コンヤ(Konya)からアダナ(Adana)へ鉄道で移動する

アダナ（Adana）はトルコで4番目に大きな都市です。

旅行者に人気のある都市ではありませんが、友人が住んでいるため立ち寄ることにしました。

コンヤからアダナまで鉄道で移動したので、その模様を書き留めておきます。

コンヤからアダナへは電車が運行

コンヤからアダナまでの移動は、バスという手段もあります。

しかし、コンヤの長距離バスターミナルは、市の中心から遠く離れているため、バスターミナルまでのいどうにもお金と時間がかかり不便です。

そこで今回は鉄道を利用することにしました。

コンヤからアダナまでの鉄道は、每日午後3時に出ているようです。

アダナ行きの電車に乗り、終点アダナで下車します。

切符を買うときに、所要時間は6時間半と言われましたが、決してあてにしてはいけません。

3時に出るこの便はコンヤが始発ですので、定刻通りに出発すると期待してよいでしょう。

ただし、何時にアダナに到着するかは、午後10時か10時半くらいの心づもりでいるのがいいみたいです。

鉄道の切符は駅で購入できます。切符購入の際にはパスポートの提示を求められます。

コンヤ鉄道駅は市の中心にあるアラジン丘公園（Alaadin Hill Park）から2km弱南西に行ったところにあります。

切符は駅構内の切符売り場で買えますが、駅構内に入るには持物のセキュリティチェックを通らなくてはいけません。

コンヤからアダナまでの料金は、一人70リラでした。

切符を買う際英語はあまり通じませんが、行き先と出発日など必要事項を伝えるだけなので、それほど問題ないかと思います。

コンヤ駅はプラットフォーム１とそれ以外のプラットフォームへの入り口が分かれています。

プラットフォーム１は高速列車（ハイスピードトレイン）が発着するプラットフォームです。

私たちの電車はプラットフォーム２から発車するので、別に入り口から入場しました。

アダナ行きの電車はコンヤ始発なので、私たちが駅に着いたときにはすでにプラットフォームに入っていました。

ただし、掲示板にはプラットフォーム２と書かれていものの、実際にはプラットフォーム３に着いていましたが。

切符には自分の名前、車両番号、座席番号などが記載されていますのでそれを参照して乗車します。

この列車には食堂車はないので、あらかじめ食料と水を買って乗り込みました。

電車の座席は2列、1列とゆったり設計になっています。

足元のスペースもたっぷりで、上には荷物を置く棚もあり、バックパックを置くことができました。

バスの旅に比較すると、かなり楽ちんです。

車両には、もちろんトイレもついています。

期待していなかったのですが、車内販売も少しありました。ヨーグルトドリンク「アイラン（Ayran）」を購入したところ、5リラで、それほどお高くありません。

ステップ地帯や山々を抜け、アダナに到着しました。

時刻は夜10時すぎ。ほぼ予定通りです。