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日本酒レビュー2023年4月

日本

日本に一時帰国する楽しみの一つが日本酒です。毎回、いろいろなお酒を楽しんでいます。

ここでは2023年4月に一時帰国した際に味わった日本酒レビューをまとめて紹介します。

七賢スパークリング酒: 山ノ霞(やまのかすみ)

山梨県の酒蔵、七賢(しちけん)が醸し出す、瓶内二次発酵スパークリング酒です。出来上がった酒を完全に濾過してしまうのではなく、オリを残すことで甘みと複雑なテイストを残留させています。

「山ノ霞」と名付けられているように、薄く曇った液体が、柔らかく発泡します。フルーティで爽やかな吟醸香がとても上品。甘すぎず、辛すぎす、飲み疲れしません。アルコール度数11度というのもやさしくてよいです。

近くのスーパーで、360ml入りボトルが1,000円でした。リーズナブルなのもうれしいです。また何度でも飲みたくなるお宝スパークリング酒です。

出羽桜吟醸本生

山梨のお酒。飲みやすいのに飲みごたえあり。アルコール度数15度、精米歩合50パーセント。火入れを一切行っていない本生ですが、どっしりとした重厚さがあります。どんな料理に合わせても色褪せしない、オールマイティ的な吟醸酒。

黒帯悠々

石川県金沢市のお酒です。特別純米酒。アルコール度数は15度、精米歩合は68パーセント。

吟醸仕込みで作った純米酒で、キレの良い辛口でありながら、ふくよかな味に仕上がっています。豊かな米の風味に柔らかな渋みが残ります。甘すぎず、口当たりがよく、飲めば飲むほどもっと飲みたくなるお酒です。

立山純米吟醸

富山県砺波市の純米吟醸酒です。アルコール度数15度、精米歩合59パーセント。

香りは控えめですが口に含むと米の甘みと旨味がふわっと広がります。うっすらと黄色く色づいています。スムーズで飲みやすく、飲み下した後にクリーミィでかすかにヨーグルトのような風味が鼻に抜けます。

バランスのよい優秀酒。

臥龍梅純米吟醸

静岡県静岡市のお酒です。熱海のファミリーマートに売ってました。色は少し黄色がかっています。開栓したとたん、フローラルな香りがふわっと上がります。

アルコール度数15度。味はライチのようなトロピカルフルーツの風味があり、後味に心地よい苦味がきます。カカオやコーヒーのような甘い苦味です。

臥龍梅の「臥龍」は地に伏して機会を待っている龍、すなわち英雄のことを指し、天高く飛び立つ人々へのエール酒なのだそうです。

朝日山純米酒

新潟県長岡市のお酒です。アルコール度数15パーセント、精米歩合65パーセント。香りは柔らかな米の香りで、飲むとほのかに甘いメロンのような味です。

常温かぬる燗が美味しいらしいのですが、旅行中のホテルなので、ぬる燗の温度調整はちょっと難しいのが残念です。

酔鯨特別純米酒

高知県高知市のお酒です。アルコール度数15パーセント、精米歩合55パーセント。

とてもスムーズで飲みやすいです。ほのかに甘く、香りは控えめ、毎日の晩酌として飲みたいお酒です。

久保田千寿純米吟醸

新潟県長岡市のお酒です。非常に口当たりがよく万人受けする味です。穏やかなフローラルな香り、バランスのよい味。切れがよく後味スッキリ。

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