テルナテに滞在したあと、次の目的地はラジャアンパットです。ラジャアンパットはダイビングやシュノーケリングで有名な場所です。
ラジャアンパットまでの行き方はいろいろありますが、通常はソロンを経由して行くことになります。
私たちはテルナテからペルニ船でソロンまで行き、パブリックボートでラジャアンパットを目指すことにしました。
テルナテからソロンまでのペルニ船チケット購入
ソロンは南西パプア州にある都市で、人口は約22万人(2014年)。ラジャアンパットへの玄関口となっているのと同時に、インドネシア東部の石油や天然ガス等の物流拠点となっています。
私たちもソロンを経由して、ラジャアンパットを目指します。ソロンには飛行機で行くこともできますが、テルナテからペルニ船で向かうことにしました。
ペルニ船のスケジュールは、毎月あるいは2週間おきに発表されます。テルナテ港の近くにある乗船券売り場で確認できます。
それによると、テルナテからソロン行きのペルニ船は、2月26日(日)午前9時に出ます。
ビツンから来るLabobar船です。ソロンまでの所要時間は20時間といわれました。
前日にチケット売り場に行って、乗船券を予約購入しました。
チケットカウンターに他の購入者はほとんど並んでいませんでした。カウンターの手前にあるデスクでフォームをもらって記入します。その用紙とパスポート、乗船券料金を添えて申し込みます。
前回、ビツンでペルニ船の乗船券を購入したときは現金払いができませんでしたが、ここでは現金で払うことができました。
このとき担当してくれた女性が、たまたま学校で日本語を学習したということで、日本語の練習をさせてほしいと言われたのです。それで、日本語初歩の会話練習を提供するというおまけがありました。
手続きが終わり、バーコードと乗客の個人情報詳細が記載された紙を受け取りました。翌日はこれを持って乗船すればいいのだそうです。
「乗船開始は出発時刻の二時間前です」と言われて、切符売り場をあとにしました。
テルナテでペルニ船に乗船
ソロン行きの船は朝9時発ということだったので、朝7時半に港へ行きました。ペルニ船は出発2時間前から乗船が始まります。
でも、このときはまだ、ビツンからやってくるはずの船が着いていませんでした。切符売り場で聞いてみると、1時間遅れているそうです。
仕方がないので、朝食を食べて港に戻りました。船は、8時前には到着したようで、私たちが港戻ったときには乗船が始まっていました。
出港時刻も遅れ、けっきょくテルナテを出たのは午前11時近く。今回は、20時間程度の船旅になります。
クルーと交渉して客室を確保
乗船後、しばらくはデッキのテーブルに座っていましたが、夕方になって乗組員と交渉し、客室を手に入れました。詳しくは動画に収めています。
おかげでぐっすり熟睡。テルナテにつく前に船内放送があり、起床しました。
ソロン到着
翌朝、午前5時頃ソロンに到着しました。大きな港です。この日の日の出は午前6時24分で、到着時はまだ真っ暗でした。
このあと、午前9時のパブリックボート(Bahari Express)でワイサイ(Waisai)まで行きたいので、港の待合い室で少し時間をつぶしました。
ラジャアンパット(ワイサイ)までのパブリックボート
ラジャアンパット行きのパブリックボートは、ペルニ船が着く港ではなくPelabuhan rakyatから出ます。
私たちは、午前9時発、Bahari Expressのワイサイ(Waisai)行きに乗りました。切符売り場でチケットを買い(一人125,000ルピア/エコノミークラス)、切符の座席番号に従って乗船します。
船はほぼ定刻に出発。乗り心地は、正直あまり浴ありません。荷物を置くところもないし。
船の中で映画タイタニックを流していたので、それを観ているうちに時間がたちました。ワイサイに着いたのはほぼ11時半。
ワイサイからゲストハウス迎えのボートで移動
ラジャアンパットにはたくさんの島があります。私たちはその中でも最も人気があるというクリ島のゲストハウスに連絡して、ワイサイまで迎えに来てもらうようお願いしました。ワイサイからは約1時間の距離で、二人で500,000ルピアでした。
ワイサイに着くと、ラジャアンパットに入るための入場料(Marine Park Entry)として700,000ルピア、ダイビングをする場合はさらに300,000ルピアを支払う必要があります。
ただし、私たちが入場料を払いに行ったときは、オフィスが閉まっていました。帰りの際に支払うことになるのでしょう。
また、300,000ルピアの方は船着き場から少し離れたオフィスで支払う必要があるようですが、私たちはダイビングはしなくて、シュノーケリングだけしにきた、というと、払わなくていいといわれました。
ツーリストインフォメーションの向かい側に、ラジャアンパットの各島に向けてのボートがでる、小さな船着き場があります。ゲストハウスがあるクリ島まではこの船着き場からボートに乗りました。
ラジャアンパット、クリ島到着
ボートで約1時間、やっと最終目的地のゲストハウス「デルヴィンホームステイ(Delvin Homestay)」に到着しました。
三食の食事付きで、シュノーケリングし放題の毎日が始まります。トイレ、シャワーは共有になりますが、水上バンガローに宿泊しました。少し不便な部分もありますが、この島の宿泊施設の中で、多分最もリーズナブルだと思います。
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