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マラトゥア(Maratua)島からタラカン(Tarakan)までのスピードボート:デラワン(Derawan)経由

インドネシア

マラトゥア島に1週間滞在したのち、タラカン行きのスピードボートでマラトゥア島を離れました。

タラカン(Tarakan)からヌヌカン(Nunukan)を経由し、マレーシアのタワウ(Tawau)へと国境越えします。

マラトゥア(Maratua)島からタラカン(Tarakan)行きのボート

マラトゥア空港のさらに南にある船着き場

マラトゥア島からは、ベラウ(Berau、あるいはタンジュンレデップTanjung Redep)行きのスピードボートが基本的に毎日運行しています。

その他に、デラワン(Derawan)経由タラカン(Tarakan)行きのスピードボートもあり、こちらは週1の運行になります。タラカンからマラトゥア島へは毎週金曜に、マラトゥアからタラカン行きは毎週日曜午前8時に出発します。私たちは今回、タラカン行きのスピードボートを利用しました。

マラトゥア島には複数の船着き場がありますが、タラカン行きのスピードは、空港の南にある小さな船着き場から出ます。空港のすぐ西側にも船着き場がありますが、それよりさらに南の船着き場になります。

船着き場までのアクセス

迎えに来たピックアップトラック

私たちが泊まっていたマラトゥアゲストハウスは島の北部にあり、タラカン行きの船着き場までは10kmほど離れています。マラトゥア島には特に公共交通手段はないので、自分で乗り物を手配するか、ゲストハウスにいってアレンジしてもらうかになります。

タラカン行きの船は小さいので、あらかじめゲストハウスから席を予約してもらいました。そのついでに、船着き場までの足も手配してもらったのです。

ところが、出発当日は午前7時頃から土砂降りの雨。このとき別の旅行者2人といっしょに4人でタラカンまで行く予定でした。この島で箱型車両が走っているのは見たことがないので、もしかしてピックアップトラックでは、と予想していたらその通り。7時10分ごろ雨の中をやってきたのはピックアップトラックでした。もちろん屋根はありません。

あまりの大雨に、スピードボートも定刻通りに出航しないだろうとは思ったものの、ゲストハウスのオーナーに電話してもらったところ、船は私たちの到着を待って出発してくれるといいます。

それで、雨が少し小ぶりになったのを見計らってピックアップトラックに乗り込んだのですが、途中から容赦なく雨が本降りになり、びしょ濡れになりました。

マラトゥア島からタラカン行きのスピードボートに乗ってみた:8時45分出航

マラトゥアからタラカン行きのスピードボート

ともかく船着き場近くの待合室のような場所に到着し、雨が落ち着くのを待ちます。出発予定時刻は午前8時でしたが、けっきょく午前8時45分になってやっと出航できました。乗船する前に操縦士に料金一人600,000ルピアを支払います。ちなみにこれは外国人料金です。

防水のためポリ袋に入れられた私たちのにバックパックは、ボートの屋根に固定されました。

マラトゥアからタラカン行きボートの船内

船内は赤い布シートの座席が並ぶ、小さなボートです。エンジンは2つ搭載していましたが、動いていたのはそのうちの片方のみ。船内に荷物を置くスペースはかなり限られます。

マラトゥア島を離れてしばらくしてすぐ、太陽が照り始め、船尾の方に座っていた私たちは暑いくらいでした。

デラワン(Derawan)到着:9時48分

デラワン船着き場

マラトゥアからタラカン行きの船はデラワン(Derawan)で停まり、乗客と荷物の積み下ろしを行いました。

デラワン島ビーチ

デラワン島はたくさんのリゾートが建ち並ぶ小さな島です。この島で週末を過ごすインドネシア人旅行者は多いようです。

マラトゥアから来てデラワンで降りる乗客もいるのですが、それ以上に人と荷物があとからあとから乗り込んできて、どう見ても過積載状態です。ライフジャケットも乗っている人数分には絶対足らないよなーという感じですが、大人しく待つしかありません。十五分ほど停泊したのち、ボートは出発しました。

まさかのガス欠

ガソリンのデリバリー

そして、タラカンの街が見えてきて、なんとか無事に到着しそうだと安心しかけたとき、突然ボートが止まりました。船着き場にはほど遠い海上です。

エンジントラブルなら、若手乗組員が作業を始めるはずですが、その気配はなく。乗組員の一人と操縦士があちこちに電話をかけまくっています。座席の下から太いホースも取り出されました。

どうやらこれはガス欠らしい。と、気づき船員に聞くと「ハビス(Habis、終わったの意味)」という返事が。

タラカンまでほんのあと少しというところで足止めです。20分くらいで別のスピードボートがやって来て、ガソリンを2タンクデリバリーしてくれました。給油ののち、やっと再出発です。

タラカン到着:午後1時間半

タラカン港

タラカン港はバリックパパンやスラウェシ島行きのペルニ船が発着する、大きな港です。

途中、トラブルがありましたが、なんとか無事にタラカンに着きました時刻は午後1時半でした。

このあとその足でマレーシアとの国境の街、ヌヌカン(Nunukan)まで移動しましたが、詳細は次の投稿で。

ベラウ(Berau)経由でタラカンに行く方法

私たちはマラトゥア島を日曜に出るタラカン行きのスピードボートでタラカンまで行きましたが、その他にベラウ経由でタラカンへ行く方法もあります。

マラトゥアからベラウ(タンジュンレデップ)までは、毎日船が出ているようなので便利です。ベラウまでスピードボートで行き、そこから陸路でタンジュンセロール(Tanjung Selor)まで行きます。タンジュンセロールからはタラカン行きのボートが頻繁に出ているようなのでこれを利用してタラカンまで行けるはずです。

詳しくはゲストハウスの人や地元の人に尋ねてみてください。

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