ヌクスはウズベキスタン西部にある小さな街ですが、ここから複数の観光スポットにアクセスできる。街なかの観光見どころはあまり多くありませんが、周辺には興味深い見どころがあります。
私たちはヌクスに2泊しました。ここからの観光とアクティビティについて書いておきます。
ヌクス美術館(イゴール・サヴィツキー美術館)
入場料は一人82,000ソム。
創設者のイゴール・ザヴィツキーはキエフ出身の芸術家です。この美術館には彼自身作品の他に、この地域、及びロシアのアヴァンギャルド作家の作品が多く収蔵されています。その他にウズベキスタンの民族衣装や装飾品を展示しているセクションもありました。
ロシアアヴァンギャルドの作品を集めた美術館としては、ロシア美術館次ぐ規模だといわれています。
私たちが訪れたときは、美術館の一部しか公開されていませんでしたが、十分に広く、時間に余裕をもって鑑賞したいところです。
砂漠の中の小さな街の美術館ですが、それだけでもヌクスに来る価値はあると思います。
モイナク(Moynak)の船の墓場見学
ヌクスから約200kmほど離れた場所にあるモイナク(Moynak)という街はかつて漁村として栄えた街でした。ところが沿岸のアラル海が、綿花栽培のための灌漑により急激に縮小。遠のいて行く湖岸線のあとに取り残された漁船が、今も砂漠の中に置き去りになっています。
この「船の墓場」が観光名所になっており、私たちも日帰りで行ってきました。ヌクスからのツアーに参加して行くこともできますが、私たちは自力で交通手段手配して行ってきました。
詳しくは別記事にまとめています。
古代要塞遺跡見学
ヌクス周辺には古代に作られた要塞が点在しています。これを回るツアーも開催されていて、私たちはヌクスからヒバ(Khiva)に移動しながらの要塞古城遺跡見学ツアーに参加しました。こちらも別記事にて詳しく書いています。
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