ベルガマからベフラムカレ(Behramkale)あるいはアッソス(Assos)までヒッチハイクで行ってみた

ベルガマで1泊して世界遺産を見学したあと、ベフラムカレ（Behramkale、あるいはAssos）まで移動しました。

ベルガマからベフラムカレ（アッソス）までのヒッチハイクの旅です。

ベルガマからベフラムカレ、あるいはアッソスまでの道のり

エーゲ海沿岸にあるベフラムカレはアッソスという古代からの呼び方で親しまれています。ビーチがあるリゾートエリアですが、私たちはビーチではなく丘の上にあるアッソスの街を目指しました。

ベルガマからベフラムカレまでは約160kmです。ベルガマの街からはバスが出ていると思います。でも、トルコの都市によくあることですが、バスターミナルが街の中心から離れているのです。

さらにベルガマバスターミナルからバスで街を出る場合、海岸に近い道を走行することになります。でも、ベルガマから北に向かう山間道の景色が非常に美しいと聞きました。それならば、ヒッチハイクで北向きに行ってみようと考えたのです。

ベフラムカレ（アッソス）までは数本の交通手段を乗り継ぐことになります。私たちはベルガマを出たあと北側の幹線道路からEdremitへ向かい、クチュックユ（Küçukyu）を経由してアッソスまで行きました。

ベルガマから北西へ向かう山道は景色も美しいということで、街の北にある出口でヒッチハイクしました。まもなくして停まってくれたのはドイツ語教諭の女性で英語がよく通じ、助かりました。黒海地域に住む姪っ子を連れてKozak地区にあるカフェに行くということでそこまで乗せてもらうことになったのです。

ほどなく、目的地に到着。小さな村が点在するエリアに建つおしゃれなカフェです。ついでに私たちもコーヒーをごちそうになりました。

トルコ式エスプレッソを美味しくいただいたあと、森の中を散歩しに行くという彼女たちとお別れして、次の車を待つことに。

森の中のカフェ前でヒッチハイクです。次の車が見つかるまで時間がかかるだろうと思いきや、意外とすぐに停まってくれる車がありました。

沿岸の主要道路までは行かず、途中で右折して小さな村へ行く車で、その交差点まで乗せてもらうことになりました。

お兄さんが日本に住んでいるということで、写真を見せられ話をしているうちに交差点に到着。右折する彼にお礼いってここで下車しました。

この交差点は交通量は多いものの、私たちが行きたい方向に向かう車が少なくて、時間がかかりました。でも、しばらくして、付近の村に住んでいる若い夫婦に拾ってもらうことができました。

アイバルック（Ayvalık）まで行くということで、沿岸の主要道路の交差点まで乗せてもらうことになりました。途中、村の自宅によってから行くからと、お家まで連れて行かれたのですが、これが斜面に建つ素敵な家で、庭になっていたいちじくをいただきました。

彼らは荷物を取りに家に戻って来たようで、すぐに出発することになりました。クリスの大好きなサッカー話で盛り上がっているうちに主要道路に突き当りました。彼らはここで左折しますが、私たちは右へ進路を取ります。

片側2車線の大きな交差点で交通量は多いのですが、ヒッチハイクはしにくい雰囲気です。交差点の信号横に立っているトルコ人のおじさんがいて、「もうすぐEdremit行きのバスが来るよ」と教えてくれました。Edremitは私たちの行きたい方向にある街です。

バスが来る前にヒッチハイクできたらヒッチハイク行こうとしていたとき、本当にすぐにバスがきました。とりあえずこれでEdremitまで行くことに。

バスは満席ではありませんでしたが、途中の街でよく停まるためなかなか進みません。それでも午後2時半に乗って、Edremitには午後3時半に到着しました。バス料金は一人40リラ。バスはEdremitのバスターミナルに到着しました。

Edremitのバスターミナルに着くと、クチュックユ行きのバスが停まっていました。2分後に出発するというので慌ただしく乗車。クチュックユまでの距離は約35km、料金は一人30リラでした。

海水浴客であふれるエーゲ海沿いのビーチを横目に、クチュックユのバスターミナルに着いたのは午後4時45分ごろでした。

クチュックユのバスターミナルに着いたとき運転手に「アッソス（Assos）？」と尋ねると、アッソス行きのミニバン乗り場を示してくれました。

クチュックユからのミニバスが停車しているエリアに小さな建物があり、ここがアッソス行きミニバン乗り場になります。一応時刻表が壁に貼られていました。

それによると午後5時15分にミニバン出るということなので少し待ちました。アッソス行きのミニバンは夏季だけの運行かもしれません。

アッソスまでの距離は約25km、料金は一人50リラでした。少し高いですが、リゾート価格ということでしょうか。アッソスの街中心で下車したのは午後6時10分でした。ここからは歩いてゲストハウスを探しに行きました。