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ヒバ(Khiva)からブハラ(ブカラBukhara)まで鉄道の旅

ウズベキスタン

ヒバに3泊したあと、ブハラ州の街、ブハラ(Bukhara)へ向かいました。ヒバからブハラまで約430kmの距離を鉄道で移動しました。

ヒバ(Khiva)からブハラ(Bukhara)までの鉄道

ウズベキスタン鉄道の列車

ブハラ(Bukhara)はブハラ州の州都で、人口約23万人の街です。砂漠のオアシスとして栄えた古代都市で、その旧市街はユネスコの世界遺産に登録されています。

ヒバからブハラまでの距離は約430km。私たちは汽車で行くことにしました。前回はタシュケントからヌクスまでファーストクラス寝台車で旅しましたが、今回は2等寝台です。ヒバを午前9時12分に出発し、ブハラには午後4時17分に到着する便です。

私たちが旅した2023年7月の時点では、ブハラまでの汽車は夕方5時に出発する便もあり、こちらの方が人気があるようです。たぶん、エアコンがない日中の電車は暑いため、人気がないのでしょう。

2等寝台車にもエアコンはありません。最近の最高気温は摂氏48度とかですので、昼間の電車はかなり暑くなるのは覚悟の上で、寝台ベッドをオンラインで予約しました。

ウズベキスタン鉄道のアプリをダウンロードしてそこから切符を購入できます。ヒバからブハラまでの2等寝台車は1ベッド133,920ソムでした。

ヒバ鉄道駅までのアクセス

ヒバ鉄道駅

私たちはヒバの旧市街に宿泊しており、ヒバ鉄道駅までは歩いて15分くらいです。汽車は午前9時すぎ出発なのでその30分前には駅についていたいものです。そうなるとホテルを午前8時に出れば十分間に合います。

この時期、日中は暑いですが朝晩は過ごしやすいので、駅までは歩くことにしました。旧市街の東門を出てひたすら真っすぐ歩きます。新しい道ができていて歩きやすいです。

旧市街の東門を出て真っすぐ歩いていると、鉄道駅の建物が見えてきました。真新しい駅舎です。数年前までは、ウルゲンチまでしか鉄道が来ていなかったので、ウルゲンチから別の交通手段でヒバまで移動する必要がありました。今はヒバに汽車が停まるので、アクセスしやすくなっています。

ヒバ鉄道駅で寝台車に乗る

ヒバ鉄道駅舎

ヒバ駅に着いたのは午前8時20分ごろ。駅に向かって左手にある入り口から入ります。職員に切符を提示して荷物をスキャン。敷地内に入ったら駅構内の待合室で、改札が始まるのを待ちましょう。

アナウンスがあって他の乗客が動き出したら、改札開始です。プラットフォームへ移動し切符にある車両番号に従って乗車します。

各車両の前には車掌がいるので、切符を見せて車両番号を確認してから乗車します。

私たちの2等寝台はベッド4台ずつのコンパートメントになっています。細い通路にコンパートメントが並んでいて、ベッド番号が表示されています。やはり人気がない便らしく、私たち以外に乗っているのはほとんど外国人で、地元のウズベキスタン人は少なめです。空いているベッドもたくさんありました。

テーブルにはティーバッグと角砂糖のセットが置かれていました。飲料水とシーツ、枕カバー、ハンドタオルは列車が動き出してから配られます。

車両にはトイレもついていますが、駅に停車中は施錠されて使えません。

ヒバからブハラまでの鉄道の旅

2等寝台車のコンパートメント

列車はヒバ駅を定刻通り午前9時12分に発車しました。街を抜け田んぼや畑の間を走って、まず到着したのはウルゲンチの街です。ここで20分ほど停車。乗客が乗り込んできました。

ウルゲンチを出てしばらくすると乾燥地帯に入ります。さんさんと降り注ぐ太陽の下、エアコン無しはかなり暑いです。窓は上部4分の1ほどが開閉できるようになっていますが、通路側の窓からは砂埃が入ってくるので、閉じられてしまいました。

砂漠の中を進むこと数時間、ステップ平原に低木がちらほら見え、土が草むらに覆われるようになれば街は近いです。

ブハラ到着

ブハラ鉄道駅

ブハラに到着したのは、定刻通り午後4時10分に到着しました。

ブハラ鉄道駅は街の中心から約12km離れています。鉄道駅の出口周辺にはたくさんのタクシードライバーが客引きしていますが、間違いなくふっかけてきます。

私たちは配車アプリのYandexでタクシーを呼んで、予約したホテルまで行ってもらいました。19,000ソムでした。

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