アルマティでの街歩きで訪れた観光スポットを紹介します。
- アルマティ(Almaty)について
- アルマティ中央モスク(Almaty Central Mosque)
- グリーンバザール(Green Bazar)
- ゼンコフ教会(Zenkov’s Cathedral)
- 栄光の記念碑(Memorial of Glory)
- カザフスタンホテル(Kazakhstan Hotel)
- ドヴォレツ・レスプブリキ(Republic Palace)
- ドヴォレツ・シュコリニコフ(Children’s Republican Palace)
- カザフスタン国立中央博物館(Central State Museum of the Republic of Kazakhstan)
- 独立記念碑(Independence Monument)
- A.カステエフ州立美術館(State art museum named of A.Kasteev)
- ドヴォレツ・ブラコソチェタニー結婚式場(Wedding Palace)
- アルマティの宿泊施設
アルマティ(Almaty)について
日本語では「アルマトイ」とも表記されるアルマティ(Almaty)は、カザフスタンの旧首都であり、人口150万人以上を抱える大都市です。
キルギスタンや中国との国境に近い場所に位置し、中世にはシルクロードの要衝として発展しました。今も、カザフスタンにおいて最大規模の都市となっています。
そんなアルマティの郊外からは紀元前10世紀から紀元前9世紀の遺跡が発掘されていますが、アルマティ市内には古代を感じさせる観光スポットはありません。しかし、ソ連時代にソビエト式建築様式によって建てられた建造物が点在しており、それらを鑑賞して歩くのも乙なものです。
アルマティの街歩きで見つけた観光スポットを紹介します。
アルマティ中央モスク(Almaty Central Mosque)
1999年に建てられた比較的新しいモスクです。もともとは1890年に建てられ、1987年に火災に遭ったモスクの跡地に建てられたものです。3,000人の礼拝者を想定して作られており、カザフスタンにおける最大規模のモスクの一つです。
遠くからでも認識できる、黄金のドームが特徴的です。白い大理石の壁に黄金ドームのミナレットは47メートルの高さがあります。正面入り口の青を基調としたモザイク装飾も美しいです。
グリーンバザール(Green Bazar)
アルマティ市民の台所、グリーンバザールには食品だけでなく、ありとあらゆるものが売られています。アルマティ最古のマーケットですが、思いのほか清潔でよく整備されていました。
カザフ人だけでなく、ロシア人や韓国人、中国人など、他人種が共存するアルマティですから、売り手も買い手も国際色豊かです。安いので買い物におすすめですが、その場合は現地通貨テンガの現金を用意してでかけましょう。カードは使えません。
ゼンコフ教会(Zenkov’s Cathedral)
パンフィロフ公園にあるロシア正教会です。1907年に完成された大聖堂は、釘を使わない木造建築です。その高さは56メートルで、世界で2番目に高い木造教会といわれています。
外観はポップな色で装飾されていますが、内部は厳かな上にきらびやかで美しいです。入場無料ですので、ぜひ教会内も見学してください。
栄光の記念碑(Memorial of Glory)
祖国勝利30周年を記念して建てられた記念碑複合施設です。永遠の炎は1975年に点火されました。記念碑彫刻は大胆で迫力があります。午後は逆光になるため、写真撮影は午前中がおすすめです。
カザフスタンホテル(Kazakhstan Hotel)
アルマティ市内で3番目に高い建造物で、高さは102メートル、26階建てです。1977年に完成された、アルマティを代表する4つ星ホテルです。
メタリックに輝く楕円形のビルはひときわ目立つランドマークです。屋根の円周に施された王冠のような黄金装飾はシンプルな造形に華やかさを加えています。
ドヴォレツ・レスプブリキ(Republic Palace)
1970年に建てられたコンサートホールです。2011年に改装され、ガラスを多様したモダンなデザインになりました。建物前の広場には噴水と、カザフスタンの詩人アバイの記念碑があります。私たちが訪れた8月には噴水で水遊びをする子どもたちでにぎわっていました。
ドヴォレツ・シュコリニコフ(Children’s Republican Palace)
子供たちに放課後教育を提供する施設として、1983年に完成し、2015年に改築されました。2,200人の子どもたちの利用を想定して作られており、800席の講堂、各種趣味グループの部屋、ジム、プールなどを備えています。
黄金のドームと主要建物の曲線的な壁が印象的な建築デザインです。屋外には自然素材をふんだんに使用した遊具もありました。
カザフスタン国立中央博物館(Central State Museum of the Republic of Kazakhstan)
アルマティ最大の博物館です。1931年に初めてアルマトイ大聖堂内に建設されたものが、1985年に建築された現在の建物に移転されました。カザフスタンの歴史的、考古学的、現代の文化的、政治的遺物の最も重要なコレクションが収蔵されています。
青くやや平べったいドームと、アーチではなく直線的フォルムでデザインされた建築様式が独特です。
独立記念碑(Independence Monument)
黄金の戦士記念碑とも呼ばれる独立記念碑は、カザフスタンの独立を記念して1996年12月16日に落成しました。
道路を挟んだ向かい側には独立広場があり、トレンディなカフェや屋台的なショップが並んでいます。
A.カステエフ州立美術館(State art museum named of A.Kasteev)
カザフスタン最大の美術館です。1976年に開館し、1984年にカザフスタンの芸術家アビルハン・カステエフ (1904 ~ 1973 年) を讃えて名前が変更されました。カザフスタンの作品を中心に、23,000点以上の作品が収蔵されています。
野外スペースにも彫刻が展示されており、ダイナミックな建造物との対比を楽しむことができます。
ドヴォレツ・ブラコソチェタニー結婚式場(Wedding Palace)
1971年にオープンした結婚式場で、2001年に再建、2013年に大規模な改築が行われています。円柱が2つ重なったフォルムは結婚指輪を象徴しています。シンプルですが印象的な建築デザインです。
アルマティの宿泊施設
アルマティではGostevoy Dom “Zhibek Zholy”に宿泊しました。シンプルな部屋ですが、トイレシャワー、エアコン付きで28米ドルと、アルマティにしてはリーズナブルだと思います。
しかも共有スペースが充実していて、材料を買ってくればすぐに調理できる状態のキッチンがあるほか、洗濯機やアイロンも備わっています。長期滞在にもピッタリ。さらに詳しいレビューはGoogleマップに掲載しています。
アルマティではD’Ramiホテルにも宿泊しました。オンラインホテル予約サイトではツインルーム1泊30,000テンゲでしたが、直接交渉して25,000テンゲにディスカウントしてもらいました。英語の上手なスタッフがいてコミュケーションが楽です。詳しくはGoogleマップで。
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