トギアン諸島のウナウナ島に滞在したあと、北岸にあるゴロンタロまで移動しました。
ウナウナ(Una Una)島からゴロンタロ(Gorontalo)までの行き方
ウナウナ島ではサンクトゥムに宿泊しました。そこから2.8kmの距離に街中心があり、公共ボート船着き場があります。
公共ボートのスケジュールは変更が多いそうですが、私たちが訪れたときは、毎週火曜日午前7時にアンパナ(Ampana)行きの船が出るということでした。アンパナまでは一人100,000ルピアで、週1便となりますが、ワカイ(Wakai)までの船はもっと頻繁に出ていて、一人50,000ルピアだそうです。アンパナまでの所要時間は約4時間。
アンパナからゴロンタロまでは通常であれば公共ボートが運行しています。ただしこのときはちょうどメンテナンス中ということで運休していました。2023年6月中旬から復旧するということです。
アンパナ-ゴロンタロ間の船が運行していないことで、トギアン(Togean)からゴロンタロへ移動するのが非常にめんどくさいことになります。
トギアン諸島からアンパナまで戻ったのち、その東にあるパギマナ(Pagimana)まで行き、そこから夜間船に乗ることができます。アンパナからパギマナまではチャーター車で500,000~700,000ルピアです。パギマナからゴロンタロ行きの船は日曜、水曜、金曜の午後8時に出るということです。
このため、火曜日にウナウナ島からアンパナ行きの公共ボートに乗り、アンパナ付近で宿泊、翌日チャーター車でパギマナへ移動して水曜の夜行船でゴロンタロへ行くという選択肢もありました。しかし、私たちはイギリス人とフィンランド人のカップルといっしょにチャーター船で、北岸のマリサ(Marisa)まで行くことにしたのです。
ウナウナ島からマリサ(Marisa)まで船をチャーター
ウナウナ島はアンパナとマリサとの中間にあります。南のアンパナまでは約80km、北のマリサまでは約74kmです。マリサ方面の海は比較的波が高いため、あまり小さな船では心もとないです。ところが宿泊していたサンクトゥムはスピードボートを所有しておらず、隣のプリスティンパラダイス(Pristine Paradise Dive Resort)に問い合わせてみました。
プリスティンパラダイスには小さなスピードボートがあり、マリサまでは4,000,000ルピアで行ってくれるといいます。私たちは4人ですので、一人1,000,000ルピアということになり、少々お高いですが、アンパナ、パギマナ経由でゴロンタロに行くとしても全体の金額はさほど変わりません。そのため、思い切ってスピードボートをチャーターすることにしました。
朝7時半出発ということで話がまとまりました。マリサからゴロンタロまでは約160kmの距離なので、マリサからの車が手配できればその日のうちにゴロンタロに着けることになります。
ウナウナ島からマリサへ出発:午前8時
午前7時半にプリスティンパラダイスへ行くと、船はすでに桟橋でスタンバイしていました。
この日は夜明け前に雷雨がありましたが、私たちが出発するころには天候は落ち着いていました。それでもマリサまでの海は東寄りの風による波が立っており、それをスキップするように高速ボートは進みました。そのため、波に乗るたびに船がアップダウンして座席の上でおしりがバウンドする状態が2時間続きます。
ウナウナ島のプリスティンパラダイスを出たのが午前8時前で、マリサ到着は午前10時過ぎでした。たった2時間の距離ですが、マリサに到着したときは、「やっと着いた」という感じでした。
マリサからゴロンタロまでのチャーター車
マリサの船着き場は小さいながらもこざっぱりしています。海岸沿いに数軒のレストランやカフェが並んでいます。もしかしたら週末は国内の観光客で賑わうのかもしれませんが、平日のこのときはとても静かでした。
そのうちの1軒でアイスティーを飲んでいると、バイクに乗ったインドネシア人が現れました。どうやら、プリスティンパラダイスのオーナーがこの人に連絡してくれたようで、ゴロンタロまでのチャーター車を手配してもらえました。料金は、ゴロンタロまで車1台550,000ルピアです。
アイスティーを飲んでトイレを済ませたらさっそく出発です。午前11時前でした。
途中でフルーツ店に立ち寄りました。サラックは1kg25,000ルピア、バナナを小さめの1房5,000ルピアで買いました。そのあとはゴロンタロまで一気に走行します。
マリサの街を出るときに、レストランへ立ち寄ってくれたのですが、11時前でお腹が空いておらず、素通りしました。そのためゴロンタロまで食事休憩なしで走り抜けることになったのです。
ゴロンタロのホテル到着:午後2時40分
11時前にマリサを出発し、ゴロンタロのランドマーク、リンボトタワーに着いたのは午後2時でした。
宿泊しようと思っていたニューメラティホテル(New Melati Hotel)には午後2時40分ごろ到着しました。でも、部屋代に折り合いがつかず、他のホテルへ行くことになります。
車はチャーターですので、ホテルが見つかるまで付き合ってくれます。このあと別ホテルに宿泊を決め、翌朝はジンベイザメを見るためのシュノーケリングへ出かけました。
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