コタバングンからサマリンダへ戻り、1泊しました。サマリンダの見どころは多くないので、翌日はさっそく次の目的地への移動を開始。
サマリンダからベラウ(Berau)経由でマラトゥア島を目指します。
サマリンダからマラトゥア島までの道のり
マラトゥア島はカリマンタン島の東に浮かぶ小さな島です。サンゴ礁に囲まれた島で、シュノーケリングやダイビングを楽しむことができます。
サマリンダからマラトゥア島までは、スージーエアー(Susi Air)が就航しており、サマリンダ発マラトゥア島行きは毎週月曜日と土曜日にあります。スージーエアーは公的基金の補助があるため非常に安い価格で提供されますが、小さなプロペラ機ですので席数が少なく、早めの予約が必要です。
私たちはギリギリに問い合わせたので、当然ながら席は完売で購入できませんでした。
スージーエアーは地域によって受付窓口が異なります。サマリンダ−マラトゥア島のフライトは +62 811-2119-802 です。通話不可、ワッツアップのメッセージやりとりのみの受付になります。
マラトゥア島の手前には、観光客に人気のデラワン(Derawan)島があります。マラトゥア島もデラワン島も、最寄りの内陸都市はベラウ(Berau)です。ベラウはタンジュンレデップ(Tanjung Redep)とも呼ばれます。
ベラウからはマラトゥア島、あるいはデラワン島へ船で渡ることになります。または、デラワン島に行ってからそこからマラトゥア島に行くこともできるかもしれませんが、はっきりした情報はありません。
サマリンダからベラウまでは陸路で行くこともできますが、今回私たちは空路で素早く移動することにしました。
サマリンダからベラウ(Berau)までの飛行機
サマリンダからベラウまでは、ライオンエアー系列のウイングスエアー(Wings Air)が毎日2便就航しています。
サマリンダのホテルにチェックインしてから、翌日午前10時半発のフライトをオンラインで予約購入しようとしたのですが、上手く機能しませんでした。仕方がないので当日の朝、空港で航空券を購入することにしたのです。インドネシアの航空券はなぜか当日購入でも(よほどギリギリの時間でない限り)価格がほぼ変わりません。これまでも何回も空港で当日航空券を買っています。翌朝は、できるだけ早めに空港に行くことにして、その日は就寝したのでした。
ウイングスエアー航空券を空港で購入
翌日ホテルで朝食を取った後、Grabタクシーで空港へ向かいました。サマリンダ空港は街の中心から約25km離れており、車で1時間くらいかかります。タクシー代金は180,000ルピアで空港駐車場料金5,000ルピアが上乗せされました。
私たちが空港に到着したのは午前8時15分ごろで、航空券売り場には「Tutup(閉店)」の札がかかっていましたそれでも中にはスタッフがいたので、航空券を購入したいと伝えました。
目的地、時間、乗客数、乗客の名前を伝えると、男性スタッフがパソコンに情報を入力し、詳細が印刷された紙が渡されました。それを持って空港入口に行き、警備員に見せて入場してきてくださいといわれました。
いわれた通り、入口の警備員に紙を見せると、「どちらまでですか」と聞かれました。「ベラウ」と答えて空港に入場。荷物のセキュリティチェックを通って、航空券売り場のオフィスへと行きます。
オフィスの中で再度モニターを見ながら詳細を確認し、現金で支払って航空券が購入できました。クレジットカードは使えませんでした。
ちなみに、このときスタッフに、前日の夜オンライン購入しようとしたら上手くできなかったことを伝えると、離陸24時間前以降はオンライン購入ができないようになっているのだといわれました。
サマリンダ空港で搭乗手続き
オフィスで発行してもらった航空券を持ってチェックインカウンターへと向かいます。一見長蛇の列ができているように見えますが、私たちのカウンターは空いていました。後で、飛行機もガラガラだということがわかります。
搭乗券を受け取り、セキュリティチェックを通過してゲートへと向かいます。サマリンダ空港はまだ新しく、施設はどこもきれいでした。トイレもたくさんあります。無料WiFiも使えて便利。
私たちのフライトは午前10時半発ベラウ行きのIW1486便です。搭乗予定時刻通り搭乗が開始されました。
私たちの飛行機はプロペラ機で、てくてく歩いての搭乗です。
飛行機は片側2列の座席が並ぶ、小さな機体です。かなり空席が目立つ状態でした。荷物を収めるキャビンも少し小さめですが、なんとかバックパックを押し込んで収納できました。
ベラウ到着
ウイングスエアーの飛行機は定刻通り離陸し、ベラウのカリマウ(Kalimarau)空港には午前11時20分ごろ到着しました。非常にスムーズな空の旅でした。
空港から街の中心までは9kmほど距離があります。空港にはタクシー乗り場があり、タクシーチケットカウンターで支払って乗る仕組みのようです。でも、私たちが行きたいホテルの名前を告げると100,000ルピア以上の金額をいわれ、ちょっと高いな、と。
Grabアプリを試してみましたが、近くにはGrabタクシーがいないようで、上手く機能しません。それで空港の外まで歩いてみることに。運良く少し行ったところで、私たちのホテルまで乗せて行ってくれるという親切な地元の方の車に乗り、目的地まで行くことができました。
この日はベラウの街で1泊し、翌朝のボートでマラトゥア島へ向かいます。
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