ベフラムカレ(アッソス)に1泊したあと、ブルガリアとの国境の街、エディルネ(Edirne)へ向かいました。
アッソスからエディルネまでは複数の交通手段を乗り継いでの旅になりました。
ベフラムカレ(アッソス)からエディルネ(Edirne)までの道のり
ベフラムカレ(アッソス)からは、エーゲ海沿岸を北西へ進み、途中にある街で歴史的観光地を巡ることもできます。でも今回はサクッとブルガリアまで抜けてしまおうと、国境の街、エディルネまで一気に移動することにしました。
アッソスから北に行ったところにチャナッカレ(Çanakkale)という大きな街があり、ここに行く交通手段は頻繁にあるようです。でも、その先のエディルネまで一気に移動できるバスがあることがわかりました。
いずれのバスもアッソスから乗ることはできず、北東にあるアイヴァジュック(Ayvacık)という街まで出て、そこからバスに乗る必要があります。前日にクチュックユからアッソスまで乗ったミニバスもアイヴァジュック行きだったので、アイヴァジュック行きの交通は頻繁に出ていそうです。
ベフラムカレ(アッソス)からアイヴァジュック(Ayvacık)
ベフラムカレ(アッソス)からアイヴァジュックまでの距離は20kmもありません。ドルムシュも運行しているようですが、私たちはヒッチハイクでアイヴァジュックまで行くことにしました。
アッソスの街から海岸の方へ下りる途中に、アイヴァジュック行きの交差点があります。アイヴァジュック行きのドルムシュもここを通るので、ここで待っていれば乗車できます。
しばらくするとトラックが停まってくれました。アイヴァジュックの近くまで行くというので乗せてもらえることになりました。
アイヴァジュックの先のチャナッカレ経由でエディルネまで行きたいというと、親切にもアイヴァジュックのバスターミナルまで送ってくれたのです。
アイヴァジュック(Ayvacık)でエディルネまでのバスチケット購入
あらかじめオンラインで、アイヴァジュックからエディルネまでのバスがあることを確認していました。それを参照しながら、バスターミナルにあった切符売り場でチケットを購入しました。
この時の時刻は午前11時半ごろでしたが、12時15分のバスは満席だといわれました。次のエディルネ行きは午後1時15分発があるということで(上の時刻表には書かれていませんが)そのチケットを購入することに。
アイヴァジュックからエディルネまでは約300kmの距離です。バスの料金一人500リラ。クレジットカードで決済しました。トルコ国内の電話を持っているかと聞かれ、ないと答えると、紙切れに手書きのチケットが手渡されました。国内の電話番号があればSMSか何かでチケットが送付されるのかもしれません。
出発まで時間があるため、切符売場で荷物を預かってもらい、お昼ごはんにシミット(ごまをたっぷりまぶしたトルコ式のパン)でも買いに行こうということになりました。坂道を上がったところにあるベーカリーでパンとペイストリーを買って、近くのお茶屋さんでお茶したあとふらっと散歩していたら、たくさん人でにぎわうマーケットに出ました。この街では毎週金曜に市が立つのだそうです。フルーツも野菜もむちゃくちゃ安かったのですが、荷物が重くなるので購入は断念しました。残念です。
エディルネ行きのミニバンに乗車
市場をひやかしているうちに時間になったので、バスターミナルまで戻ることにしました。バスは他の都市から来るので、まだ到着しておらず、しばらく切符売場で待ちました。出発5分前くらいになって、私たちのミニバンが到着。ほぼ予定通りの午後1時20分にアイヴァジュックのバスターミナルを出発しました。
チャナッカレ(Çanakkale)で乗り換え
午後2時半、ミニバスはチャナッカレの街で停車して多くの乗客がここで下車しました。エディルネまで行く私たちもここで下りるようにいわれました。そばに別のミニバンが停まっていて、これに乗り換えろというわけです。
アイヴァジュックからチャナッカレまでのミニバン運転手は運転が荒く、ヒヤヒヤする場面もありました。だから、車と運転手が変わるのは大歓迎状態で、エディルネ行きのミニバンに乗り換えたのです。私たちが乗り込んですぐ、エディルネ行きのミニバンは発車して、特に停まることなく一気にエディルネまで走行しました。
エディルネバスターミナルから市内までの移動
エディルネまで約5時間と聞いていましたが、実際には午後5時半にバスターミナルに到着しました。
エディルネのバスターミナルは街中心から8kmほど離れています。バスターミナルを出たところにあるバス乗り場から市バスで市内へと向かいました。
市バスは交通カードがあればタップして乗車できますが、カードがない場合はバスターミナル出口横にある切符売り場で切符を購入します。バスの切符は一人15リラでした。
路線バスなので、街の至るところで停車します。とても時間がかかりますが、仕方ありません。街の中心でバスを下りたのは午後6時半でした。そこからは歩いてホテル探しに行きました。
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