュリティチェックは搭乗ゲート近くで行われます。

マカッサル行き飛行機に搭乗

搭乗ゲート

搭乗ゲートに着いたときにはすでに搭乗が開始されていました。パスポートと搭乗券をチェックしてもらい、搭乗します。ここでも手荷物の重量確認はありませんでした。

エアアジア機内と客室乗務員

飛行機に乗り込むと親切な客室乗務員が席まで案内してくれました。素晴らしいサービスです。マカッサル行きの飛行機はかなり空席が目立ちましたが、おかげで窮屈な思いはしませんでした。

離陸してしばらくすると、インドネシアの税関申告書が配布されました。

機内にてインドネシア税関申告書記入

インドネシア税関申告書

インドネシアの税関申告書は一部オンライン化されていますが、オンライン処理できるのは現時点でジャカルタとデンパサール空港のみです。マカッサルから入国する場合は手書きでフォームを記入する必要があります。機内で税関申告書が配られましたが、インドネシア語のみで英語版はありません。

マカッサル到着

マカッサル上空にて

マカッサル到着予定は午後5時すぎでしたが、30分ほど早めに着陸しました。

マカッサル到着後、できれば速やかに次の目的地へバス移動したいと考えていました。だから飛行機が予定より早く着陸したことはラッキーだと思ったのです。しかし、ここで喜ぶには早すぎたようです。

到着後、ワクチン接種証明提出と入国手続きを行いますが、今回は思っていたほどスムーズではありませんでした。

インドネシアのアライバルビザ取得:マカッサル空港のケース

飛行機を降りて到着ゲートの表示の方へ進んでいくとイミグレーションがあります。私たちはアライバルビザを取得しなくてはなりませんが、その前にワクチン接種証明書類の提出を求められました。イミグレーションエリアの左側にある小さなブースでパスポートとワクチン接種証明を提示します。

そのあとイミグレーションに進むと、入国審査官にビザ手数料を支払うように指示されました。検疫ブースの横にBNI銀行の窓口があるので、ここで一人35米ドルを支払います。パスポートにレシートがはさまれて返されるので、失くさないようにしましょう。

そして再びイミグレーションの入国審査官のブースに戻ります。ここで問題発生です。私たちはインドネシア出国の航空券を持っていなかったのですが、それではアライバルビザは発行できないといわれました。

前回、マナドから入国したときは出国航空券を持っていなくても、しぶしぶながら通してもらえたのですが、ここでは通用しないようです。

いろいろ説明してみましたが、とにかく出国航空券を提示しないとビザは発行できないの一点張りです。担当してくれた審査官の上司が出てきて、とにかくそれがルールだからといって、何をいっても譲りません。

「見せ物」でもいいからとにかく航空券を入手するしかないと判断し、マイレージを使ってキャンセル可能な航空券をその場で予約することにしました。マカッサル空港は無料wifiがないのですが、「オンラインで航空券を買いたい」というとスマホをインターネットに接続してくれました。

私たち以外にもスムーズに入国できなくて、イミグレーションの別室で待っている人たちがいたので、審査官上司がそちらにかまっている間に最良のものを選ぼうと航空券を検索しているときでした。

アライバルビザは30日有効のものが発行されますが、私たちは前回同様、入国後にビザを延長して最大60日滞在したいと考えていました。担当審査官にそう説明すると、出国航空券は30日以内でなく60日以内のものでもよいといわれました。どっちみちビザ延長の際には出国航空券が必要になるので、入国日、つまりこの日から60日以内の航空券を買えばいいということになります。

インターネット接続が遅いことと、マイレージプランのアプリのエラーなどがあり、けっこう時間がかかりましたが、予約後24時間以内にキャンセルすればキャンセル料がかからない航空券が見つかり、その予約確認を審査官に見せて、やっとアライバルビザが発行されました。

これで、無事インドネシア入国です。

イミグレーションでもらったお菓子

このときイミグレーションオフィスでは、誰かからの差し入れがあったようで、帰りに私たちもおすそ分けをいただきました。中にはケーキと揚げ菓子が入っていました。

航空券を探すのにだいぶ時間がかかったので、気の毒に思ったのでしょう。結果的に、このときもらったお菓子が夕食の一部になったので、助かったのですが。

マカッサル空港到着ゲート

さて、マカッサルにやってきたものの、この街自体には見どころがありません。到着後、夜バスで次の目的地であるタナトラジャ(Tana Traja)まで行きたいと考えていたのです。でも、イミグレーションで意外に時間を浪費してしまったため、その日はマカッサルに宿泊することをこの時点で決定しました。

マカッサル空港の外貨両替とATM

いずれにしてもインドネシアルピアを入手しなくてはなりません。マカッサル空港には外貨両替所がありません。ATMは複数あり、特に出発ゲート近くには「ATM Center」というセクションがあります。国際カードも受け付け可能ですが、時間が遅いせいか、現金を引き出すことができませんでした。一難去ってまた一難です。

マカッサルはスラウェシ島最大の都市ですので、市内に出れば銀行もATMもたくさんありますが、問題はセキュリティです。すでに日没を過ぎてあたりは真っ暗。ホテルから近い場所に国際キャッシュカードが使えるATMがあるといいのですが…。

幸い、前回インドネシアを出国した際に残っていたルピアをそのまま持っていました。なけなしの現金をはたいて、Grabタクシーに乗ることにしたのです。

マカッサル空港から市内までの移動

Grabタクシー乗り場

マカッサル空港には無料wifiはなく、この時点で私たちはモバイルのインターネットもありませんでした。でも、到着ゲートの外にはGrabタクシーのブースがあり、そのスタッフが代わりにGrabタクシーを呼んでくれました。

ホテルはタナトラジャ行きのバスが出るバスターミナル近くのHotel Dayaに宿泊するつもりで、そこまでのGrabタクシー料金は134,000ルピアでした。

そしてラッキーなことに、ホテルに到着してみると、そのすぐ隣にBNI銀行があるではないですか!まさに私たちにピッタリの、素晴らしいロケーションです。

Hotel Dayaのダブルルームにチェックイン(1泊250,000ルピア)したあと、隣のBNI銀行でインドネシアルピアを現金引き出すことができました。BNI銀行のATMは引き出し可能な最大金額は2,000,000ルピア(100,000ルピア札)です。

マカッサルの名物料理チョト(Coto)13,000ルピア

ホテルのwifiは十分スピーディで、イミグレーションで予約した出国航空券のキャンセルもサクッと行うことができました。夕食にマカッサルの名物料理、チョト(Coto)という牛肉スープとお土産にもらったケーキと揚げ菓子を食べて、この日は就寝しました。長い一日でした…。

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