トルコ、アンカラにやってきました。アンカラは特にすごい観光スポットがある街ではないので、どちらかというと観光者も少なめです。でも、その分ゆっくりと街歩きできるというメリットもありますね。
私たちは、今回アンカラには1泊だけしたので、その半日を街歩きに費やしましたアンカラでの街歩き、半日観光をご案内します!
大都市アンカラについて
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アンカラは、いわずとしれたトルコ共和国の首都です。中央アナトリア地方に位置しており、人口は560万人以上(2020年)で、イスタンブールに次いでトルコ第2の大都市です。
観光の見どころは、主にウルス(Ulus)と呼ばれる旧市街地に集まっています。私たちはウルス地区にホテルをとったので、徒歩で観光地をまわりました。
地図を見ているだけではわかりませんが、アンカラは意外と坂が多い街です。観光スポットを徒歩で巡る場合は、思ったより時間と体力を消耗したので、計画は余裕を持って立てるのがおすすめです。
アンカラ城(Ankara Castle)
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7世紀に作られた要塞です。丘の上にあり、トップからはアンカラの街を一望できます。
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入場無料です。この付近には美術館やアスラハネモスクなど、観光スポットが集まっているのでじっくり時間をとって散策してもらいたいです。周辺には小洒落たカフェや土産物店が軒を連ねる小道があり、雰囲気があります。
アスラハネモスク(Aslanhane Mosque)
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遠くからでもスッと空に向かってそびえるミナレットが見えたらそれがアスラハネモスクです。1290年に完成したこのモスクは、トルコ最古のモスクの一つです。その後何度か修復されており、最近では2010年から2013年に行われました。
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モスクの中に入ると24本の柱が支える美しい木造屋根が印象的です。女性は2階に上がることもできます。土足禁止で、靴箱がモスク内にあるので、そこになる靴を収めて見学しましょう。
アヒシェラフェッティン廟(Ahi Şerafettin Türbesi)
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アスラハネモスクの近くにありますが、このときは閉まっていました。1350年に建てられ、1947年に修復されています。
アナトリア文明博物館(Museum of Anatolian Civilizations)
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オスマン帝国時代の建物を利用した考古学博物館です。アナトリア考古学に関する資料が数多く収蔵されており、旧石器時代に始まり、新石器時代、初期青銅器時代、アッシリアの交易植民地、ヒッタイト、フリギア、ウラルティア、ギリシャ、ヘレニズム、ローマ、ビザンチン、セルジューク、オスマン帝国の時代へと順を追って展示されています。
ハクバイラムイ廟(Hacı Bayram-ı Veli Tomb)
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1429年に建てられた霊廟でモスクに隣接しています。このエリアは観光地としてよく整備されており、エスカレーターやエレベーターも設置されていました。
ユリアヌス記念柱(Column of Julian)
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362年にペルシア人に宣戦布告したローマ皇帝ユリアヌスが、遠征の途中アンカラに立ち寄ったことを記念して建てられた、高さ約15メートルの柱です。
アンカラのローマ浴場(Roman Baths)
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古代ローマ浴場の遺跡で、1937年から1944年にかけて行われた発掘調査で発見されました。現在は野外博物館として一般に公開されています。入場60リラ。入り口は交通量の多いÇankırı通りに面しています。
アンカラの宿泊施設
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アンカラではウルス地区にある、Dab Hotel Ulusに宿泊しました。新しくレノベーションされたようできれいでした。詳しいレビューはGoogleマップに掲載しています。
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