ディヤルバクルはトルコ南東部にある都市です。
観光スポットは街の中心に集中しているので、散策して楽しむことができます。
ディヤルバクルの見どころを紹介します。
ディヤルバクルの観光名所は歩いて見学できる
ディヤルバクルはトルコの南東部にある都市です。
2003年のデータでは人口589,000人ということですが、実際には100万人を超える規模の都市だといわれています。
大きな都市ですが観光スポットは街の中心部にかたまっているため、歩いて回ることが可能です。
見どころは多いので、少なくとも丸一日は時間をとって散策したいものです。
ディヤルバクルで見つけたおすすめの見どころを書き留めておきます。
ディヤルバクル城壁(Tarihi Mardin Kapı)
ディヤルバクルの市街地を歩けばいやでも目につくのが黒い石で出来た城壁です。
玄武岩で作られた城壁は、最もフルイ部分で3世紀にまで遡ります。
観光客でにぎわうGazi通りの南からは城壁に上ることができます。
ディヤルバクルのウルモスク(大モスク)
ディヤルバクルのオールドモスク。
これまで見てきたどのモスクとも異なる建築様式です。
1091年建立。ディヤルバクルの観光スポットの中でも最重要といってよいでしょう。
黒と象牙色のコントラストが美しいデザイン。ローマ時代のコラム様式のレリーフに、アラベスクデザイン。美しいアーチなど、見ていて飽きません。
たくさんのトルコ人観光客が訪れるのも納得です。
デンベイハウス(Diyarbakır Dengbêj Evi)
ディヤルバクルにはトルコ人以外に多くのクルド人も住んでいます。
そんなクルド人の文化をたたえるための施設です。
旧家屋の中庭でアルメニア音楽の演奏をやってました。
朝10時から午後4時半まで開館しています。
ベラムパシャモスク(Behram Paşa Camii)
1572年に建てられたモスク。
デンベイハウスのすぐ隣にあります。
メリエンアナ正教会(Meryem Ana Syrian Church)
入場料10トルコリラ。
ドームの中は美しくメンテナンスされています。
象眼細工のドアや保存状態のよい装飾物をじっくり鑑賞したいところです。
シェイマヤモスク(Seyh Mayar Cami)
特徴的なミレットを持つモスクです。
ミレットの足元が四足になっており、その下を通り抜けることができます。
ケルダニ教会(Keldani Kilisesi)
チャルダン教会です。
ディヤルバクルには多くのキリスト教徒が住んでいました(アルメニアおよびチャルダン)が、20世紀初頭の混乱の際にこの都市を離れた人が多いです。
スープギラゴス教会(Surp Giragos Kilisesi)
1376年に建設された、アルメニア教会です。
美しく広々とした教会内には、アルメニア教会音楽が流れていました。
コートヤードにはテーブルや椅子が設置され、人々がお茶やおしゃべりに興じていました。
ネビモスク(Nebi Cami)
玄武岩の黒と白い石のしましまが美しいモスク。
Cahit Sıtkı Tarancı Müzesi周辺
Cahit Sıtkı Tarancı 美術館自体はこのとき閉まっていて訪問できませんでした。
でも、その周辺は伝統的家屋が並ぶ、美しい路地を散策できます。
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