ドゥマゲッティに1泊したあと、シキホール島に渡りました。
シキホール島はシュノーケリングやダイビングスポットとしてだけでなく、キリスト教と土着宗教が融合した「魔術」でもよく知られています。
ドゥマゲッティからシキホール島への移動についてまとめておきます。
シキホール島について
シキホール島はネグロス島の南東にある、マングローブや珊瑚礁に囲まれた小さな島です。
島を一周すると約80km、人口は約8万人(2000年)です。島全体がシキホール州都になっており、州都はシキホールです。
主な産業は観光業で、ドゥマゲッティだけでなくセブ島からも観光客がやってきます。シュノーケリングやダイビングスポット以外に、白魔術や黒魔術の島としても有名です。
ドゥマゲッティからシキホール島への移動
ドゥマゲッティからシキホール島への移動は船になります。複数のフェリー会社が運航しており、価格とスピードが異なります。
オーシャンジェットはジェット船ですが、一番高くて一人350ペソ。所要時間は50分です。
その他にモンテネグロやアリソン社などがあり、所要時間は1時間半以上ですが一人200ペソ程度なので割安です。
運航会社によってフェリーの時刻も異なります。またいくつかの会社は出発1時間前にチケット販売を停止するという情報もあります。乗りたい船が決まったら早めに手配するのがおすすめです。
ドゥマゲッティ市内をサクッと観光
ドゥマゲッティ宿泊した翌朝、シキホール島へ移動することを決定して、フェリー切符を買いに行くことにしました。
その前に軽くドゥマゲッティ市内を観光です。港まで道のりにある観光スポット写真をパチリ。
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遠目にも見えるオレンジ色のドーム屋根が目印です。サンゴの石でできた鐘楼です。
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ひときわ目立つ大聖堂です。1776年に建てられており、石造りの教会としてはネグロス島最古のものです。
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地元民の憩いの場所。夕方にはダンスを踊るグループが楽しそうでした。
公園から東に向かい、海沿いの道を港まで北進します。フェリー会社の切符売り場は港へ向かう道路に並んでいるので、そこで切符を購入します。
シキホール島行きのフェリー切符を購入
フェリーのスケジュールを確認したところ、朝10時に出るフェリーが2便あるということでした。モンテネグロとアリソン社ですが、モンテネグロはこの日10時の船は欠航だといわれました。すぐ近くにあるアリソン社のブースに行くと数人の人が並んで待っていました。
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5分くらい待ったあと、行き先とフェリーの時刻を伝えて切符を買いました。パスポートの提示を求められます。
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午前10時出発のシキホール島行きで、一人200ペソでした。
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切符には名前が印字されます。チェックインは出発30分前、つまり午前9時半に港に行くようにいわれました。
朝ごはん
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この日はまだ朝ごはんを食べていなかったので、切符購入した帰り道に小さな食堂に立ち寄りました。
調理済みのお惣菜が並んでいて指差し注文できます。野菜中心のおかずは一皿25ペソ、肉料理は30ペソからと、かなりリーズナブルです。
ドゥマゲッティ港でチェックイン
朝食後、ホテルへ戻り荷造りをしてチェックアウトしました。そこから再びドゥマゲッティ港まで歩きます。
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ドゥマゲッティ港の敷地内に入るところで、警備員に購入したチケットを見せて入ります。
ゲートをくぐって少し歩くと右手に建物が見えてきます。乗客はここから乗船します。
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入り口の左側にドゥマゲッティ港使用料のブースがあるので、そこで一人15ペソを支払います。
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港使用料を支払うとフェリー切符に使用料のレシートを貼り付けてくれます。これを持って建物に入りましょう。
入り口でレシート付きの切符を提示し、荷物をX線でスキャンします。中に入ると待ち合い室がありますが、このときすでに9時半を回っていて乗船が開始されていました。
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乗船口で再び切符提示して、歩いて乗船します。
ドゥマゲッティからシキホール島行きのフェリーに乗船
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「わかしお号」という名前がうっすら残っており、日本船のお下がりだということがわかります。
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岡山県玉野市宇野港から小豆島を結ぶフェリーだったみたいです。
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船に乗ると、室内と室外の座席があり、自由に座ることができます。このときは平日で満席ではなく、ベンチに横になって寝ている人もいました。
出発予定時刻は10時でしたが、少し遅れて10時15分頃出港しました。海は穏やかですが、どんより曇り空で小雨が降っていました。
シキホール島到着
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シキホール島に近づくに従って、空が明るくなってきました。
午前10時15分にドゥマゲッティを出たフェリーは、午前11時50分にシキホール島の船着き場へ到着しました。所要時間は1時間半程度。穏やかな運航でした。
到着した港の近くにあるレンタルバイク店でオートバイを借りて、予約したゲストハウスへ向かいました。
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