ウズベキスタンの首都タシュケントは人口約200万人規模の都市です。
私たちはクアラルンプールからタシュケントに入ったあと、2泊して街を散策しました。
なお、7月下旬にタシュケントを再訪問したので、そのときの観光地を追記しています。
- タシュケントの観光と見どころ
- ウズベキスタンホテル
- インターナショナルフォーラムパレス(Palace of International Forums)
- アミールテムールスクエア(Amir Temur Square)
- State Museum of the Temurids
- ウズベキスタン歴史博物館(State Museum of the History of Uzbekistan)
- 独立広場(Independence Square)
- Central Exhibition Hall of the Academy of Arts
- アート美術館(State Museum of Art)
- チョルスバザール(Chorsu Bazaar)
- Kukeldash Madrasah
- 国立サーカス場(National Circus of Tashkent)
- Hazrati Imam complex
- タシュケントロシア正教会(Tashkent Russian Orthodox Сenter)
- 聖心カトリック教会(Sacred Heart Catholic Cathedral)
- エコパーク(Eco Park)
- ドイツ福音ルーテル教会(German Evangelical Lutheran Church)
タシュケントの観光と見どころ
タシュケントはシルクロードの中継都市として発展しましたが、1924年にソビエト連邦に編入された後、1966年の大地震で多くの建物が崩壊しました。その際にロシア風の都市計画がなされたため、ソビエト連邦時代の雰囲気を残す建物が数多く残されています。
美術館や博物館もたくさんあり、これらを見学するのも主な観光見どころになります。ただし、外国人料金を設定しているにもかかわらず、英語での説明に乏しい場所や、館内での写真撮影はさらに追加料金が必要な場合もあります。私たちは今回のタシュケント訪問は建築物鑑賞に的を絞ってまわったため、博物館や美術館内へは入場していません。館内見学を検討している方は個別施設に関して口コミなどをチェックしてみてください。
その他に、タシュケントには地下鉄が整備されていますが、駅構内はそれぞれ独特のデザインで作られています。これらを観察して歩くのもおすすめです。
地下鉄駅のツアーについては別投稿にまとめていますので、本投稿ではそれ以外の見どころについてまとめておきます。
ウズベキスタンホテル
タシュケントを代表する老舗ホテルです。Amir Temurスクエアに面して威風堂々と佇む姿は美しいです。
このホテルの目の前からは、タシュケントのツーリストバスが出ています。午前中は逆行になるため、写真撮影は午後がおすすめです。
インターナショナルフォーラムパレス(Palace of International Forums)
ウズベキスタンホテルの隣にはインターナショナルフォーラムがあります。左右対称のファサードは斬新な印象で、いやでも注意を引かれることでしょう。ライトアップされた姿も美しいです。
アミールテムールスクエア(Amir Temur Square)
国民的英雄のアミールテムール像が置かれています。像の背景にウズベキスタンホテルやインターナショナルフォーラムパレスが見えて、絵になります。
State Museum of the Temurids
14世紀の統治者Tamerlaneに関する作品を集めた博物館です。緑色のドームが美しい建造物。入場は外国人の場合一人25,000ソム。
ウズベキスタン歴史博物館(State Museum of the History of Uzbekistan)
ウズベキスタンの歴史についての資料を展示する博物館です。ファサードの幾何学装飾が美しい。
独立広場(Independence Square)
地下鉄Mustakillik maydoni駅のすぐそばにあります。モニュメントはきれいですが、広場の中に入ることはできませんでした。
Central Exhibition Hall of the Academy of Arts
こちらも幾何学模様の装飾が美しい建築物です。時期に応じてさまざまな催し物が展示されているようです。
アート美術館(State Museum of Art)
ロシアやソビエト連邦時代の作品のみならず、アジア、西洋の美術作品を展示しています。建物は比較的無愛想なデザインです。
ここからは地下鉄を使って移動しました。
チョルスバザール(Chorsu Bazaar)
地下鉄Chorsu駅から地上に上がってすぐ。ありとあらゆるものが販売されている市場です。屋外に張られたテント店舗やBBQスペースなど、非常に広いです。
ドーム屋根のメイン建物の中では肉類、肉加工品が一階に、二階ではスパイスやお茶が主に扱われています。
中央アジアでは大きなスイカやメロンがよく取れるようで、これらを扱う店舗がたくさん建ち並んでいました。
Kukeldash Madrasah
土色のレンガで作られた建築は16世紀に建てられたものです。現在はイスラム教の教えを伝える場所として機能しています。
チョルスバザールの近くにあり、この周囲にもたくさんのテント店舗が軒を連ねていました。活気がある地区ですのでぶらっと歩くだけでも楽しいです。
国立サーカス場(National Circus of Tashkent)
円盤状の建物は遠くから見るとスペースシップのような形に見えます。柱にはサーカスのペイントが施されており、レトロ感を醸し出しています。
Hazrati Imam complex
モスクや博物館などイスラム建築物の複合施設です。いずれも美しい建築物で、旅行者に人気のスポットとなっています。
巨大なミナレットが遠くからでもよく見えます。正面入り口は午後は逆光になるので、写真撮影は午前中がおすすめです。
ギフトショップもたくさんあるので、土産物探しにもよいでしょう。
ここからは、2023年7月28日にタシュケントを再訪問したときに訪れたスポットになります。
タシュケントロシア正教会(Tashkent Russian Orthodox Сenter)
1872年に建てられたロシア正教会。教会内は撮影禁止です。本堂は薄水色と白色でペイントされ、屋根には黄金のドームが据えられています。何層にも重なる中央部は階層ごとに異なるデザインのアーチで装飾されています。内部は、豪華なシャンデリア掛けられた天井と壁の上部が青紫の色調の壁画で埋められています薄いブルーの壁と白い柱に、金箔をふんだんに使用した宗教画がよく映えます。
敷地内にはいつくかの建物があり、それぞれに異なる装飾様式で建てられています。タイルのモザイクで彩られた宗教壁画も美しいので、ぜひ敷地内をぐるっとまわってみてください。
聖心カトリック教会(Sacred Heart Catholic Cathedral)
ステンドグラス、ぶどうや麦穂をモチーフにした照明とデコレーションが美しい。外観はどちらかというとごつごつしていて、プラットフォームの上に建つお城のような印象を与えますが、内部は落ち着いてリラックスした雰囲気です。
エコパーク(Eco Park)
聖心カトリック教会の向かい側から広がる公園です。よく整備されており、さまざまな施設が含まれています。地元の人もスポーツレクリエーションや憩いの場として活用しているようでした。
ドイツ福音ルーテル教会(German Evangelical Lutheran Church)
エコパークの近くにある小ぢんまりとした教会です。私たちが訪れたときは閉まっていて、中に入ることができませんでした。
初めて礼拝が行われたのは1899年10月で、中央アジアにドイツ人がコミュニティを作った時代の教会です。
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