アルスランボブはキルギスタン南部にある小さな村です。ここに滞在して、ハイキングを楽しんでおります。居心地がよくて、もう一日、もう一日…と、滞在が伸び伸びになっているところです。
アルスランボブに滞在する目的は、ハイキングやトレッキングです。他の地域もそうですがキルギスタンはとにかく自然が美しいのです。
今回の投稿では、アルスランボブの大きな滝へのハイキングを紹介します。
アルスランボブの滝
アルスランボブには2つの滝があり、それぞれ「大きな滝」と「小さな滝」と呼ばれています。滝の名前はないのかというと、ないようで、地図にも「Long Waterfall」とか「Small Waterfall」としか表記されていません。
小さな滝の方は、前回の「世界最大のくるみの森ハイキング」のルートで立ち寄りました。大きな滝は街中心の北にあり、小さな滝よりも遠いです。今回は街中心から大きな滝までハイキングしてきました。
アルスランボブ街中心から北へ向かう
前回のくるみの森同様、CBTオフィスから北へ向かい、橋を渡って動物マーケットの脇を北上します。川に沿って坂道を上って行きます。
キルギスタンでのハイキングルートはGoogleマップよりもMaps.meの方がわかりやすいので、私たちもMaps.meを頼りに歩きました。
大きな滝は川の西側に位置しているため、東岸の道を歩く場合、どこかで橋を渡る必要があります。滝に近いところでは川を渡る橋が壊れていて渡れなかったので、その手前の時点で西岸に渡っておきましょう。私たちは、街中心と大きな滝のほぼ中間距離にある橋を渡り、西岸を歩いて行きました。
ジープにヒッチハイク
途中で、他の旅行者がチャーターした車が通りかかり、乗せてもらうことになりました。私たちは歩く気まんまんだったのですが、チャーター車には運転手と旅行者一人しか乗っていなくて、後部席に重みがある方が安定して走りやすいのだそうで。
じゃ、乗せてもらうか、ということになり、大きな滝の駐車場まで送ってもらいました。
駐車場から滝壺まで歩く
駐車場から先は車両は入れないので歩くことになります。一応、石畳っぽく歩道が途中まで整備されていました。でも滝の間近に行くには岩がゴロゴロする川辺をよじ登るように上がって行きます。
足場は濡れていて滑りやすく、水しぶきで足元はけっこう濡れました。滝そのものはそれほど大きいわけでもないのですが、旅行者はそのアスレチックな雰囲気を楽しんでいるようでした。
来た道を戻ってアルスランボブの街へ
帰りは来た道をほとんどそのまま引き返す形で歩いて街まで戻りました。といっても、滝のところで出会った国内旅行者カップルの車に乗せてもらったので、全行程を歩いたわけではないのですが。
朝は午前9時頃にゲストハウスを出発し、戻ったのは午後1時半頃でした。
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