インドネシア入国に際して、日本人はビザの取得が必要ですが、現在オンラインでアライバルビザ(e-VOA)申請ができるようになっています。
写真を撮影してアップロードする必要があるため、スマホからできればスムーズですよね。
今回、私たちは、インドネシアのアライバルビザをオンラインでスマホから申請取得してみました。
インドネシア入国にはビザが必要
現在インドネシアへ日本人が入国する場合、ビザが必要となります。
ビザは大使館などで申請することもできますが、この記事を書いている現時点で、オンラインでの申請が可能となっています。
今回は私たちも、インドネシアのアライバルビザをオンラインで申請し取得しました。
インドネシアのアライバルビザ(VOA)について
アライバルビザは、観光や親族訪問、商談、会議、トランジットなどの目的で、指定の国際空港からインドネシアに入国する場合に適用されます。滞在可能期間は30日で、入国後1度だけ延長申請ができます。最大で30日間の滞在延長ができますので、合計60日までの滞在が可能となります。
私たちも以前、インドネシアのマカッサルとマナドの空港で、アライバルビザを取得したことがあります。
上の投稿内で紹介している通り、空港到着時にビザを取ることもできますが、現在はオンラインによる事前申請で電子ビザがとれるようになっているので、今回はオンラインでアライバルビザ(e-VOA)を取得することにしました。
長期滞在する場合はシングルビザ(訪問ビザ)も
アライバルビザで滞在可能な日数は30日、入国後に1度延長するとしても、最長で60日しか滞在できないことになります。もし、60日を超えてインドネシアに滞在したい場合は、シングルビザ(訪問ビザ)を検討するとよいでしょう。
シングルビザには、いくつかの種類がありますが、観光目的の滞在にも適用されます。シングルビザはいったん出国すると無効になってしまいますが、滞在可能日数は60日で、入国後最大2回まで60日間の延長申請が可能です。そのため、最長で180日間の滞在が可能となり、なおかつ、ビザ取得時にインドネシア出国の航空券の提示は必要ありません。
私たちは今回、インドネシアに31日滞在する予定で、アライバルビザでは日数が足りません。それで、このシングルビザも検討したのですが、シングルビザ取得にかかる費用と、アライバルビザ取得+ビザ延長にかかる費用が同じだったので、けっきょくオンラインでアライバルビザを取得し、入国後にビザ延長することにしました。
ちなみに、インドネシアのオーバーステイ(ビザや滞在許可の有効期限を過ぎて滞在すること)の罰金は、現在一人1日当たり1,000,000ルピアとなっています。ですので、最初から60日ビザを取るか、30日ビザを延長する方が費用的に安くつくので、素直にビザ延長することにしました。
インドネシアのe-VOA(電子査証オンライン申請)について
e-VOA(電子査証オンライン申請)は、インドネシアの電子査証システムの一環で、訪れる予定の外国人が事前にオンラインで査証を申請できるサービスです。通常の査証プロセスを簡素化し、旅行者が査証を取得する手続きを迅速かつ便利にすることを目的として、2022年から試験的に開始されました。
e-VOAを利用するには、特定の条件を満たし、オンラインで申請フォームに必要事項を記入し、提出すします。査証が承認されると、電子査証(e-VOA)が発行されます。受け取ったe-VOAは、印刷するかスマホにダウンロードして持参しましょう。
オンラインでのe-VOA(電子査証オンライン申請)に必要なものは、
- パスポート顔写真ページの写真
- 証明写真
- アライバルビザ申請料金519,500ルピア(19,500ルピアはクレジットカード決済手数料)
以上になります。
そのほかに、インドネシア到着の飛行機と宿泊予定場所の情報が必要となります。
インドネシアのアライバルビザをオンライン申請取得する方法(e-VOA)
インドネシアのe-VOAは、現在、日本、イギリスを含む86か国のパスポート所持者に提供されています。オンラインでの申請手続きは、e-VOA(電子査証オンライン申請)公式サイトから行います。
ビザ申請の前に、アカウントを作成するのがおすすめです。
アカウントを作成する
公式ウェブサイトを見ると、アカウント作成しなくてもビザ申請できるように見えますが、アカウント作成する方がスムーズです。私たちもアカウント作成の前にビザ申請を試してみましたが、うまく機能しませんでした。ですので、まずはアカウントを作ってからビザ申請行ってみてください。
アカウント作成はスマホの場合、右上に表示される3本線のメニューから「Sing in」を選んで表示されるLog inページの下の方にある「Create Account」から行います。
アカウント作成画面が開くので、「Foreigner」を選択します。
パスポートの顔写真ページの写真と証明写真をアップロードして、アカウントを作成しましょう。
パスポートの顔写真ページと、証明写真はスマホで撮影したものでOKです。ただし、ちゃんと撮影できていないと承認されないので、慎重に撮影しましょう。私たちも何回も撮り直してやっとアップロードできました。
その後、個人情報を入力し「Submit」ボタンを押します。
インドネシアアライバルビザをオンライン申請する(e-VOA)
アカウント作成できたら、「Apply」ボタンからビザを申請します。
インドネシア入国の目的を聞かれるので「Tourism(観光)」選び、「Visa on Arrival 30 Days」を選択しましょう。宿泊施設や到着フライトなどの情報を記入して「Submit」ボタンを押すと、料金支払い画面が表示されます。
インドネシアアライバルビザの料金支払い
「Make a Payment」からクレジットカード情報を入力して決済します。通常の場合、アライバルビザの申請手数料は500,000ルピアですが、オンラインでの申請はクレジットカード決済になりますので、クレジットカード使用手数料として19,500ルピアが加算されます。合計、519,500ルピアの支払いとなります。
以上でオンラインによる電子ビザの申請は完了です。
インドネシアの電子アライバルビザ(e-VOA)を保存する
決済が終了したら、アカウント画面の「Application」からe-VOAを確認、ダウンロードできます。プリントアウトするか、スマホにダウンロードして保存しておきましょう。
インドネシア入国当日、空港での入国審査のとき、パスポートといっしょに保存したe-VOAを審査官に見せましょう。アライバルビザがパスポートに貼り付けられるはずです。
インドネシアアライバルビザ取得はスマホでもOK
私たちはすべての操作をスマホのブラウザから行いましたが、最後まで一通り完了させることができました。できるだけネット接続のよい場所で行ってみてくださいね。
インドネシアの入国に際して、もう一つ必要が書類があります。それは税関申告書です。こちらも現在オンラインで処理できるようになっていて、その方が早いので、私たちもオンラインで申告書記入を行いました。
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