ギリシャ時代には「アッソス(Assos)」の名で栄えた街、ベフラムカレ(Behramkale)に1泊して観光しました。
観光スポットとして古代遺跡があり、またエーゲ海に面するビーチも近いです。今回はビーチには行っていませんが、アッソスの街を散策したので、その見どころについて書いておきます。
ベフラムカレ(アッソス)について
ベフラムカレ(Behramkale)はトルコのチャナッカレ県アイヴァジュク地区のエーゲ海沿岸に位置する街で、古代ギリシャの都市アッソス(Assos)があった場所です。地元の人には今でも旧名の「アッソス」と呼ばれているため、この呼び名の方がよく通じるかもしれません。
ベフラムカレではエーゲ海に面したビーチで海水浴や日光浴を楽しむこともできますが、丘に上がるとそこには古代都市アッソスの遺跡が広がっています。2017年にトルコのユネスコ世界遺産暫定リストに登録されました。
ベフラムカレ(アッソス)の街
私たちはアッソスの丘にあるアッソス遺跡近くに宿泊しました。スーツケースと非常に相性の悪い、石畳の坂道が迷路のように街中に広がっています。
かわいい感じの街並みに、カフェやレストラン、土産物店が軒を連ねています。モスクやアッソス遺跡への入口もあり、写真を撮りながらぶらぶら散策するだけでも楽しめました。
アッソス遺跡
ベフラムカレ(アッソス)の街の坂道を上ったところに入口があります。敷地内には、紀元前530年ごろ建てられたアテナ神殿や紀元前2世紀の体育館、アゴラ、劇場などが含まれています。
入場料は外国人一人250リラ。私たちはペルガモンアクロポリスを見学したばかりなので、今回アッソスアクロポリスは入場を見送りました。次回にとっておきたいと思います。
アリストテレス像
アッソスの有名な居住者が、哲学者アリストテレスです。アッソスの街へ入る交差点には、アリストテレスの像が立っています。
劇場遺跡
アッソス遺跡の中に含まれている劇場ですが、坂道を下る道から見ることができます。紀元前3世紀に作られたもので、5,000人収容可能な規模です。
画像はフェンスの外から撮った写真です。近づくことはできませんが、雰囲気はわかりますね。
ベフラムカレハーバー
ベフラムカレ(アッソス)の街から坂道をずっと下りて行くとハーバーがあります。少し先には小石のビーチも広がっていますが、ハーバー付近にもおしゃれなカフェやホテルが並んでいます。ぶらっと歩いて、また坂道を上って街まで戻ると、ちょうどよい運動になります。
ベフラムカレ(アッソス)の宿泊施設
ベフラムカレ(アッソス)では、Assos Agura Pansiyonに宿泊しました。街の中心から少し裏手に入ったところですが、テラスからの眺めが素晴らしかったです。多分、夕方に到着したためもあったと思いますが、二人で朝食付き1,500リラが、交渉の末1,000リラまでディスカウントされました。さらに詳しいレビューはGoogleマップに掲載しています。
ベフラムカレ(アッソス)での食事
ベフラムカレ(アッソス)には素敵なレストランがたくさんあります。その中でも評判のよいMeleksi Breakfast and Cafeに行ってみました。
マンティ(トルコ風餃子)やキョフテ(トルコ式ミートボール)もありましたが、隣のテーブルのお客さんがトルコ式朝食を食べているのを見て、夕方でしたが、私たちも朝食を注文することにしました。準備に30分かかるといわれましたが、その間にアッソスの街をお散歩。戻ってきた私たちを迎えてくれたのは、今までで最も豪華なトルコ式朝食でした。すでに日没後の午後8時でしたので、写真はあまり美しくありませんが、お腹は十分に満足。お値段も一人分350リラと豪華でしたが、それだけの満足感ありでした。詳しくはGoogleマップにも掲載しています。
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