ピマーイの次の目的地はナーンローンでした。ピマーイからナンロンまで直行で行く方法はないため、バスを乗り継ぐことになります。
ピマーイからチュムプアンまで行き、そこでナンロン行きのバスに乗り換えるという情報があり、そのルートを試してみたのですが…。
ピマーイからナンロンまでのバスの旅を紹介します。
ピマーイ(Phimai)からナンロン(Nang Rong)までの道のり
ナンロンはピマーイの南東にあり、車で直接向かう場合、およそ100kmの距離になります。
ピマーイからナンロンまでの直行バスは見つけることができませんでした。それでいったんチュムプアンまで行き、そこでバスを乗り換えてナンロンへ向かおうとしたのです。
ピマーイ(Phimai)からチュムプアン(Chum Phuang)までのバス
ピマーイからチュムプアンまではおよそ35kmです。
チュムプアン行きのバスはピマーイホテル近くのバスストップから出ています。チュムプアンまでの料金は一人35バーツ。
私たちは朝9時出発のバスチケットを購入しました。しかし、バスが到着したのはほぼ9時半。
車内にたまたま英語のできるタイ人女性がいて、チュムプアンのマーケットで降ろしてもらうよう、運転手に伝えてもらったのです。
チュムプアン(Chum Phuang)からナンロン(Nang Rong)行きのバスに乗り換えしようとしたところ…
チュムプアンのマーケット横に到着したのは午前10時15分ごろ。ピマーイからの所要時間はおよそ45分でした。
市場で食べ物を売っていた地元の人に聞くと「ナンロンに行くならあっちの道路だ」と教えてもらい、そちらへ歩いて行ったのです。
そこで再び地元の人に尋ねると「ナンロン行きのバスは、今はない」みたいなことをいわれました。もう一人別の人に聞いても同様の回答が返ってきます。「ナンロン行きたいなら、コラー(ナコーンラーチャシーマー)まで行かなくちゃダメだ」ということなのです。
折しも雨が徐々に激しく降って来ていて、ここからヒッチハイクするにも理想的な状況ではありません。
それで仕方なく、ナコーンラーチャシーマー(地元では「コラー」という方がよく通じる)まで戻ることにしたのです。
チュムプアン(Chum Phuang)からナコーンラーチャシーマー(Nakhon Ratchasima)までバスで戻る
このときはたまたますでにナンロンでのホテルを予約していたため、ナンロン行きを変更したくなかったのです。それでその日のうちにナンロンまで行けることを願いながら、ナコーンラーチャシーマー(コラー)まで戻ることにしました。
そうはいっても、ナコーンラーチャシーマー行きのバス乗り場もわかりません。市場まで戻って来て、向かいにあった交番で問い合わせようと思ったら、中には誰もいませんでした。
それで再び市場の店舗の人に、今度はコラー行きのバスを尋ねると、「あっちだ」とピマーイから来た道を指さしました。
そちらへ向かってゆるゆると歩いていたとき、目の前にナコーンラーチャシーマー、ピマーイ経由チュムプアンを行き来するバスが停まっているのに気づいたのです。
バスは、数日前にナコーンラーチャシーマーからピマーイまで乗車したバスと同じ仕様でした。車内はガラガラでゆったり席を選ぶことができました。
私たちが乗車してほどなく(午前10時半)、空席がちのままバスは発車しました。途中で乗客を拾いながら走行します。
ピマーイのバスターミナルにも停り、そこで数人の人が乗ってきました。ピマーイを過ぎてから乗車料金の徴収があり、チュムプアンからナコーンラーチャシーマーまでは一人91バーツでした。
ナコーンラーチャシーマー(Nakhon Ratchasima)でナンロン(Nang Rong)までのバスに乗り換え
ナコーンラーチャシーマーのバスターミナル2に着いたのは午後1時。
ナンロンまで行くにはスリン行きのバスに乗ります。プラットフォームは12番、ナンロンまでの料金は一人90バーツでした。
出発時刻は午後2時で、1時間あります。ターミナル付随するカフェテリアでお昼ご飯を食べました。
ナコーンラーチャシーマーからナンロンまではおよそ100kmです。所要時間は2時間の予定です。
バスは定刻通り午後2時に出発しました。ナーローンに着いたのは午後4時。街の中央交差点に近いナーローンバスターミナルに到着しました。所要時間はきっかり2時間でした。
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