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テンテナ(Tentena)で何する?観光と見どころ

インドネシア

タナトラジャからトギアン島までの途中にあるテンテナ(Tentena)には、いくつかの観光見どころがあります。

私たちはテンテナに2泊して、観光を楽しみました。

テンテナでオートバイをレンタル

テンテナはスラウェシ島中央、ポソ(Poso)県にある街です。ポソ湖のほとりに位置し、人口は約1万1千人(2015年)。

テンテナではビクトリーホテルに滞在し、そこでスクーターをレンタルしました。レンタル料は1日100,000ルピアでした。

テンテナに到着したのは夜遅くだったので1日目は何も活動できていませんが、ここに2泊し近郊の見どころを周りました。

サルオパ滝(Air Terjun Saluopa)

サルオパ滝

テンテナから約12kmの距離にある滝です。スラウェシ島最も美しい滝と説明されましたが、行ってみるとその壮大なスケールに驚きました。

岩の上を清流が滑り落ちる滝が何層にも重なっています。あまりに規模が大きすぎて、全体像を一枚の写真に収めることは不可能でした。

サルオパ滝入り口

サルオパ滝の入場料は、外国人は一人20,000ルピア、インドネシア人は10,000ルピアです。駐輪は無料でした。

サルオパ滝チケット売り場

私たちが訪れたのは日曜の正午前でしたが、チケット売り場の横の駐輪スペースはすでにいっぱいでした。

カカオの木

門をくぐり500mほど歩きます。カカオの木が栽培されていたり、バニラが天日干しされていたりしました。

バニラ

滝の上部までコンクリートの階段が設置されており、水浴びすることができます。また、敷地内にはジャングルの中でピクニックできるスペースもあります。

サルオパ滝

豆腐とテンペ工場見学

豆腐テンペ工場

テンテナからサルオパについてへ行く途中には、バリ島からの移民が多く住むエリアがあります。ここには小さな、豆腐とテンペ製造工場があり中を見学できます。

豆腐を作る人

見学するのに費用はかかりませんが、工場の好意で見学させてもらえるので、「中を見てもいいですか」みたいな声がけをするとよいでしょう。

テンペ製造作業

私たちが訪れたときは、小屋の中では豆腐製造が、外ではテンペ作りが進行中でした。

バリからの移住者の庭

付近では、バリ島を思わせるヒンドゥーの塔が至るところで見られました。

シウリビーチ(Siuri beach)

シウリビーチ

テンテナから南西の湖畔にあるのがシウリビーチです。複数のリゾートが並んでいます。

シウリコテージ

比較的テンテナに近い、シウリコテージ(Siuri Cottages)に立ち寄りました。レストランがあり、水上に作られたテラスで食事を取りました。

シウリコテージのナシゴレン20,000ルピア

価格もリーズナブルで美味しかったです。ナシゴレンの他に、ライムジュースとアボカドシェイクをいただきました。いずれも20,000ルピアです。アボカドシェイクはチョコレートが加えられている、デザートシェイクでした。

パノラマビューポイント

パノラマビューポイントからの眺め

パノラマビューポイントは、小高い丘の上からテンテナの街とポソ湖を見下ろすことができます。

バスターミナル近くのロータリーで、南へ向う小さな坂道を上ったところにあります。

パノラマビューポイントのタワー

コンクリート造りの展望台が建っているので階段を上りましょう。この展望台は無料で利用できます。

ここからさらに坂道を上ったところにも観光スポットがありますが、入場料一人5,000ルピアかかるので、私たちは入っていません。

バダ(Bada)谷付近の巨大石彫見学は断念

ノニノート

テンテナから行ける観光スポットに、謎の巨大石彫が点在するバダ谷とその周辺地域があります。

私たちはそれが目的でテンテナに来たわけではないのですが、せっかくだから行ってみたいと思いました。しかし、情報が少なすぎるうえにアクセスが容易でないため、今回は訪問を断念しました。

テンテナで滞在したビクトリーホテルのノニから得た情報のみ書き記しておきます。

  • 巨大石像を見学するための街はボンバ(Bomba)とギンドゥ(Gindu)とがあり、ボンバが玄関口である
  • ボンバには少なくなくとも2軒のホームステイがあり隣り合っている。相場は1泊1室200,000ルピア、食事は1食35,000ルピア
  • このエリア行きの公共交通手段はダンブリ(Dambri)とキジャン(Kijang)があり、ダンブリはポソ(Poso)始発でテンテナを出るのは午後1時から2時の間、一人75,000ルピア。キジャンは午前10時から11時に出発し、一人120,000ルピア。いずれも片道2.5から3時間の道のりである。
  • テンテナから車をチャーターしていく場合、英語が話せない運転手付きの車1台一日1,200,000ルピア。見学スポットを複数回ってもらえる、日帰りコースになる。
  • 公共交通手段で行く場合、現地で宿泊することになるが、見学スポットは広い範囲に点在しているため現地ガイド(400,000〜500,000ルピア/日)を雇う必要あり。さらにスポット間の移動のための交通手段を手配しなくてはならない。

以上の話をふまえると、運転手付きの車をチャーターするのが最もリーズナブルだと思われますが、私たち二人で1,200,000ルピアはちょっと予算オーバーです。もし他の宿泊客で車チャーターをシェアしてもいいという人がいたら、ぜひとも行きたいと思ったのですが、あいにくそのような観光客は私たちの滞在中には現れませんでした。

というわけで、謎の巨大石像見学は次回にお預けです。テンテナには2泊して、ボソ経由でアンパナへ向けて出発しました。

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