ボホール島バトゥアンに2泊したあと、シュノーケリングができるビーチ、アンダ(Anda)へ移動しました。
バトゥアン(Batuan)からアンダ(Anda)への行き方
バトゥアンのホームステイに2泊したあと、アンダビーチリゾートを目指します。アンダへはバスを乗り継いで行くことになりますが、バトゥアンからのルートは2つあります。
アリシア(Alicia)経由
バトゥアンから北東に向かい、カルメン経由でアリシアまで行きます。そこでアンダ行きのバスかその他の交通手段に乗り換えます。アリシアからアンダ行きのバスはそれほど多くないため、乗り換えの待ち時間が長くなる可能性があります。
ロイ(Loay)経由
バトゥアンから南西に向かい、海岸沿いのロイ(Loay)でアンダ行きのバスに乗り換えます。全体の移動距離はこちらの方が長くなりますが、ロイからアンダ行きのバスは頻繁出ているようで、乗り換えはスムーズかもしれません。
バトゥアンからアリシア経由でアンダまでの旅
いずれかのバスもバトゥアン市場から乗車します。宿泊していたホームステイで、バトゥアン市場までの車を手配してもらうことができました。
市場についたのは午前7時10分。市場の前にバス乗降エリアがあり、ベンチ座って待つことができます。デスクに職員らしきおばさんが座っていて、アリシアまでのバス運賃は一人85ペソだといわれました。
ロイ行きのバスが先に来たらそちらに乗ろうかとも考えましたが、アリシア経由の方が走行距離が短いため、できればそちらで行こうと考えました。
10分も待たないうちにアリシア経由ウバイ(Ubay)行きのバスが来たので、これでアリシアまで行くことにしたのです。
アリシア行きのバスに乗ったのは7時20分ごろ。バスはカルメン、サルバドール(Salvador)、棚田で有名なピラール(Pilar)を経由して、ボホール島の田園風景の中を走ります。通学通勤時間と重なっていたため、カルメンからサルバドール手前までは車内が混み合いましたが、そのあとは空席がちになりました。
バトゥアン市場からアリシア市場までの距離は43kmです。アリシア市場には午前8時50分でした。
アリシア市場でパンを買ったあとアンダ方面行きのバスを待とうとバックパックを下ろした数分後のことです。バスがやってきました。
ハグナ(Jagna)経由タグビララン(Tagbilaran)行きのバスに乗り、アンダビーチ手前の街、ギンドルマン(Guindulman)で途中下車します。そこで乗り換えてアンダビーチへ向かいました。このバスはエアコン付きだったので通常バスよりも20パーセント高くなり、ギンドルマンまでの運賃は一人45ペソでした。
アリシア市場を出発したのは午前9時。ギンドルマンまでの距離は約20kmです。ギンドルマンのアンダビーチ行き交差点でバスを降りたのは午前9時半ごろでした。
バスを降りるとき、バスの若い車掌から「アンダビーチまでのトライスクルは一人80ペソくらい」だと教えてもらいました。予約したゲストハウスに聞いたときは「トライスクル1台あたり300ペソくらい」といわれていたので、その半額です。
バスを降りてから朝ごはんを食べようと思い、少し歩いたところにあったフードスタンドに立ち寄りました。そこでパンシット(Pancit:焼きそばあるいは焼きビーフン、あるいは両方が混じったもの)を食べました。そこで売り子のおばさんに聞くと、アンダビーチまでのトライスクルは「多分一人50から60ペソだと思う」といわれました。だんだんと価格が安くなっていきます。
フードスタンドを出て交差点に向かって歩こうとしたとき、ちょうどうまい具合にバイクタクシーが止まりました。アンダビーチまでいくらかと聞くと、「500ペソです」と言います。丁重にお断りして、交差点まで歩き、そこで流しのトライスクルを待つことにしました。
そして待つこと数分。ダメもとで手を挙げると、親切な地元の人が運転する車が停まり、アンダビーチまで乗せてもらえることになりました。結局、交差点からアンダビーチまでの交通費は無料。ゲストハウスへ至る交差点で下ろしてもらい、そこから歩いてゲストハウスへチェックインしたのでした。
アンダビーチ
アンダはボホール島南東にある街で、複数のビーチや洞窟などがあります。街の中心は南東の端にありますが、そこから東に向かってビーチが広がっています。
私たちが泊まったのは、アンダビーチリゾートの中でも最も安い宿泊施設の一つ、ワンピースビーチリゾート(1PEACE beach resort)です(スタンダードダブルルーム1泊1200ペソ)。詳しいレビューはGoogleマップに掲載しますが、ゲストハウスの眼の前にビーチがありそこから沖へ泳いでドロップオフまで行くことができます。
到着したその日にドロップオフまで泳いで、10匹以上の海亀を見ました。ドロップオフまでは満潮時だとけっこう距離がありますので、フィンを付けてのシュノーケリングをおすすめします。
残念ながら翌日はクラゲが多すぎて長時間泳ぐのは控えました。
アンダ観光案内所
泊まったゲストハウスはアンダの街から3km以上離れていましたが、歩いて街まで行ってみました。
アンダの街中心には市場があり、パブリックビーチが広がっています。その脇に観光案内所があります。観光案内所のスタッフはとても親切に見どころを説明してくれました。
アンダパブリックビーチ(Quinale Beach)
アンダパブリックビーチは白い砂浜が3kmにわたって伸びるビーチです。ボホール島からアクセスできる有名なビーチにアロナビーチがありますが、アンダビーチの方が知名度が低く静かなようです。ただし、週末は国内の観光客で混み合うそうです。
アンダビーチで泳ぐには使用料(Enviromental Fee)として一人30ペソ払う必要があります。
アンダ教会(Anda, Bohol Parish Church)
1886年に建築が始まり、1926年に完成された教会です。ビーチの方へ向かって建てられています。外観はシンプルですが、中はカラフルに装飾されています。
祭壇も素晴らしいですが、天井の絵画が印象的です。見上げてじっくり鑑賞してみてください。
ボホール島脱出!
バトゥアンで2泊、アンダビーチで2泊と、ボホール島には合計で4泊しました。そして、次の目的地はセブ島です。バスで一気にタグビラランまで戻り、セブ島行きのフェリーを探します。
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