チョコレートヒルズなどで有名なボホール島に来ています。ボホール島はセブ島の南東にある、東京都の2倍程度の大きさの島です。
自然が豊かなこの島の観光地スポットは比較的集中しているため、日帰りで訪れる人もいます。私たちはボホール島に宿泊し、じっくり観光とアクティビティを楽しむことにしました。
ボホール島で訪れた観光スポットとアクティビティとして、チョコレートヒルズとパンガス滝を紹介しておきます。
タグビララン(Tagbilaran)からバトゥアン(Batuan)移動
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シキホールからのフェリーでボホール島タグビラランに到着したあと、ミニバスでバトゥアンへ向かいました。バトゥアンは、ボホール島のほぼ中央に位置する街です。市場と教会を中心に数軒のレストランがあり、ホームステイタイプの宿泊施設が点在しています。
タグビラランからバトゥアンまでは、ダオバスターミナル(Dao Bus Terminal)から、バスとミニバス(バン)が運行しています。カルメン経由ピラール(Pilar)行きのバスに乗り、バトゥアンで途中下車します。
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大型バスの場合はバトゥアンまで一人80ペソ、ミニバンは100ペソです(カルメンまではミニバンで120ペソ)。
ミニバンは乗客がいっぱいになれば出発するため、大型バスよりも頻度が高いです。私たちもミニバンで移動することにしました。
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私たちがミニバス乗り場に着いたとき、ちょうど先の便が出るところで、次の便を待つことになりました。でも、30分くらいで次のミニバスはいっぱいになり、出発することができました。
出発前に運転手から「バトゥアンのどこで降りますか」と聞かれたので、バトゥアン公共市場までと伝えました。市場から3kmくらい離れた場所にあるホームステイを予約していたのです。
午前11時半頃タグビラランを出たミニバスは、1時間ほどでバトゥアン市場へ到着しました。
バトゥアン宿泊とレンタルバイク手配
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バトゥアンではバリルグリーンホームステイ(BARRIL GREEN HOMESTAY)に泊まりました。シンプルな部屋ですが、オーナー家族がみなフレンドリーでとても快適に過ごすことができました。詳しいレビューはGoogleマップに掲載しています。
宿泊費用は1泊450ペソ前後。オンライン予約と直接予約で価格が異なる場合があるので問い合わせてみてください。ホームステイでオートバイのレンタルを手配してもらいました。オートマ車で1日400ペソでした。日数は24時間毎に計算されます。
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ボホール島の見どころをまわるにはオートバイが便利です。私たちはバトゥアンに2泊し、バイクで観光スポットを訪れました。
チョコレートヒルズ
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ボホール島の観光スポットの中でも最も有名ではないでしょうか。バトゥアン(Batuan)とカルメン(Carmen)との間に広がる、お椀を逆さにしたような形状の丘がたくさん並ぶエリアです。
乾季には丘の植物が乾燥してチョコレート色になることから、「チョコレートヒルズ」と名付けられました。
チョコレートヒルズが広がるエリアをバイクでドライブすることもできますが、展望ポイントから見下ろす景色は素晴らしいです。
展望ポイントは入場料100ペソで、チケットは1日有効ですので、同日なら何度でも訪問できます。
通常は地上の駐車場に車やバイクを駐車し、そこから専用バンで頂上まで連れていってもらうことになっています。ただ、私たちが訪れた午前7時ごろは時間が早すぎるためか、専用バンが運行しておらず、自分たちで頂上まで上りました。
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頂上に着くと赤い屋根の建物があり、その中にチケット販売ブースがあります。
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チケット販売窓口でチケットを購入します。あとで再訪問する場合はチケットを失くさないよう気をつけましょう。
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ここからの眺めも十分素晴らしいですが、階段を上ったところにある展望台からは、360度の風景が楽しめます。
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時間帯によって異なるチョコレートヒルズを望むことができます。
無料のチョコレートヒルズ展望スポット
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チョコレートヒルズ展望台の近くに無料の展望スポットもあります。有料展望台よりは低い位置になりますが、無料利用できるのはうれしいところです。
Googleマップにも掲載されています(Chocolate Hill free view point)が、観光地としては整備されていないので、丘を上る坂は狭い砂利道です。雨が降っているときや雨上がりのときは滑りやすくなるため、天気の良い日に行くのがおすすめです。
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無料ビューポイントでも、360度の眺めは美しいです。有料版に比べて知名度が低いため、時間帯によってはほとんど観光客がいません。360度のチョコレートヒルズを独り占めできるかもしれません。
パンガス滝(Pangas Falls)
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バトゥアンから南に少し行ったところにあります。主要道路を西に折れ、未舗装の道を3kmほど進みます。私たちが訪れた2023年5月の時点で、この道の工事が進行中でしたので、近い将来舗装された道ができるのかもしれません。坂道が連続する滑りやすい道ですので、天気の良い日に出かけるのがおすすめです。
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入り口に着くとすぐ隣にチケット売り場があるのでそこで入場料一人30ペソを支払います。
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チケット売り場のすぐ横に、滝へ降りる階段があります。
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滝には飛び込み台が設置されており、深さ12mの滝壺に飛び込むことができます。また、水が落ちる裏側には洞窟があり、ロープに捕まりながら岩場を歩いて入ることもできます。
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滝のトップからも滝壺へ飛び込むことができます。
アンダビーチリゾートへ
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このエリアにはこの他にもたくさんの見どころがあります。いずれもスポットまでのアクセス道が整備されておらず、雨が降るとアクセスしにくいのが難点です。天候のよいときを見計らって出かけてみてください。
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