センポルナ(Semporna)で2泊したあと、コタキナバルまで一気に移動することにしました。
センポルナからコタキナバルまでは飛行機もありますが、長距離バスが手頃な価格で運行しています。私たちはセンポルナからコタキナバルまでのVIPバスに乗ってみました。
センポルナ(Semporna)からコタキナバル(Kota Kinabalu)までのバス
センポルナからコタキナバルまではおよそ530kmの距離があります。センポルナもコタキナバルも旅行者によく知られた街ですが、2都市の間は複数のバス会社がバスを運行しています。
センポルナからコタキナバルまでのバス乗り場はセンポルナの港近くに大型バスエリアがあり、複数の会社がオフィスを置いています。私たちはいくつかの会社で問い合わせてみました。
料金はバス会社によって異なり、50、あるいは60リンギットで、3列シートのVIPバスは60リンギットになります。所要時間も会社によって9時間〜11時間以上と差があるようです。
出発時刻はほとんどのバス会社が午前7時半にセンポルナを出発します。一部の会社は夜便も運行しており、午後7時半にセンポルナ発となります。
センポルナからコタキナバルまでのVIPバス切符購入
私たちは少し高いですが、所要時間9時間といわれたSentosa Expressのバスを選びました。コタキナバルまでの料金は一人60リンギットです。
宿泊していたMemory Boutique Hotelから北西に数ブロック歩いたところにSentosa Express Senexのチケット売り場とバス乗り場があり、そこで当日早朝切符を購入しました。朝6時頃でしたがすでにチケット売り場は開いていて、私たちのバスもそこに停まっていました。
チケット購入時に席を選びます。車内にはトイレがありますが、トイレから離れた前よりの席を選びました。チケットにはQRコードが印刷されています。
バスは午前7時半出発なので、7時15分には乗車するようにといわれました。
センポルナからコタキナバルまでのVIPバスに乗ってみた
いわれた通り7時15分ごろ、バス乗り場に戻り、乗車しました。切符には座席番号が記載されるのでそれに従って乗車します。
車内はデラックス3列シート、リクライニングができる幅広の各座席にはフットレスト、充電プラグが備わっていました。
VIPバスはエアコンが効きすぎて寒いこともあるので、長袖ジャケットを車内に持ち込み、バックパックはトランクに収めました。
センポルナ出発:午前7時半
バスは定刻通り午前7時半にセンポルナバスターミナルを出発しました。私たち以外に乗客は数人乗っていましたが、車内は空席が目立ちました。
午前10時頃、ラハダトゥ(Lahad Datu)のバスターミナルに停まりました。数人の乗客が乗り込む間、20分くらい停車していました。
ランチ休憩の場所に行くまでにチェックポイントがありました。迷彩服を着たオフィサーがバスに乗り込んできて乗客全員の身分証を確認します。私たち外国人はパスポートを提示しましょう。
ランチ休憩:午後1時半
ラハダトゥを出たあと、道路建設中の部分を通過することがありましたが、それ以外の道は状態がよくスムーズです。
午後1時半ごろ、ランチ休憩時間のため停車。レストランで食事を取りました。
アラカルトの注文もできるようですが、作り置きの惣菜を選ぶご飯セットの方が速くて、たぶん安いと思います。
ランチとトイレを済ませて、再びバスに乗り込みました。
コタキナバル到着:午後6時半
コタキナバルに近づくに従って交通量が増え、渋滞に巻き込まれました。けっきょく最終のバスターミナルに到着したのは午後6時半。当初の予定では所要時間9時間と聞いていましたが、大幅に超過して、11時間かかったことになります。
イナナムバスターミナルからコタキナバル市内までの移動
コタキナバル到着といっても、長距離バスターミナルはコタキナバルの郊外にあります。センポルナなどサバ州東部からのバスは、イナナムバスターミナル(Inanam Bus Station Terminal)に着きます。コタキナバル市中心までは10kmほど離れているので、さらにここから市内へ移動しなくてはなりません。
この日は水曜日でしたが、翌日はマレーシアの祝日で、バスターミナルは人でごった返していました。Grabでタクシーを呼んで、コタキナバル市内に予約したホテルまで12リンギット、約30分かかりました。長い一日でした。
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